所蔵資料

大阪の写真集(大正・昭和期)大阪の写真集(大正・昭和期)(おおさかのしゃしんしゅう たいしょう・しょうわき)

大阪の写真集(大正・昭和期)(おおさかのしゃしんしゅう たいしょう・しょうわき)

 「大阪都市地図集成」とともに、大阪の都市景観の調査・研究を進める上で基礎となる資料です。『大阪新名所 新世界』・『大阪府写真帖』・『昭和の大阪』の三冊で、それぞれ大正・昭和期の大阪の写真帖です。『大阪新名所 新世界』(大阪土地建物株式会社、1913年)は、初代通天閣開業を記念して作られた写真集で、隣接する遊園地「ルナパーク」や劇場・映画館などが活写されています。『大阪府写真帖』(大阪府、1914年)は、陸軍大演習を統括する大正天皇の行幸に際し、大阪の現状を報告するために大阪府が発行した写真集です。旧来の名所旧跡だけではなく、府内の主要な施設も掲載されています。『昭和の大阪』(大阪朝日新聞社、1929年)は、大大阪時代を迎えた大阪の盛観を網羅した写真集で、水族館・野球場・ゴルフ場などの娯楽施設が収録されています。

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