【ものづくり実習を実施しました】
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執筆者:担任者(川口)
ものづくり実習は3日間の夏季集中講義で、今年は8/2, 5, 6に実施しました。
初日に高槻ミューズキャンパスで安全に実習するための服装等についてガイダンスを行うとともに、図面(三角法)の読み描きを体験しました。2日目からは千里山キャンパスの機械実習工場で工作機械を使った実習です。旋盤を使って自分で作ったペーパーウェイトには愛着を覚え、皆さん嬉しそうに持ち帰りました。溶接作業では金属製の箱を密封した・・・はずでしたが、残念ながら豪快に空気漏れ。熟練された技術が必要な作業であることを知れたことも良い勉強です。
本実習は機械工作の腕を磨くことが目的ではありません。この経験を通して安全について考えてもらうことが重要です。受講生からは以下のような感想がありました。
・社会安全学部では機械の事故の事例などを扱う授業はいくつかあるが、実際に機械を使い、危険性や安全性について学ぶ授業は他にはないため、社会安全を考える上で重要な講義である
・身の回りのものに対して興味を持つことができると思った
・(工作機械の)危険性を十分理解し、安全のための対策を行えば、安全に使用することができ、楽しかった
・後にも先にもこのような経験はできないと思うので、貴重な体験が出来て良かった
・就職活動においても機械業界に対する考え方が変わり、貴重な経験となった
[旋盤でアルミ棒を削っている様子] [作成したペーパーウェイト] [金属製の箱を溶接している様子]