学長奨励賞を受賞しました!

安部ゼミ4回生・ゼミ長の井原涼太です。

2022年3月14日に関西大学千里山キャンパス内の関西大学会館において、学長奨励賞の授賞式が行われました。

私たちは、公益財団法人関西交通経済研究センター主催の令和2年度懸賞『提案・提言』論文において優秀賞を受賞したことを主に評価していただきました。また、2人の学問的熱意と真摯な姿勢が他の模範であるということも評価していただき「学長奨励賞」を受賞することができました。
論文タイトルは「巨大地震発生時の新幹線の安全性と避難誘導の課題」です。

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私たちが研究を始めた3年生の頃は、新型コロナウイルス感染症が流行して間もない時期で、初めての緊急事態宣言が出された時でした。授業はすべてオンライン授業に変わってしまい、論文を共に執筆した尾原君とはパソコンの画面上で出会いました。コロナ禍の影響もあり、実地調査が思うようにできず文献やインターネット上の情報をもとにして論文の執筆にあたりました。このような状況の中で多くの困難に直面し、途中で挫折したこともありましたがお互いが支えあい論文を最後まで完成させることができました。一生懸命に取り組んだ結果が実り、このような賞を受賞することがでたことはとてもうれしく思っています。

また、この結果は私たちだけでなく、たくさんの方々に支えていただいたからこそ得られたものであると思っています。この場をお借りして、支えてくださった安部先生をはじめ、安部ゼミの先輩方、お世話になった方々に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

卒業直前ということで私自身の話を少しさせていただきたいと思います。私は、幼いころから鉄道会社に入社したいという夢があり、高校1年生の頃から社会安全学部に入学し、安部ゼミに入って鉄道に関する研究を行いたいと思っていました。そして実際に、社会安全学部に入学することができ、安部ゼミにも所属することができました。また、懸賞論文だけでなく、卒業研究においても鉄道に関する研究を行うことができました。卒業論文のタイトルは「鉄道事業者における計画運休の現状と課題」です。大学生活の4年間はあっという間に過ぎていきましたがとても充実したものになりました。4月からは夢であった鉄道会社に就職するので、社会安全学部で学んだことを活かして頑張りたいと思っています。尾原君も幼いころからの夢であった鉄道会社に就職するので、お互い環境は違いますが切磋琢磨しながら頑張っていきたいと思っています。