社会学部NEWS

2019.04.12

人工知能の歴史について本を出しました

 数年前から話題になっている人工知能ですが、最近いくつか論考を出しました。
 ひとつは昨年10月に出版した書籍『「人工知能」前夜』(青土社、2018年)です。コンピュータと脳は似ている、という言説をよく目にしますが、なぜコンピュータと脳は「似ている」ことになっているのでしょうか? 「人工知能」という言葉が生まれる前にさかのぼり、機械と脳の関係に関する研究がどのように展開したか、それが現在の人工知能研究にどのように繋がっているかを歴史的に論じました。
 もうひとつは、4月12日に発売された雑誌『現代思想』2019年5月臨時増刊号「現代思想43のキーワード」に寄稿した「AI」という記事です。こちらでは、過去2度の人工知能ブームをふりかえり、それに照らして現在の人工知能ブームをどのように考えることができるかについて書きました。
 どちらも歴史に関する論考です。現在の状況を理解するには、歴史的経緯を分析することがしばしば役に立ちます。ぜひご覧いただければと思います。

(杉本 舞 准教授)