大阪駅周辺にて電動キックボードの利用についてアンケート調査を実施しました
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吉田ゼミ3回生の井上、森、古川です。
最近、電動キックボードに関するニュースを耳にすることが増えました。その中でも、事故が発生しているという話題は見逃せません。
私たち3人は、昨年8月19日に電動キックボードによる事故防止を目的に、大阪駅周辺で電動キックボードの利用者に対してアンケート調査を実施し、事故の原因や対策について考えてみました。
アンケート調査を通じ、いくつか気づいた点がありました。1つ目は電動キックボードそのものの視認性の悪さです。特に夜間は他の車両から視認されにくいことがわかりました。2つ目は交通ルールの認知不足です。電動キックボードの利用者の中で交通ルールを分かっていない人が多くいました。
調査を通じて、以下のような対策を提案したいと思います。1つ目が視認性向上のために反射材装着です。視認性の向上をすることで他の車両との接触事故リスクを軽減することが期待されます。2つ目は電動キックボード利用者への安全教育です。交通ルールや安全意識を啓発することで事故リスクを軽減します。電動キックボードは、今後さらに普及が進むと考えられるため、それに伴い安全性への配慮も重要になります。今回の調査が、少しでも電動キックボードの事故防止につながれば幸いです。
私たちはアンケート調査の分析結果をまとめ、昨年11月には公益財団法人関西交通経済研究センター主催の第17回懸賞論文に応募いたしました。
(↑)電動キックボード(LUUP HPより)