福島県西郷村訪問 その１
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執筆： 蔡一然 （近藤ゼミ）
2022.10.15.
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こんにちは、
近藤ゼミ4回生の蔡一然です。
9月15日から17日にかけて、
ゼミのプロジェクトで
福島県西郷村を訪問してきました！
4回生は、わたし蔡と、森本くん、
3回生は濱崎さん、山上さん、山名さん、濱口くん、
総勢6名で参加させていただきました。
今回の訪問によって、
わたしは福島県のことを
現地で身近に感じながら学ぶことができました。
実は、わたしは福島に行くのが今回初めてで、
胸の中、期待と不安でいっぱいでした。
それでは、ここからは、
一日目の9月15日の活動について、
お話しさせていただきたいと思います。
初日は、大阪から電車で移動しました。
新幹線を乗り継いで（東海道新幹線→東北新幹線）、
約４時間かかりました。
【移動のマップです。遠いところまで行きました！という感じです】
新大阪で８時半に出発、
まずは、新幹線で東京へ、
それから1時間20分かけて福島県に向かいました。
お昼すぎの12時半に、東北新幹線・新白河駅に到着！
ちなみに、西郷村は「日本で唯一、新幹線の駅がある村」なんです。
ご存知でしたか？
【新白河駅の様子です】 
【最近できた可愛いらしい階段！】
今回も、関西大学校友会・福島支部長の
松永さんにお世話になりました。
案内してくださった松永さん、いつもありがとうございます！
合流した後、松永さんの運転で
西郷村の村役場に向かいました。
その途中で、
西郷村にある「手打中華そば 彩華」
という白河ラーメンのお店で昼食をご馳走になりました。
スープの味が濃厚で、
もちもち食感の手打ち麺と
そして、たっぷり盛り付けられたチャーシューも
最高の味わいでした。
すごく美味しかったです！
【女子の四人とも中華そばを食べました。お腹いっぱいでした！】
昼食後、
14時に役場へ到着しました。
役場前の駐車場では、放射線の空間線量が測定されていました。
西郷村は、原発の爆発事故の後、除染作業をおこなった自治体の
いちばん西端になります。
現在の値は、大阪と大きな差はありませんでした。
この計器を取り外すか否か、議論が続いているそうです。
【放射線量を測っています】
役場で打ち合わせをした後、
西郷村の「ゆるキャラ」のニシゴーヌとコラボして、
西郷村の「総合防災マップ」を紹介するため、
「ぼうさい245」の撮影をおこいました！
【主役は別のおふたりです】
今年９月に全戸配布された総合防災マップは、
風水害、土砂災害、洪水、
そして地震と火災などに関して、
村のどこで、どのようなリスクがあるのか、
地図で示してくれるものです。
早めに避難することが
災害から命を守る秘訣です。
日頃から住んでいる地域のハザードマップを確認すること、
災害時に市町村から発表される避難情報を注意すること、
他人事と思わず、常に自分事として受け止めることが重要です。
詳しい内容などは、
ぜひぜひ「ぼうさい245」をご覧ください。
【西郷村の総合防災マップです】
ところで、かわいいニシゴーヌちゃんを紹介しておきましょう。
頭には、東北新幹線のカチューシャを付け、
村の花・水芭蕉のコサージュを付けている、おしゃれな女の子です。
撮影した後、役場に戻って、階段を上ったとき、
飾ってあった中国語の書道作品で「天津」の漢字を見つけて、
今回訪ねた西郷村と、わたしの私の故郷「天津」は
実は友好都市であったことを知りました。
ご縁があるなあ！
と感じて、感動しました。
それに、もっと知りたい！
と思いましたので、ネットで調べ、
そして薊県に住んでいる友達に聞き、情報収集をしました、
西郷村と薊県との間では
西・薊日中友好協会（山縣重信会長）を中心に
民間レベルで交流を深めていて、
平成7年4月26日、
中国天津市薊県との国際友好都市提携調印がなされたそうです。
【中国天津市薊県と西郷村は国際友好都市です】
夕方、役場を出発して、
洪水調節、農地防災などのために使われている
堀川ダムを見学してきました。
山々が、美しく静かに眺められて、
景色も楽しみました。
このあと訪問３日目の9月17日に、
ダムに来て、防災体操と防災川柳の撮影を行いました。
【ダムの様子と、ダムからの眺めです】
西郷訪問の１日目は、ここまでです。
充実した、特別な一日でした！
ホテルへと向かって、
次の日の色々な活動に向けて体を休めました。
今回の訪問では、まるまる３日間をかけて、
西郷村でたくさんの学びができました。
久しぶりに、運動量が記録できるウォッチで、
ムーブ、エクササイズ、スタンド
という3つのアクティビティリングが毎日完成でき、
より健康的な生活を送ることができました！
（と感じました、笑）
テレビやニュースの報道を通して、
何度も福島の情報を見てきましたが、
日本に来ても、
福島はまだ「遠い」と感じられました。
今回は、福島に足を運び、
実際に訪問させていただいて、
直接自分の目で現地の情報を見て、自分の耳でお話しを聞いて、
自然に囲まれた西郷村の魅力をすごく感じることができました。
これは、まさに、
「百聞は一見にしかず」ということでしょうね！
貴重な経験をさせていただきました。
これからは、西郷村、そして福島の現状を
もっとたくさんの方々に伝えていくために、
頑張りたいと思います！
それでは、
最後まで読んでくださった皆さん、
ありがとうございます！
この福島訪問のフィールドワークは、６回に分けて、
３日間の活動をたっぷり報告させていただきますので、
ブログの続きもぜひ目を通してください！
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蔡一然