観光列車の利用促進について調査しました
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観光列車の利用促進について調査しました
吉田ゼミの浅賀・音川・森本です。
私たちは、大学生を対象に観光列車の利用促進について調査しました。関西地方には、「しまかぜ」や「はなあかり」など多くの観光列車がありますが、
皆さんは観光列車に乗ったことがありますか?
このブログを見ている方は、何かしら観光列車に乗ったことがあるのかもしれないですね。ですが、まだ乗ったことがない、観光列車ってなに?という人も中にはいるでしょう。
豪華、非日常、少し敷居が高い----そんな印象を持つ人も多いかもしれません。私たちは今回、関西地方の大学生を対象にアンケート調査を行い、
「そもそも大学生は観光列車を利用しているのか?」
「利用しないとしたら、その理由は何なのか?」
という問いに向き合いました。調査の結果、明らかになったのは
"興味がない"のではなく、"知らない"という事実でした。関西には魅力的な観光列車が数多く走っています。
しかし、その存在や魅力が大学生に十分届いていないのです。さらに分析を進めると、
・SNSで情報を見たことがない
・プレスリリースを目にした記憶がない
・価格が分からず不安といった「情報不足」が、乗車への最大の壁になっていることが分かりました。
実際に、各鉄道会社のSNSでは、観光列車ごと個別のアカウントを持っているという事例は少なく、鉄道会社ごとにプロモーションを行い、その中に観光列車が写っている程度でした。本研究では、こうした課題を踏まえ、
YouTube・Instagram・LINEなどを軸としたSNSプロモーションの重要性を提言しています。これらについてまとめた論文を、2025年11月に公益財団法人関西交通経済研究センター主催の第18回懸賞論文に応募いたしました。大学生に"届く形"で情報を発信することが、若者の観光列車利用促進の第一歩になるのではないでしょうか。
近鉄・しまかぜ(筆者撮影)

近鉄・あをによし(筆者撮影)
