黒田正宏さん講演会「プロ野球に学ぶリスクマネジメント」に参加して

執筆者 関西大学 社会安全学部 亀井克之 ゼミナール 3年 / 福知山成美高校 硬式野球部OB 西山竜矢

現役時代は南海ホークス、西武ライオンズでプレーし、ヘッドコーチや編成部長として阪神タイガースに15年間在籍された黒田正宏さんの講演会に参加しました。

黒田さんは人生とは何かという問いに対して、人生とは出会いであるとおっしゃられていました。その発言にとても共感を抱きました。私も小学校から野球をしていますが、野球で出会った人達の多くが今でも友人として関わりを持っています。また、中学校の時に出会った塾の講師に「お前には野球は無理や」と言われたことがきっかけで高校は野球の強いところへ行こうと決断しました。そして、甲子園出場の夢も果たすことができました。出会いは本当に人生だなと感じさせられました。

講演会動画 https://youtu.be/zP47PCruDwM

黒田 正宏 講演会 内容

「プロ野球に学ぶリスクマネジメント

人生の岐路となった1982年の思い出と捕手・参謀人生」

関西大学経済・政治研究所 関西ファミリービジネスのBCMと東アジア戦略研究班/関西大学 KUMC10周年 大阪外国語大学・大阪大学軟式野球同好会トレフォール40周年/後援 日本リスクマネジメント学会

2022年11月23日(水・祝)16:40-17:40(予定)関西大学高槻ミューズキャンパス602教室

1. まず、プロ野球界でさまざまな経験から、人生とは何か

2. 姫路南高校時代の思い出

3. プロ入りされた南海ホークス時代の思い出。野村克也さんの思い出。

かつて南海ホークスがあった。監督・四番・捕手が野村克也さんだった。

4. 丁度40年前の1982年、南海から西武ライオンズに移籍されて日本一に。

人生の転機となった1982年の思い出。

・1982年中日との日本シリーズ。第1戦〜第4戦先発マスク。第1戦勝

利打点。

・1983年巨人との球史に残る激闘の日本シリーズ。球界の覇権を争う。

・1985年阪神との日本シリーズ。阪神が唯一、日本一になった時の日本シリーズ。

5. 現役引退後は、西武ライオンズでコーチ。1986年-1988年3年連続日本一。根本陸夫管理本部長と西武ライオンズ黄金時代の思い出。

6. 阪神タイガース時代の思い出1999年に野村克也さんが監督になると、阪神タイガースに。約15年間所属。2003年の星野仙一監督時代の優勝の思い出。

7. 2005年の岡田監督時代の優勝の思い出。

8. 現在は、サンケイスポーツの解説者として「軍師の断」を連載。

ずばり、2022年岡田新監督の阪神タイガースへの期待。

9. リスクマネジメント論、リーダー論、組織論、

捕手としての経験、参謀(コーチ・編成部長)としてのご経験から。

・3つのリスク

⓵ミスを「防ぐ」、⓶相手の攻撃から「守る」、⓷リスクを「とる」ことで挑戦する

・4つの「定」

① リスクを「特定」、⓶どのような影響あるか「想定」、⓷リーダーとして「決定」、

④ 失敗や教訓から学び「改定」

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