作品紹介

 

このサイトでは、センターが所蔵する「京阪土産名所図画」と「赤松麟作 版画集 大阪三十六景」の作品から掲載しております。
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京阪土産名所図画 表紙

京阪土産名所図画

 大阪と京都の名所を描いた摺り物。作者は明治時代に大阪で活躍した浮世絵師林基晴はやしもとはる(1858~1903)で、明治28年(1895)に大阪市東区安土町の古島竹次郎によって発行されたものです。
 大阪と京都の名所が10カ所ずつ描かれ、明治時代に親しまれた大阪名所がわかる作品です。

(作品の大きさ 縦:18.5cm 横:25.0cm)


赤松麟作 版画集 大阪三十六景

赤松麟作版画集 大阪三十六景

 大阪で活躍した洋画家赤松麟作あかまつりんさく(1878~1953)の版画集。昭和23年(1948)ごろに出版された木版画集を、明治百年記念限定出版として株式会社学修社が復刻したものです。大阪府内の36カ所が描かれています。
 赤松麟作は、岡山県津山生まれ。明治37年(1904)に大阪朝日新聞社に挿絵記者として入社。退社後は洋画家として多くの作品を描きました。大正15年(1926)には心斎橋丹平ハウスに「赤松洋画研究所」を開設し、佐伯祐三さえきゆうぞうなど多くの画家の育成にもあたりました。

(作品の大きさ 縦:26.3cm 横:37.5cm)