社会学部NEWS

2018.07.04

地方の時代映像祭

「地方の時代映像祭」という名のドキュメンタリー作品のコンコールが毎年11月に関西大学で催されます。そして、このコンクールへの出品作の応募期限が6月で、私にとっては、一年で一番忙しく、やや緊張する期間でもあります。3、4年次の学生が一年かけて制作したドキュメンタリー作品の中から優秀な作品を数本(今年は10本)選出し、それを映像祭の実行委員会へ送ります。出品作品は、実は春にはもう決まっています。そこから4、5月の間に、学生と共にもう一度全体を見直し、手を入れて仕上げます。他人の目を意識したことのない学生の制作物が、視聴者の目に耐える作品に生まれ変わる時です。
 関西大学のメディア専攻からの出品作は、市民・学生部門において6年連続で受賞しています。今年も勿論受賞を目指しますが、レベルは年ごとに上がっていて、賞レースは苛烈です。大学や市民団体のどんな作品が選ばれるのか、11月の贈賞式で発表されます。皆さんも会場を覗いてみてください。

(里見 繁 教授)