和歌山県すさみプロジェクト始動!
-
こんにちは!近藤ゼミ4回生の若宮李奈です。
私たちは和歌山県すさみ町を訪れ、
避難経路や避難所の調査を行いました。
新しいプロジェクトの幕開けとなる貴重なフィールドワークでした!
【町長さんを表敬訪問、真ん中に町長さんが!】
すさみ町は、海が目の前に広がるとても美しいまち。
しかしその一方で、南海トラフ地震が発生した場合には
「津波が到達するまでの時間が短い」という、
非常に厳しい現実、リスクも抱えています。
今回は、ゼミの4回生8名と大学院生2名で現地に伺い、
地域のリスクや防災の現状について学ばせていただきました。
まず取り組んだのは避難経路の確認。
夕方と夜間に分けて、3か所の避難ルートを歩いて調査しました。
実際に歩くことで見えてくる課題がたくさんありました。
- 手すりのそばに苔があってすべりやすい
- 階段にあるひびわれ
- 夜間は暗くてつまづきやすい箇所がある
など、地図や資料だけではわからないリアルな気づきを得られました。
夜は、高台に設けられた避難施設で宿泊体験をしました。
私たちは、座布団を敷布団にし、
緩衝材(プチプチ)を掛布団として、
簡易的な寝床を作り、実際に寝てみました。
「意外と寝られる!」と感じたのが驚きでしたが、
エマージェンシーブランケットがあると
よりあたたかく眠れることが発見でした。
もし本当にここで津波避難をして夜を明かすことになったら...と、
自分ごととして防災を考える大きなきっかけになりました。
プロジェクトはまだ始まったばかりです。
今回の調査を通じて、
すさみ町の「今」を知ることができました。
これから、どうすれば地域の方にとって
より安全で実践的な避難ができるのか、
私たちにできることを形にしていきたいです。
今後も現地での学びを重ねながら、
実践的な防災を目指して進んでいきたいと思います。
最後に、ご協力くださったすさみ町の皆さま、
本当にありがとうございました!