高槻市介護保険事業者協議会の防災研修会に参加!
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こんにちは!
近藤ゼミ4回生の黒田愛実です。1月17日、高槻市にて開催された防災研修会に参加しました。
阪神・淡路大震災から30年という節目の日です。今回は介護保険事業者協議会・防災対策部会の皆さんとともに、
「クロスロードゲーム」を用いた研修を開催しました。クロスロードゲームとは、
阪神・淡路大震災をきっかけに作られた
ゲーム形式の防災教育教材です。
ゲームの参加者は、カードに書かれた事例を自らの問題として考え、
YESかNOかで自分の考えを示します。今回の研修会で実施したのは、
「防災福祉」版のクロスロードゲームです!研修会にあわせて、
従来のものとは違う、オリジナルのクロスロードゲームを作成しています。
時間の限りもあったので、研修会では計2問、皆さんと議論しました。
せっかくなので、2つのお題をここに記載します!「あなたは特別養護老人ホームの施設長。
真冬に大地震発生。近隣の高齢者が数人、
『自宅が倒壊し、避難所の小学校は大混雑しているので
避難させてほしい』と懇願してきた。受け入れる?」「あなたはデイサービスの管理者。
サービス提供中に大地震発生。
ライフラインが途絶、業務の継続が困難に。
しかし、独居の利用者が『帰宅したくない』と言ってきた。
施設で面倒見続ける?」いかがでしょうか?
それぞれの立場で、皆さんならどのような選択を取りますか?
一度、考えてみて下さい。研修会では、2つの設問ともに
かなり盛り上がりました!
「受け入れたいけど、キリがない」、
「困らないように予めルールを決めないとね」
といった声があがっていました。【議論している様子:学生は書記を担当】 現場のスタッフから施設の経営者まで、
様々な立場からの視点で議論され、
とても意味のある研修会になったのではないかと思います。来るべき災害に備えるためにも、
今回学び得たことをこれからに繋げていきましょう!
防災対策部会の皆さん、今後ともよろしくお願いします!黒田愛実