海外へ行くときの基礎知識

 海外渡航中にはちょっとした体調不良になることが起こり得ます。滞在期間が長くなるほど、その機会が多くなります。普段意識していないようなことでも、海外に出る時には十分注意しなければなりません。

出かける前に

予防接種・健康診断

 海外では、さまざまな原因で感染症にかかるリスクがあります。現地の医療事情やかかりやすい病気等を確認しておきましょう。場合によっては、入国時に予防接種や健康診断証明書の提出を要求する国(地域)があります。
 また、小児期の予防接種歴を母子手帳から確認しておきましょう。
〈参考〉予防接種が受けられる施設(詳細は問い合わせてください)

施設名 所在地、電話番号、URL
大阪市立総合医療センター
渡航者ワクチン外来

大阪市都島区都島本通2-13-22
TEL06-6929-3634
www.osakacity-hp.or.jp/ocgh/inv/spe/vaccine.html

りんくう総合医療センター
国際渡航ワクチン外来
泉佐野市りんくう往来北2-23
TEL072-469-3111
www.rgmc.izumisano.osaka.jp/outpatient_guide/travel_vaccine/
梅田トラベルクリニック 大阪市北区梅田1-12-17 梅田スクエアビル11F
TEL06-6344-6701
www.umedatc.com/

*その他の医療機関や相談先を探す参考にしてください
 日本渡航医学会ホームページ  plaza.umin.ac.jp/jstah/index2.html

最新の感染症流行情報の確認

 渡航先の衛生状況や、今どんな感染症が流行しているのかなどの情報を事前に入手し、注意項目を確認しておきましょう。

情報を入手するには...?

FORTH /厚生労働省検疫所ホームページ
 www.forth.go.jp/index.html
国立感染症研究所/感染症疫学センター
 www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
外務省海外安全ホームページ
  www.anzen.mofa.go.jp

 海外安全情報配信サービス「たびレジ(3か月未満の短期渡航対象)」、 「在留届(3か月以上滞在対象)」の登録もオススメです
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あると便利なもの

常備薬(鎮痛解熱剤、胃腸薬、かゆみ止め、湿布剤など)、風邪薬などの自分にあった薬を準備して持参しましょう
持病がある場合は、ゆとりを持って主治医としっかり相談し、英文紹介状や薬剤所持証明を主治医に書いてもらいましょう

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