宮城フィールドワーク2日目

執筆者:内平恵実

こんにちは!
近藤ゼミ4回生の内平恵実です!

5月27日〜29日までの3日間、
宮城県を訪問してきました!
今回は2日目の活動についてお伝えします。

まず、石ノ森萬画館に見学に行きました。
ここは東日本大震災当時、1階部分に津波で瓦礫が流入し、
壊滅的な被害をうけたそうです。
今では、整備され、被害を受けたとはわからないほどでした。
怪傑ゾロリの特別展や仮面ライダーなどの懐かしいアニメの展示があり、
昔の思い出が蘇ってきて、とても楽しかったです!

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その後、石巻市震災遺構である門脇小学校を見学しました。
門脇小学校は津波と津波火災によって
校舎がぼろぼろになってしまっていました。
日頃の避難訓練と縦割り活動(学年を超えて交流するもの)を
行なっていたことで、震災当日は、校舎にいた児童の命が助かったそうです。
そこで改めて避難訓練の大切さを学びました。
避難訓練は大切だとわかりながらも
真剣に取り組めていない人が多いのではないかなと思います。
今回の学びをもとに、まずはSKHプロジェクトでお世話になっている
真陽小学校の児童に、校内放送を通して伝え、
次に繋げていきたいと思います。

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その後、石巻市立大川小学校を見学しました。
大川小学校は、児童を親に引き渡すために
避難せず学校にいたことで多くの児童が犠牲になってしまいました。
このことで、裁判で争われたという話を聴きました。
みんなが命を守ろうととった行動で
争われたということにとても胸が痛くなりました。
このような争いをなくすためにも、
一人一人が災害について学び、
「自分ならどうするか」と自分事として考えることが
必要だと感じました。

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最後に、南三陸町防災庁舎を見学しました。
ここは、最後まで防災放送を行った方が
犠牲となった建物です。
今は少し綺麗に整備されていますが、
震災が生々しく感じられました。

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2日目は、津波の威力を肌で感じて学べる
とても濃い時間となりました。
今後はこの学びを活かしたゼミ活動にしていきたいです!

次回は3日目を紹介します!
お楽しみに!

内平恵実