社会学部DAYS

2017.10.10

potluck party

  • 心理学専攻

 秋学期が始まりました。3年のゼミ生間の交流の場としてコンパがあります。酒の苦手な者にとってはしんどい場ともなります。座ったままで、横の者だけとの交流となることもあります。授業の第1週は導入でした。第3週以降の発表順番を決めた後、第2週をどうするかとゼミ生に相談したところ、発表準備にあけてほしいと言い出しました。
 この1回で何をやるかを話し合っている時に思い出したのが、Pennsylvania State Universityで参加したDepartment of Individual and Family Studiesのpotluck partyでした。参加の条件は、料理か、飲み物(アルコール厳禁)を一品だけ持参することでした。参加者は、教員、スタッフ、そして、学生です。関西大学の在外研究で滞在していた1986年とその後の1988の2回、参加する機会を得ました。Carolyn やFredとの写真は1988年の会場で撮影したもので、本棚の片隅でセピア色となっていました。大学町から車で20分程度の山の中のキャンプ場での再会や新しい出会いを懐かしく思い出します。
 関大内のとある所で、机の上に学生が持ち寄ったジャンクフードが山のようになりました。清水ゼミのポトラック・パーティの写真は残念ながらありません。喧噪の中で忘れたのは時間だけではなかったようです。その次の週、静謐な雰囲気のなかでゼミ発表が始まりました。

(清水 和秋教授)