ゼミ合宿

我々3回生は、今年の夏合宿の場所を関西大学彦根荘に決めて8/26~27にかけてゼミ旅行を行いました。
今回の夏合宿の目的は、研究ではなくて先生と生徒との親睦を深めるために行われました。

1日目は彦根荘で過ごし、2日目には彦根城に行って解散というスケジュールを組みました。

彦根荘には卓球台、テニスコートそしてバーベキューをすることができ、近江牛を使って皆で楽しい夕飯を過ごしました。また、大きなカラオケルームがあり、夜にはそこに集まり親睦を深めました。
花火をする計画をしていたのですが、敷地内は花火禁止ということでせっかく買ったのにできなかったことが後悔となったゼミ旅行でした。

翌日は、希望した学生で彦根城に行きました。彦根駅から彦根城の敷地に入るまでは割と近かったのですが、そこから結構歩きました。この日は最高気温が36℃と晴天だったため、途中の休憩所でかき氷を食べて、体力を回復しました。私は熊本城に行ったことがあるのですが、彦根城は熊本城を彷彿とさせるものがありました。3階建ての天守からは琵琶湖を一望することができ、この日は、琵琶湖に浮かぶ無人島「多景島」がくっきりと見えました。

1102tuchida3.jpg

井伊家ゆかりの地、彦根城の券売所には、昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、主人公直虎の幼少期を演じた新井美羽ちゃんの色紙が飾ってありました。彦根城周辺にある物産店に行くと、こんにゃく専門店「山中商会」が井伊家の赤備えにちなんで開発した「赤兜蒟蒻」を購入することも出来ますよ!

入場券は3種類あるのですが、時間に限りがあったので、彦根城と玄宮園がセットになった入場券を購入しました。それでも、玄宮園の敷地面積は約28,700㎡の広さがあるため、2時間の時間を要しました。玄宮園からは、彦根城が見えました。玄宮園には、茶座敷(地震の間)があります。いつ頃からこのような名前で呼ばれるようになったかは不明ですが、当時は茶の湯に用いる「茶座敷」でした。文政2年(1819)に、滋賀県中東部で発生したM7.25の地震で被害にあったことによる改修ではないかと言われています。この建物の特徴的な所は、屋根が柿葺きで、裏には筋違いが存在している所と、床下に足固めが回っている所です。これらによって、建物全体の重心が低くとられ、耐震機能を果たすと考えられているそうです。親睦だけでなく、専門知識も深めることが出来たゼミ旅行でした!