高槻日吉台の総合防災訓練に参加してきました

執筆担当: 加門紀乃(近藤ゼミ)

こんにちは、3年生の加門紀乃です。

11月28日に
高槻市の日吉台地区で
総合防災訓練が行われました。
会場は、日吉台小学校です。

いつも「つながるBOUSAI」でお世話になっている
ジェイコム高槻事業所のかたも取材にいらしていて
今回、私たちもいっしょに参加・取材してきました。

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【段ボールベッドの上で】

この防災訓練では
事前に体温管理を全員が行い、
感染症対策を徹底した上で執り行われました。
コロナ禍で避難しなければならない事を想定して、
避難してきた住民は運動場で検温チェックをするところから
訓練が始まります。発熱のある方は
別のスペースに誘導し、その際、防護服を身に着けた係の方が
担当する事になっています。
その後にようやく住民の皆さんは
体育館に入るのです。

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【検温所の様子】

問題なくスムーズに行われていましたが、
日吉台地区コミュニティ連絡協議会で
今回取りまとめを行われていた鈴木龍一さんは、
「住民の皆さんが避難場所に来られてから
検温所はどこだ?とならないように誘導し
円滑に事を進めるのが我々に求められている」と
話してくださいました。

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【鈴木さん】

その後、市の担当職員の方が
実際に二人分の段ボールでベッド組み立てて
いらっしゃいました。私も初めて横になってみましたが、
思った以上に頑丈でした。
床に直接寝るよりは寒さをしのげますが、
決して心地よいものではありませんでした。

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【段ボールベッド】

そして、マンホールトイレの組み立てや
感染拡大防止のための防護服の着脱の仕方の
レクチャーを受けました。

トイレの組み立ては初めての事で、
マンホールにも種類があるとは知りませんでした。

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【マンホールトイレ】

一連の訓練が終了すると、
隣接する地区とZOOMを繋いで
互いに状況報告を行いました。

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【情報共有訓練】

訓練では、少々の問題が発生しても
何とか立て直すことが出来ますが、
災害が発生した状況下では
現場は混乱すると予想されます。
段ボールベットも1つ組み立てるのに
それなりに時間がかかります。
行政に頼りっぱなしにするのではなく、
住民が協力することが
混乱を回避することに繋がるのだと思いました。

今回の防災訓練で
上記に書いたように
マンホールトイレの設置や段ボールベットは
私にとって初めてのことでしたが、
撮影カメラを回すという事も初めてでした。

どういう事かと言うと、
高槻ジェイコムの「つながる防災」の番組のために、
私も手持ちのカメラを回しながら訓練に参加し、
お話を聞いておりました。

普段、動画を撮ったり
カメラを回したりする事が一切ない私にとって、
近藤先生から出されたタスクはかなりハードでした(笑)
使える素材がとれたかは,,,,,,,
保証できません!!(笑)

ですが、撮影は楽しかったです。
先生からは、「番組の構成やナレーションを考えながら
撮影するものだ」と教えていただき、
ただ単にカメラに収めればよいものではないのだなあと、
痛感しました。

カメラマンさんは大変です....。
これまた、勉強です。

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【ジェイコムさんにレクチャーを受けるわたし】

という事で、日吉台地区総合防災訓練に参加した報告でした。
今回、埼栄取材した内容は、12月2日の「つながるニュース」で
紹介されるほか、1月に公開する予定で、
ゼミ室で編集作業を行います。

加門 紀乃