高槻日吉台 総合防災訓練視察

近藤ゼミ3回生の黒田愛実です。

1126日に、日吉台小学校で開催された、

日吉台地区総合防災訓練に参加しました。

今回は「体験型」訓練として、

参加者が2チームに分かれて

グラウンドと体育館で様々な体験・訓練を行いました。

以下、訓練内容を紹介します。



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【体育館】

・救命措置体験(AED、心肺蘇生)

・ダンボールベッド組み立て、解体体験

・防災グッズ制作・展示品観覧

・防災ビデオ鑑賞



【グラウンド】

・初期消火訓練

・煙霧体験

・起震車体験

・マンホールトイレの設置場所見学

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このように盛りだくさんの内容で、

2時間という時間でしたが

あっという間に過ぎていきました。

この中で、特に印象深かった体験を紹介していきます!



まずは起震車体験です。

起震車に乗るのは初めてのことで、乗車する前は少し緊張していました。

震度6強の揺れをいざ体験してみると、

想像以上に身体が揺れ、驚きました。



私は、大阪北部地震で震度5強の揺れを経験しています。

当時は揺れ方を鮮明に覚えていたのですが、

5年も経つと忘れていて、

地震の怖さを思い出すきっかけになりました。



また、一緒に乗車した方は、揺れを体験した上で

改めて対策をしっかりしないといけないと話されていました。



写真1
【起震車で揺れを体験している様子】


次は煙霧体験です。

煙が立ち込める中、視線を低くして

口元を押さえながら歩いていきました。

テント内に入ってみると、一面が真っ白!

先が全く見えませんでした。

煙の中にいる状況は、なかなか体験できることではないので、

貴重な経験をさせていただきました。



写真1
【煙霧テントの入り口】


体育館では、救急隊員の方に救命措置の方法を教わりました。

心臓マッサージはかなり強く圧迫する必要があり、

圧迫する際は肘を垂直にすることや、患者への声のかけ方を教わりました。



また、AEDの使用方法も教わりました。

操作はいたって簡単なものでしたが、

人の命に関わる状況なので、練習でもかなり緊張しました。



操作説明後、

隊員の方に、普段通う場所にあるAEDの場所を

把握しておくことを強く勧められました。



ところで皆さん、ミューズキャンパス内で

AEDはどこに設置されているかご存じですか?

私は恥ずかしながら知りませんでした...



2階のインフォメーションセンターや西門・北門守衛所等、

全部で12か所あるそうです。

気になる方は、AED設置マップを大学が出しているので

ぜひ調べてみてください!



写真1
【救命措置体験をしている様子】


防災訓練が始まる前に、

日吉台地区コミュニティ連絡協議会会長の長岡さんは、

「事前に体験しておくことで、いざという時に対応できるようにしておく」ことが

今回の防災訓練の目的だと話されていました。



今回、防災訓練に参加して、

救命措置体験や揺れ・煙霧体験もそうですが、

実際に体験することで、それぞれの防災意識が高まり

いざという時でも落ち着いて行動できるようになると感じました。



住民の方々も熱心に話を聞き、積極的に参加されていたので

とても意味のある訓練だったのではないかと思います。

私も今回体験したことを忘れずに、日々過ごしたいと思います。



今回お世話になった長岡さん含め、

日吉台地区の皆さん、ありがとうございました!



黒田愛実