福井フィールドワーク2日目

近藤ゼミの岡本優奈です!

10/28から12日で、福井にある高須集落に

フィールドワークに行ってまいりました!

私は2日目についてお話ししたいと思います!



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まず朝一番!



出オチですが、

1日目に寄った東尋坊で、

福井の特産であるカニの被り物を買ったのですが、

朝から探し回りましたが見つからず!!



; ; )素敵な思い出をありがとう...

; ; )v また行ったら買います...



そして、ホテルから出てすぐに

高須集落に向かいました。



想像よりも山の中にある集落で、

土砂崩れが起きたらひとたまりもないという印象でした。

建物の裏山も登るのが難しいくらいの急勾配で、

いまここで土砂崩れが起きたら...

と考えて不安になりました。



村に着いてからはまず、

1日目に掃除をした小学校に行き、みんなで昼食を食べました。

避難所としての使用を期待されている小学校ですが、

みんなでお弁当を食べながら、エアコンが効かないことや、

定期的な掃除が必要であること、

天井も塗装が剥がれているところがあるなど、

そこで生活することを考えると整備をする必要がある

という話をしました。



写真1



昼食を食べた後、集落センターにて、

住民のみなさんと近藤先生、小山先生による

地区防災計画を作るための会議に参加しました。



まず、近藤先生は、「こまったときはおたがいさまシート」から、

居住範囲で分けた班ごとに

どこを避難先として選択したのか結果を分析し説明しました。



結果は、避難先候補として「自宅」を選んだ方が最も多く、

自宅以外だと「小学校」を避難所に挙げた方が多いという結果と、

「まだ決めかねている」という人も多くいることが分かりました。



そして、班ごとに

どのくらい話し合いが進んでいるか、

なぜこの場所を選んだのかを確認し、

高須は災害で孤立しやすいため、

みんなで集まれる場所を周知しておくことが大事である

ということをお話していました。



小山先生は、用語の説明や、傾斜の測量方法、

データの見方などの専門的なお話をしていました。

「スネーク曲線」は、私もグラフを見ただけでは理解ができず、

話を聞いて勉強になりました!



写真1



住民のみなさんも積極的に発言されていて、

耳が聞こえない方の存在や、

大きな道路に繋がっていて避難がしやすいという理由から

とある住民さんの家を避難所としているというお話を聞き、

それぞれの事情を考え、実際に災害が起きたときのことを

想像して決めているということを感じました。



私たちはこれまで授業で基礎的な知識を学んできましたが、

現地に赴いて実際に体験したり

当事者の話を聞いたりしかないと分からないこともあり、

今回のフィールドワークでは、避難する当事者の視点と、

「災害が起きる前に話し合っておく」ことの大切さを学ぶことができました。



また、高須集落は確かに危険が多い場所ですが、

自然からの恩恵も多く、食料自給率が高いというお話も聞きました。

そして、住民さんの会議に対しての真剣な姿勢や

高須集落を語るときの嬉しそうな表情を見て、

住民さんのふるさとへの愛着を肌で感じ、

私もプロジェクトへの想いがより一層強くなりました。



「校庭のスペースで農業ができないか?」

なんて提案も出て(これはいろいろ難しそうですが...)

これからもみんなで高須集落で暮らして行くイメージを

している様子に心がホッと温かくなりました。

これからも、大学生らしい視点での

パワフルでフレッシュなお手伝いができたらなと思います!

ありがとうございました!



岡本優奈