卒業研究の締め切り間近

林ゼミ四回生の植木暖人です。
三回生のころからMATLABという数値計算ソフトウェアでのプログラミングを学んで地震波形の解析をしています。

今は卒論や投稿論文に向けて、普通の地震を調べるときには捨てられてしまう「ノイズ」を用いて人々の新型コロナウイルスの影響を探っています。全くのプログラミング素人から始めたので慣れるまでは大変でしたが、今は大量のデータを自由に扱って研究をしています。
 新型コロナウイルスにより振り回された大学生活でしたが、研究においては今しかできないテーマに取り組むことになりました。人々の動きを地震計がとらえていることを裏付けるために様々な社会指標との対応を探っていますがデータの膨大さと先行研究が少なく結果の予想がつきにくいため試行錯誤を続けています。それでも、日々新たな発見があり、着実に研究が進んでいることを実感できる楽しい毎日です。残り少ない学生生活ですが論文完成に向けて悔いのないように研究を進めています。
 ゼミでは全員の持ち回り制で卒論に向けての進捗状況の報告をしてきました。地震に関わるものだけでなく様々な研究テーマがありました。本番の卒業研究発表会でのそれぞれの結果を聞くのが楽しみです。

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