西日本鉄道株式会社(西鉄)の社員訓練施設の調査
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2日目
岡本ゼミ4回生の細川です!
先日、ゼミによる現地調査の一環で、福岡の西鉄株式会社が保有するバス教習所へ行ってきました。
そこでは、バスの内輪差や運転席からの死角など、普段学ぶことができないことを多く吸収することができました。
僕の中で1番楽しく学べたものは「バス運転の体験」です!
一般的な自動車と異なるアクセルやブレーキの踏み込み具合や、ハンドルを切るタイミングなど、実際にバスを運転することで非日常感を味わうことができました!
ここからは4回生平見が担当させて頂きます。
皆さん、バスの運転手と言えばどんなイメージがありますか
僕の中では、運転が上手なおっちゃんとしか思って無かったですが、、、
今回の安全教習を受けてすっかりイメージが変わりました
特に、お客様の「安全」を最重要としている徹底具合に驚きました。
車体が11メートルにもなるバスだからこその死角を、10個程度の鏡で確認し安全を確認する。
バスの車両特性でもある後輪位置の確認の方法には、日々のトレーニング無しには安全は確保できないと感じました。
実際にバスに乗車頂く御高齢のお客様を想定した体験では、ゼミ生全員が転倒する結果になりました。笑
具体的には、バス車内でつま先立ちでかがんだ、蹲踞の姿勢で指2本で手すりを掴みバスの揺れを感じる体験です。
実際、これほどバスの揺れが怖いと感じた事はなく、座席に座れない恐ろしさも感じました。
御高齢の方々がバスに乗車されていれば、絶対に席を譲りたいなと思います。いや、譲らない理由がありません。
また、高齢者の視界を再現したゴーグルや筋肉低下の疑似体験ができる器具を装着し、バスの乗車体験をしたメンバーは、「USJの後ろ向きに走るジェットコースターより怖いからな」とまで言ってました。
最後に、印象に残っている言葉があります。
私が会社の方に対し、
「バスの採算からもなかなかバス事業は厳しいのでは無いですか」
と質問したお答えが、
「売上だけで事業を考えていません」と。
地域の方々のインフラとしてあり続ける、そして安全・安心を実現していく会社の方の覚悟には感動致しました。
これからもバスに乗る際は、バスが停車してから降車を徹底します!
ありがとうございました!!!