就職・進路民間企業への就職・先輩の声

民間企業への就職・先輩の声

法学部(2021年3月卒業)/ 就職先:本田技研工業

山本 隼世 さん
山本 隼世さん

現在の仕事内容について

現在は日本統括部販売部販売課という部署で主に担当機種の需要予測と販売戦略の立案などを行なっています。私の課ではメンバーそれぞれが担当の機種を持ち、如何にして売れるか、どのくらい製造するのが適正なのかを予測し続けています。 私たちの予測した台数を目標台数として、実際に車を売るディーラーの方々は商談を進め、予想した台数を確実に作り切れるように生産側の方々が動くことになります。後続に何万人もの人が携わる事になるといったように非常にプレッシャーの大きな仕事をしています。

在学中に取り組んだ学びや活動で現在の仕事につながっていること

私の強みは、論理的に分析する力と粘り強さだと捉えております。 一つ目の力は法学部での学業において身につきました。法律の問題では常に答えの正当性よりも、その結論に至った過程が重んじられます。この強みは法学部での学業に取り組む中で自然に身についていったように感じます。 二つ目の力は体育会陸上部での活動の中で身につきました。結果の出ない事は何度もありましたが、それでもライバルに勝ちたい、もっと上のラウンドで戦いたいと考え続け、記録を伸ばしてきました。そのような環境で4年間を過ごしたからこそ、強みは身についたと考えております。 これら二つの強みは今の職場でもその力は活きています。例えば予測に対して受注が下振れた場合、なぜ売れていないのか、売れてない事は自分の担当機種単体の事なのか、自銘の他機種にお客さんが流れていないか、他社は社会情勢はどうなっているのかなど様々な仮説を立て、それぞれを徹底的に分析しております。答えの見えない難しい場面は何度もありましたが、そのような時こそ自分の強みを活かしてこられました。 働く上で非常に大切な能力が大学の四年間で非常に伸びたと心から感じております。

          

今後の抱負

私は小さい頃から時代が変わったと感じさせられるものに強くワクワクを感じてきました。 Hondaに入社する事を決めたのも、自動運転やロケット、有人ドローンなど未来を創るような様々な事業に取り組んでいる事に魅力を感じたためです。今後は今の仕事でしっかり力をつけ、未来を創る領域に飛び込んでいきたいと考えております