伝える難しさを実感

執筆者:栗田直樹(奥村ゼミ3回生)

 11月14日に「災害メモリアルアクションKOBE 2022」に参加しました。阪神・淡路大震災のメモリアル行事で「未災者が未災者に伝える」ことについて考える取り組みです。防災に取り組む高校生や大学生、防災の専門家や実務家の方々と交流することができます。8月のキックオフ・ミーティングにも参加しました。今回は参加者それぞれのその後の活動状況を互いに共有したのちに、グループに別れて交流を行いました。前回に続きオンラインです。

 私は皆さんに研究の進捗状況や今後の方針について聞いてもらいました。5分という限られた時間で簡潔に話すために、自身の研究を見直し、簡略にまとめなければなりませんでした。その作業の中で、研究の詰めの「甘さ」や主観的に捉えていたところに気づくことができました。加えて、私が災害関連死の研究を続ける「意義」について、新たな気づきを得ることができました。これからも、自分の研究に自信を持って励んでいきたいです。

 余談になりますが、2021年もあと1ヶ月半で終わりを迎えます。最近、中間発表会や就活、研究で忙しい日が続いていますが、体調を崩さずゼミ生と協力しながら、楽しく過ごしていきたいです。

写真1
発表する私(奥村先生撮影)