安全に関する両面性 -マリールイーズさんにお話を聴きました

執筆者:足立 有希(亀井ゼミ)

11月22日の専門演習の発表会に向けて、ルワンダが1994年の大虐殺から、なぜアフリカ随一の安全な国となることができたのかを調べています。
大統領のリーダーシップが大きいのは明らかです。しかし、一方で、批判しているような文献もあることがわかりました。

そこで、11月11日に、兵庫県の三木市に講演に来られた「ルワンダの教育を考える会」理事長の永遠瑠(とわり)マリールイズさんに直撃インタビューしてみました。

実際に会ってお話しして、大統領のことを聞くと、ルイズさんはルワンダ国民は大統領のことを悪く思っていないと言っていました。確かに、賛否両論はあるし、ネットではいろいろ言われているけれど、あれだけのジェノサイドから復讐なしに、発展を遂げてこれたのは間違いなく彼のおかげで、ルワンダのことを思って言うならば、マイナス面よりも、成し遂げてきた事実のほうがはるかに多いところを見て、前に進むことのほうが大切だと思うとおっしゃってました。

マリールイズさんは、1994年の大虐殺の現場を生き延び、来日後、福島に在住して、2011年には原発事故を経験されました。