こんにちは! 安部ゼミの佐々木希実と池田翔です。

8月28~29日に兵庫県但馬地域に行ってきました!
このエリアを拠点に事業を展開している全但バスの方々や、ちば内科・脳神経内科クリニックの千葉義幸先生のご協力の下、調査を行いました。
参加したのは、"過疎地域における交通手段のあり方"について研究している5名のゼミ生と大学院生です。

1日目は、まず全但バスの小坂部長や社員の方々にご案内いただき、コンパクトタウン化のモデル事業が実施されている、養父市関宮地域を見学しました。今はまだ整備途上で、未完成なのですが、今後この場所が人々の集う拠点となることを想像するとわくわくしました!
その後全但バス本社へ移動し、同社の村上社長や千葉先生のお話を聴きしました。特に千葉先生には、過疎地における医療・福祉を担っている医師としての立場から、公共交通を含む地域の移動手段の重要性を熱く語っていただきました。私たちは、交通の視点から地域の移動問題を見ているのですが、切り口こそ異なるものの、考えていることは私たちと同じで共感することがとても多かったです。

2日目は、豊岡中心部、出石、城崎地区においてバス利用者に対するアンケートを行いました。バスを利用する人に声をかけ、バスに対する要望やご意見をいただきました。
私たちが生活している大阪では、「アンケートをお願いします」と声をかけても素通りをする人が多いので、やる前は不安もありましたが、但馬地域の方々は皆さんすごく優しく、丁寧にアンケートに答えていただきました。

朝から晩まで、知らない人と話すのは大変でしたが、実際の利用者の生の声を聴いたことで多くのことに気づくことができ、貴重な経験となりました。
猛暑の中で大変でしたが、お昼に食べた「出石そば」そして休憩間に食べた「ジェラート」が最高でした。
最後になりましたが、2日間にわたり全面協力いただいた全但バスの皆様に深謝申し上げます。