和歌山県すさみプロジェクト始動!

こんにちは!近藤ゼミ4回生の若宮李奈です。

私たちは和歌山県すさみ町を訪れ、

避難経路や避難所の調査を行いました。

新しいプロジェクトの幕開けとなる貴重なフィールドワークでした!

20250606_kondo1.png【町長さんを表敬訪問、真ん中に町長さんが!】

すさみ町は、海が目の前に広がるとても美しいまち。

しかしその一方で、南海トラフ地震が発生した場合には

「津波が到達するまでの時間が短い」という、

非常に厳しい現実、リスクも抱えています。

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今回は、ゼミの4回生8名と大学院生2名で現地に伺い、

地域のリスクや防災の現状について学ばせていただきました。

まず取り組んだのは避難経路の確認。

夕方と夜間に分けて、3か所の避難ルートを歩いて調査しました。

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実際に歩くことで見えてくる課題がたくさんありました

  • 手すりのそばに苔があってすべりやすい
  • 階段にあるひびわれ
  • 夜間は暗くてつまづきやすい箇所がある

など、地図や資料だけではわからないリアルな気づきを得られました。

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夜は、高台に設けられた避難施設で宿泊体験をしました。

私たちは、座布団を敷布団にし、

緩衝材(プチプチ)を掛布団として、

簡易的な寝床を作り、実際に寝てみました。

「意外と寝られる!」と感じたのが驚きでしたが、

エマージェンシーブランケットがあると

よりあたたかく眠れることが発見でした。

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もし本当にここで津波避難をして夜を明かすことになったら...と、

自分ごととして防災を考える大きなきっかけになりました。

プロジェクトはまだ始まったばかりです。

今回の調査を通じて、

すさみ町の「今」を知ることができました。

れから、どうすれば地域の方にとって

より安全で実践的な避難ができるのか、

私たちにできることを形にしていきたいです。

今後も現地での学びを重ねながら、

実践的な防災を目指して進んでいきたいと思います。

最後に、ご協力くださったすさみ町の皆さま、

本当にありがとうございました!

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