観光船の安全に関するヒアリング調査のため、近江八幡の観光船会社を訪問
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吉田ゼミ3回生の岡川、川相です
8月17日に観光船の安全に関するヒアリング調査のため、近江八幡にある観光船会社数社を訪問してきました。近江八幡で有名な水郷めぐりや八幡堀めぐり用の観光船です。観光船には、エンジン付きと手漕ぎの2タイプあり、両タイプとも試乗してきました。
2022年4月には北海道の知床半島、2023年3月には京都の保津川において観光船転覆という痛ましい事故が発生しました。このような事故が二度と起こらぬよう、わたしたち2人は観光船の安全対策について調査を行っております。
ヒアリングでは、現在の安全対策や監査の状況、観光船会社として悩ましい点などをお聞きすることができました。観光船試乗後のヒアリングでしたのでとてもイメージしやすく、理解が深まりました。
ヒアリング調査の結果は、公益財団法人関西交通経済研究センター主催の第16回懸賞論文に投稿する予定です(締め切り11月末)。
(岡川、川相)
びわ湖観光株式会社様の観光船(左:岡川さん) びわ湖観光株式会社様とのヒアリング調査の様子(左:岡川さん) 救命胴衣(ライフジャケット) (編集後記)
訪問当日は実際に救命胴衣(ライフジャケット)を着用させてもらいましたが、着用した状態で何か作業するのは多少無理があるのではと感じました。船員にとって作業効率がよく安全性の高い救命胴衣の開発が望まれます。
ヒアリング調査にご協力いただきましたびわ湖観光株式会社様をはじめ、近江八幡の観光船会社のみなさま、本当にありがとうございました。(教員)