自由な科目選択学習の履修例

政治学科目を中心とした履修モデル

政治学科目を中心に
履修しています!

2年次生 さん × 森本 哲郎 教授

森本 哲郎 教授
1年次の大学生活はどうでしたか
(基幹科目、演習科目、ガイダンスなど)

授業では科目の単位を取ることを目標にしていました。
基幹科目の憲法1・2、民法1・2、現代政治論1・2は法学部で学んでゆく基礎になる科目なので、きちんとノートを取り、毎回の授業に出席していました。演習科目では、文献の調べ方やレジュメの作成、報告発表など、その後も必要となるアカデミック技術を身につけることができました。
通常の座学とは違い、授業中に討論をして発言を求められることもあり、緊張もしましたが、ただ座って授業を聞くだけではないので、私は面白かったです。

授業以外では大学のボランティア団体に所属し、そこで多くの友人や先輩を得ました。
大学では中学や高校とは違いクラスというものがないため、サークルなどに所属するほうが友達を作りやすいと思います。サークルや各種団体、部活などに入ることをお勧めします。

先生からの
アドバイス
森本 哲郎 教授

講義科目を通して、まず様々な分野の基本的な知識をしっかりと習得する。
そして少人数の双方向的な演習科目では、これをもとに、単なる感想や思い付きではなく、体系的に根拠づけて考え、議論する習慣を身に着ける。これらをともに経験したのはよいことですね。今後も、この姿勢を忘れないでください。

また、少人数のゼミ(演習)での交流も楽しんでください。

授業を選ぶ時の基本コンセプトを教えてください。
また実際に授業を受けてみた感想は?

授業を選ぶ際のコンセプトは基本的に「内容が面白そう」でした。科目の名前やシラバスを読んでこれいいなと思うものを選んで履修していました。
特に共通教養科目はそうでした。専門教育科目では目に触れる「政治」や「法律」のしくみなどについてくわしく知りたい、勉強したいなと思い選びました。

「アメリカの政治」という科目を二回生の春学期に履修したのも、当時アメリカで大統領選が行われていて、興味を持ったからでした。
実際授業を受けた感想は「早い」でした。担当の先生はレジュメを配る方もいますが板書を丁寧に書く方はあまりいません。先生の話す内容が重要になってきます。先生の話す内容を一言一句聞き逃さないようにするので必死でした。

先生からの
アドバイス
森本 哲郎 教授
自分の関心に沿って、科目群の設定やシラバスを手掛かりに、体系的な科目選択を行うと良いでしょう。
深い関心があれば、一見難しく思えても、授業に集中できて「歯応えのある」授業だ、と良い方向に感じることができます。
教科書や推薦図書も積極的に読んでおくと理解が深まりますよ。
ある程度読んでいて基礎知識はあるだろう、という前提で授業をされる先生も少なくないので。
いま勉強していることを、これからどのように活かして
いきたいですか?
私は、政治やそれらに関連する政策や公共事業などについて、これから勉強したいと考えています。
専門科目で学んだ政治科目の知識はもちろんのこと、学んできた民法や憲法などの法律の知識、思考も学習に取り入れていけたらいいなと考えています。
法学部の中で政治について学ぶことができる利点を生かしていきたいです。
先生からの
アドバイス
森本 哲郎 教授
政治はわれわれの生活に大きな影響を与えます。
憲法のみならず、様々な法律も政治とは無関係ではありません。
そもそも法律は国会で制定され、政治・行政は法律に従って行われるのです。
どのような政治が望ましいのか、自分たちは政治にどのように取り組むのか。これを考えるためには、まず、現実の政治がどうなっているのかを適切に理解しなくてはなりません。フェイクニュースを見抜く力が必要になります。
法学部で政治学を学ぶことの意義がますます実感できると思います。
私の履修(さんの場合)

基幹科目16単位、導入演習2単位は、1年次生全員が履修します。

私の履修
政治学キー科目
    • 政治学原論1(総論)
    • 政治学原論2(各論)
政治学関連科目
    • 外交史1(総論基礎研究)
    • 外交史2(各論事例研究)
    • アメリカの政治

科目群の講義から
[政治機構論 現代日本の政党政治を分析し未来の展望を考える]

森本 哲郎 教授
【担当】 森本 哲郎 教授

日本では1955年以来、自民党政権がごく短期間を除いて2009年まで続いてきました(94年以降は連立という形で)。これを政治学では「一党優位制」と言います。しかし、1994年に衆議院の選挙制度が小選挙区中心に改革され、自民党と民主党の「二大政党制」が出現。2009年には本格的な政権交代が実現しました。しかし、2012年末の総選挙で民主党が惨敗し、以降は自民党による新・一党優位制の始まりか、という議論さえ出ています。こうした現状をどう考えるべきでしょうか。ここで必要なのが、一つは歴史的な視点であり(現在の姿は歴史的に形成されたものです)、もう一つが諸外国(それぞれ難局にあって苦闘しています)との比較という視点です。授業では、この二つの視点を交差させつつ、現代日本の政党政治を分析し未来の展望を考えます。