熊本ワイン訪問

執筆 亀井ゼミ いけざきみな

卒業研究の一環として、熊本ワインを訪問し、幸山賢一社長にお話しをうかがいました。

2016年の熊本地震で、熊本ワインでは、大型タンクが揺れ動き、配管が外れるなどの被害を受けました。地下に保管していた瓶が割れ、床にワインがこぼれて、足を踏み入れるだけで、酒酔いするような状況だったそうです。

熊本ワインは1999年に熊本県で最初のワイナリーとして設立され、熊本県内のぶどうを使ってワイン造りを始めました。山鹿市菊鹿町に契約栽培のぶどうを植え付けました。以来、20年、数々のコンクールで入賞するほどのワイナリーになりました。特にシャルドネの評価が高く、「菊鹿シャルドネ」は入手困難になるほど人気があります。

2018年10月から「日本ワイン」の定義が明確になり、ますます注目されている日本ワインの生産。社長の幸山賢一さんは「世界に通用するワイン」造りを実践し、世界を見据えておられます。

2018年11月には菊鹿ワイナリーをオープン。そこには自社畑も作られ、ピノノワールを含むさまざまな品種が植えられています。自社畑のぶどうを使ったワインの醸造にも大きな期待が寄せられています。

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幸山社長は丁寧に質問にお答え下さり、本当に親切に案内して下さいました。

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主力ブランド「菊鹿シャルドネ」