盆踊りから防災を考える

執筆者:平田小夏(3回生)

こんにちは。奥村ゼミ3回生の平田です。

私は奥村ゼミで「盆踊りと防災」について研究しようと考えています。
皆さんは盆踊りが防災とどのように繋がると思いますか?



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神社で盆踊り



私は大阪府枚方市にある盆踊りのチーム「スターダスト河内」に所属し、小学1年生の頃から活動してきました。長年活動していて思うのは、盆踊りは「共助」に関係しているということです。例えば、盆踊りの舞台となる夏祭りなどの行事は、地域住民が互いに団結しなければ開催できません。また、盆踊りはお年寄りから子どもまで誰もが気兼ねなく楽しめます。世代を超えた住民同士のつながりを強くする効果が期待できるのです。



さて、盆踊りのチームが何をしているのか、簡単に紹介させてください。活動の幅は多岐に及びます。例えば、各地の盆踊りイベントに参加したり、ホテルで盆踊りを披露したり、小学生や幼稚園児に踊りを教えたりしています。



チームは、今、盆踊りで万博を盛り上げるようと活動しています。先日、全国の市町村長さんや国際博覧会担当大臣、経済産業大臣などの皆さんの前で「万博音頭」を披露させていただきました。万博音頭は河内音頭のルーツであり私たちの活動拠点である枚方市の文化の「交野節」をベースに作りました。写真は練習風景と、舞台袖の円陣の様子です。たくさん取材していただき、私も取り上げて頂きました!よかったら見てみてください。報道された映像はこちら

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練習中!ミャクミャクも一緒.



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円陣を組んで気合を入れます!



万博音頭をつくったことがきっかけで、今月はマレーシアで開催される盆踊りイベントにも招待されています。実は、マレーシアのイベントは3万人以上が集まる世界最大規模の盆踊り大会です。今後も、盆踊りの輪を広げていきたいと思います。そして、卒業研究を通して、長年活動してきた盆踊りの価値を見つめ直していきたいと思います。