尼崎医療講演会・相談会に行ってきました
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執筆担当:長谷川夏帆(近藤ゼミ)
11月4日、尼崎でおこなわれた
医療講演会・相談会へ行ってきました。私はこの度、
尼崎のプロジェクトで福祉の面から
防災の取り組みに深く関わっていくということで、
まずは「難病」について知ってみよう!と思いたち、
勉強に行ってきました。
【初めて降り立つ尼崎です!】
今回参加したのは「パーキンソン病」についての講演会です。
みなさんは「パーキンソン病」についてご存じですか?
私は聞いたことはあるのですが、あまり詳しく知らない病気でした。
パーキンソン病とはどんな病気なのかゼミ生に聞いてみても、
名前は知っているけれど、詳しくは知らない、
という人が多かったです。パーキンソン病の患者さんは、日本に20万人もいるそうです。
人にもよりますが、4~10年かけてゆっくりと進行する病気です。
主な症状としては、筋肉を動かすことが難しくなることによって
震えが生じたり、転びやすくなったりすることが挙げられます。このような「運動症状」についてはよく知られているのですが、
実は、不安やうつ、便秘や睡眠障害、匂いが分からない、という
「感覚異常」などの「非運動症状」もあります。講演をされていた先生は、
運動症状はよく知られているが、
それは氷山の一角で、本当はいろいろな
「非運動症状」がある、とおっしゃっていました。たしかに、講演会・相談会に来ていた参加者の中には
患者さんも多くいらっしゃって、症状も様々でした。
【患者さんや家族の方など様々な方が参加されていました!】
講演会で質問ができる機会があり、
パーキンソン病の患者さんに
避難時・災害時に配慮するべきことは何があるのかを聞いたところ、
「患者さんにとっては、薬が切れることが一大事なので、
普段から多めに薬を持っておく」
というアイデアをいただきました。
非常時だけでなく、普段、生活を送るうえでも、
薬を紛失してしまった時のことなどを想定すると、
多めに持っていると安心です。日頃からの心がけが
いざというときに役立つのではないでしょうか。今回の講演は、
尼崎で「防災福祉」に関わる私にとって
大きな一歩になりました。
今後も、難病患者さんとのヒアリングや
講演会などから様々なことを学び、
活かしていきたいと思います。今回の勉強会の様子は
FMあまがさき内の番組「防災アイアイ」でも
報告させていただきました。ぜひお聴きください!!!
長谷川夏帆