福井高須プロジェクト続報

谷岡 茜・廣瀬友乃(近藤ゼミ)

4月26日から1泊2日で、福井県高須町を訪問しました。

このプロジェクトでは、「限界集落における地域防災力の向上策」を模索しています。
主な対象ハザードは、土砂災害リスクです、

今回は、4人のおばあちゃんたちを「高須あんしん感測隊」に任命する
「任命式」をおこないました。

「高須あんしん感測隊」というネーミングには、
むずかしい「観測」をしようとして腰が重たくならないように、
まずは、暮らしのなかで異変を「感」じて「感測」してもらいたい
という思いを込めています。

犬の散歩の途中に、もしくは畑仕事から帰る際に。
はたまた、生協の移動販売車が来たときに。

高須の生活のリズムにあわせて、無理なく気軽に取り組んでいってほしいと思います。

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【任命式の様子】
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【高須あんしん感測隊のメンバー】
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【感測隊が使用するカード】

任命式の後は、観測機器の操作の再確認をしました。
すこしコツが必要な観測機器ですが、みなさん、すこしずつ慣れてきているようです。

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【感測の様子】

さて、今回の訪問では、集落を彩る桜の春景色を期待していたのですが、
残念ながら、花びらはほとんど残っていませんでした。

ですが、茂みのなかに、季節の移ろいを示すものを見つけました。
たけのこです!

私は、地面から生えているたけのこを見たのが初めてだったので
その立派さに、ちょっと感動しました。
次の訪問時には、もっと大きくなっているでしょうか。
そのまえに、いちど食べてみたいと思いました。

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【たけのこ、見つけた!】
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【感測隊の記録ノートも私たちが手づくりしています】