自由な科目選択学習の履修例

ビジネス法科目を中心とした履修モデル

ビジネス法科目を中心に
履修しています!

2年次生 さん × 山名 美加 教授

山名 美加 教授
1年次の大学生活はどうでしたか
(基幹科目、演習科目、ガイダンスなど)
1年次では、大学でどのように勉強をすれば良いかわからなかったので、先輩に勉強方法を教えてもらったり、また先生方に積極的に質問をしたりするようにしていました。
勉強方法については、法学部のテストは論述形式の試験がとても多いので、それに対応するために、論理的に文章を書くということに慣れた方が良いとのアドバイスをいただき、それを心掛けながら、論述を試みたら、良い成績をとることが出来ました。
先生方は、親身になって質問内容に答えてくださるので、理解が難しいところも理解でき、授業の内容をよく理解出来たと思います。
また、ガイダンスには積極的に参加して、情報を得られるように努力していました。
授業では積極的にノートを取り、それをつかって定期的に復習するなど、授業内容を理解するようにも努力していました。
高校までの授業と大きく違うのが、科目選択の自由度です。自分の興味関心、進路に合わせて授業を選択できることが利点だと感じました。その代わり、単位認定はとても厳しいので、高校の時よりもテスト前は必死になって勉強することが多かったと思います。しかし、その分、さまざまな専門分野が勉強できて、自分の見識も広がり、勉強していても有意義で楽しいと思うことも多かったです。
先生からの
アドバイス
山名 美加 教授
大学は高校と異なり、自分で専門性を深めるべく講義以外でも、専門書等に当たってさらに理解を深めていく必要があります。
試験の範囲だけ、試験対策として詰込み的に勉強するということだけでは、大学生活はあまりにももったいないです。また、そのような短期的な詰込みでは、本当の理解は進みません。講義の理解はもちろんですが、講義で学んだことを糧に、様々な問題を深く考え、社会で役立てる各自の専門性に繋げていくことが重要です。
授業を選ぶ時の基本コンセプトを教えてください。
また実際に授業を受けてみた感想は?
基本的には、何よりも自分の興味を最も重視して授業を選択するようにしています。
自分の進路や興味に即した授業を受けた方が、勉強もはかどります。私は法律の分野全般に関心がありますが、法律の分野だけではなく、政治分野に対しても、自分の興味がある分野では、積極的に授業を選択するようにしています。
その結果、私は多様な授業を受けましたが、様々な分野に対する知見や、自分の価値観が広がったと思います。
例えば、会社法という科目を履修し、企業が法律によってどのような規制を受けるのかを理解できました。
その結果、今までであれば理解しにくかった経済新聞の記事についても理解できるようになりました。
それ以外にも、外交史という科目を履修し、戦後の日本外交について学びました。
その結果、これまでの日本の歴史とその歴史の裏側で、様々なアクターがどのように動いていたのか、その実情を知ることが出来き、外交というものへの理解を深めることができました。
先生からの
アドバイス
山名 美加 教授
最初から、各科目について先入観を抱かずに、講義に臨んで下さい。
最初は、難しいと思う科目でも、毎回しっかり出席しているうちに、各科目の重要性とその面白さに気づき始めると思います。そうなれば、勉強も進みますし、しめたものです。
もちろん、進路等の方向性がある程度決まっている方は、進むべき道により即した専門性を取得するための科目選択は重要ですね。
いま勉強していることを、これからどのように活かして
いきたいですか?
私は将来、民間企業への就職を考えています。
民法や、商法、刑法などの実定法を勉強したことを通して得た、法的思考を踏まえて、企業の発展に資するよう活躍していきたいと思います。
また、政治分野の勉強を通して、国の政治にも関心を持ちましたので、日本の一国民として、日本をより良い社会にしていけるように、問題意識を持ち続けたいと思っています。
先生からの
アドバイス
山名 美加 教授
早い段階から、進路について考え始めることは大変重要です。
早く方向性を決めれば、その準備にも早く取り掛かることができるからです。
ですが、自分にはどのような職種が相応しいのかを見定めることは、簡単でもありません。でも、すぐに見定められないからといって、焦り過ぎることはないと思います。ただ、各講義に真面目に出席し、取り組んでいれば、大学が提供する実に多様な科目群の中から、「面白い。もっとこの分野を探求してみたい。」、と思う分野が現れるはずです。
そのような関心を基に、将来進みたい方向性を見つけるということもあろうかと思います。
私の履修(さんの場合)

基幹科目16単位、導入演習2単位は、1年次生全員が履修します。

私の履修
ビジネス法キー科目
    • 知的財産法1(総論)
    • 会社法1(企業統治)
    • 会社法2(企業金融)
ビジネス法関連科目
    • 租税法1(総論)
    • 民法3(物権)
    • 民法5(債権総論)
    • 民法6(債権各論)
    • 展開講義(スポーツ法学)

科目群の講義から
[知的財産法 人間の知的創作物に与えられた独占権]

山名 美加 教授
【担当】 山名 美加 教授

小説、音楽、携帯電話、商品のロゴなどから、iPS細胞作製技術に至るまで、人間の知的創作物に一定期間の「独占権」を与えて保護するもの、それが知的財産権です。一定の条件を満たした知的創作物に国家が独占権を与えることで、創作者は投下した資本を回収できる期間を手にし、創作へのインセンティブが高まります。一方で、独占権の保護期間満了後は、誰もがそれを創作者の許可なく使えるものとすることでさらなる創作活動が促され、産業や文化の発展が図られる、これが知的財産権制度の理念です。あらゆるものが対象となりうる上に、国際法、国際経済、国際政治も絡んでくる、大変贅沢な学問領域ともいえるでしょう。