法学部ビジネス法科目群

ビジネス法科目群

ビジネスに携わる者にとって必要不可欠な法的知識を学び、グローバル化するビジネスに対応するための幅広い視野を身につけます。

ビジネス法科目群
4年間の履修モデル

2年次生 林 真規 さん × 山名 美加 教授

林 真規 さん
山名 美加 教授
1年次の大学生活はどうでしたか
(基幹科目、演習科目、ガイダンスなど)

1年次から基幹科目である民法や憲法、政治学の授業を受けることができ、法学部で学ぶにあたっての基礎を作ることができたと思います。基幹科目の授業はクラス分けがされており、いろいろな学生と交流することができました。また導入演習のクラスは少人数形式であるので、友人も比較的作りやすい環境であると感じました。でも、これらの授業の多くが1限目からあるのは厳しかったです。1年次の秋学期からは、基礎演習のクラスが始まりました。それぞれの知的好奇心にあった演習を受講できるのが魅力的です。

先生からの
アドバイス

法学部では、1年生のうちから、法学、政治学の基本をしっかり学べる環境を整備しています。また、1年次の秋学期以降に受講できる特修プログラム(法曹プログラム、公共政策プログラム、英語で発信する政治学プログラム)も通して、各自の関心分野、将来の進路についてもじっくり考えてほしいと思います。

この科目群に関心をもったのはどうしてですか?
また実際に授業を受けてみた感想は?

いまのところ、自分の心の中では、民間企業に就職したいという気持ちが7割で、公務員として働きたいという気持ちが3割くらいあります。ですので、民間への就職も考えつつも、公務員試験の準備をするために、ビジネス法科目群の授業を中心に履修しています。商法や労働法など机上ではあるものの知識や理解が少しずつ身についていると思います。先生方が推奨する教科書や参考書、判例集等は図書館にあり、自習しやすくなっています。どの先生方も熱意をもって授業をしてくださり、とても分かりやすい講義を受けることができています。とくに民法の演習では先生の指導がとても丁寧で解りやすいです。

先生からの
アドバイス

法学部の卒業生の進路をみると、7割が民間企業、2割が公務員です。民間、公務員、また、法曹、といずれを目指すにしても、より早い段階からの準備が好ましいです。各々の関心に応じた科目群を選択され、より早い段階からの計画的な準備をお勧めします。ですが、悩むことも多いでしょう。悩みに直面したときは、気軽に演習担当者、講義担当者の先生方に相談してみて下さい。

いま勉強していることを、これからどのように活かして
いきたいですか?

文系の学生であるので理系に比べて就職活動は厳しいのではないかと心配しています。そこで自分が大学で何を勉強し、どういう知識を得たのかという具体的な証としても、法律系の資格を取得しようと思っています。民法の講義などを中心として、宅建や行政書士の資格を取り、就職活動の際に自己アピールしたいと考えています。資格を取得することによって、大学卒業という以上に、自分に付加価値を付けたいと考えています。

先生からの
アドバイス

法学部生の就職状況はかなりよくなっていますが、大学で修得した法学・政治学の素養を基に、いろいろな資格試験に積極的に挑む学生は増えてきています。また、それら資格試験、TOEIC等の語学試験の成果を評価する企業も多いです。ただ、大学において法学、政治学の基礎固めは、しっかりやっていただきたいです。基礎がしっかりしていれば、各種資格試験の準備も効果的に進むものと思います。

履修の一例
(自由に科目を選択できます)

基幹科目16単位、導入演習2単位は、1年次生全員が履修します。

履修の一例

科目群の講義から
[知的財産法 人間の知的創作物に与えられた独占権]

受講生のコメント
安田 健朗 さん
具体例を交えた説明でイメージがしやすい講義です。

他国との比較や実際にあった訴訟等から、日本の知的財産権保護のあり方を学びました。それらの具体例が取り上げられるので、内容をイメージしやすく、わかりやすい講義です。また、企業において従業員の発明に対する対価をどのようにして決めるのかといった、さまざまな利害の対立から生じる問題について考えるきっかけとなりました。

安田 健朗 さん

山名 美加 教授
【担当】 山名 美加 教授

小説、音楽、携帯電話、商品のロゴなどから、iPS細胞作製技術に至るまで、人間の知的創作物に一定期間の「独占権」を与えて保護するもの、それが知的財産権です。一定の条件を満たした知的創作物に国家が独占権を与えることで、創作者は投下した資本を回収できる期間を手にし、創作へのインセンティブが高まります。一方で、独占権の保護期間満了後は、誰もがそれを創作者の許可なく使えるものとすることでさらなる創作活動が促され、産業や文化の発展が図られる、これが知的財産権制度の理念です。あらゆるものが対象となりうる上に、国際法、国際経済、国際政治も絡んでくる、大変贅沢な学問領域ともいえるでしょう。