ゼミ生活を振り返って

執筆者:牛尾明香(4回生)

私たちは奥村ゼミで2年間研究に励みました。最初は誰と同じゼミか、知らない人だらけだったらどうしようかと緊張していましたが、自己紹介をしたりLINEで話したりして無事少しずつ仲を深めることが出来ました。

初めてのゼミはzoomでした。みんな最初はどのように発表したらいいのか、発表に対する質問はどのような事を書いたらいいのか、どのように概要を書いたらいいのかすぐには飲み込めませんでした。まずzoomで初のゼミをするということに戸惑いと不安がゼミ生みんなあったと思います。しかし、研究の練習のような期間がすぐ始まるのですが、間違ってることは間違っていると指摘する、でも研究の成果を否定しないその的確な指示をしてくださる先生のおかげでだんだん研究というものを楽しく進んでできるようになったと私はもちろん、ゼミ生も感じています。また、3回生のうちは4回生の研究も勉強のため聞かせていただきます。聞いていくうちに、こういう風に発表したらいいのかとか、こんな感じにスライドを作ったらいいのかとか、こういう研究がしていきたいなど勉強になることばかりでした。先輩の発表はレベルが高く自分のモチベーションにも繋がります。そして、奥村ゼミは3回生が4回生に意見が言える、そして4回生はその新たな視点を取り入れることが出来る、というところにも魅力があります。先輩に質問や意見を言ったらいけないんじゃないかといった心配もいりません。

研究の後半からは実験を行ったり、調査をしているゼミ生もいましたが、積極的に協力してくれる頼もしい仲間に恵まれたゼミです。私は体調を崩してしまったのですが、zoomでのゼミ参加や個人相談にのってくださったりと、奥村先生には最大の配慮をしていただきこれまで辞めずにやってこれました。本当に感謝しています。ありがとうございました。体調の面が心配といった方でも暖かく迎え入れてくれる仲間や先生がここにはいます。奥村ゼミは先生だけでなくゼミ生もすごく優しくて頼もしくて、とても恵まれた環境だと実感しています。

卒論発表会では、この2年間の全ての研究の成果を一人ひとり精一杯発揮しました。研究の終盤では卒論発表会までの間、奥村先生指導の元、一人ひとりの発表を聞き、たくさんのアドバイスをしていただきました。最後の最後まで勉強になることばかりでした。そのおかげもあって卒論発表会への不安も少し減りました。

最後にゼミ生みんなの言葉を代弁して、奥村先生2年間私たちの研究を見守って下さりありがとうございました。この2年間は私たちにとってかけがえのない大切な時間となりました。奥村ゼミで研究が出来て本当によかったです。