港製器工業株式会社様の訪問

執筆者:ヨシダサヤカ 古里翔

3回生春学期の最後のゼミでは高槻にある港製器工業株式会社様を訪問しました。

皆さん心よく出迎えてくださりとても気持ちが良かったです。そして、まずは、港製器工業株式会社についての説明や、事業紹介などをしてくださりました。
主に船舶用ラッシング資材事業を行なっており、そのほか建築・ブレース事業を行なっていました。そして、私たち社会安全学部亀井ゼミが数年前から学んでいるのが「木のスーパーフェンス」です。地震でブロック塀が倒れて小学生が亡くなった事件がありました。それを受けて、やはり重い石ではなく木のブロック塀の方が安全であるとされていて需要が高まっているとされています。木のメリットとしては、見た目が美しい、倒れにくいなど多くのメリットがあります。しかし、今更工事してお金もかかるし立て替えない。という方も多いそうで、なかなか前に進まないのが現状だそうです。
もっと木のフェンスを知ってもらい、その安全性についても知ってもらえれば益々需要が高まるのではないかと思いました。ブロック塀で亡くなってしまった児童は救える命だったと思います。できるだけ地震の被害が最小限になるような行動を、できるだけ多くの人にしてもらいたいと思いました。
そして、ますます進化する港製器様の木のフェンスが浸透し、少しでも安全な街づくりになるように期待しています。貴重なお話、体験をありがとうございました。(ヨシダサヤカ)

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 7/23に港製器工業株式会社に行ってきました。これまで、大学の講義の中で様々な企業の講演を聞いてきましたが、ほとんどが大企業のものでした。中小企業の方のお話を聞くのは、ほとんど初めてといっていいくらいでした。
 大企業の方の講演で共通して出てきた言葉がSDGsについての取り組みでした。「企業というのは社会に対して責任があり、貢献していかなければならない。」という内容が多かったです。その話を聞いて、私は、SDGsは大企業と国が頑張っていることで、中小企業はあまり関係がないものだと勝手に思っていました。
 しかし、今回、港製器工業株式会社の方のお話を聞いて、この考えが変わりました。用意してくださった資料の中にSDGsのことが記載されているのはもちろんのこと、自らの会社でどのようにしてSDGsの取り組みに貢献しているのかを詳細に教えていただくことができました。
 日本のモノづくりを支える中小企業がSDGsの取り組みを意識しなければ、世の中の人全員が安心して暮らせる世の中はを得ることはできないということが分かりました。(古里翔)