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在学生・修了生の声

在学生・修了生の声

研究科一覧

法学研究科

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  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

法学研究科 法学・政治学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:社会人入試)
ー 大学院進学および本学を進学先に選んだ理由を教えてください。
近年の企業活動の複雑さにも理論的・実践的思考で解決できる高度専門職業人をめざしたいこと、また全国でも指折りの教授陣のもと専門的カリキュラムが整備された環境で学びたいことから本研究科を志望しました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
社会人入試を受験するにあたり、これまでの勤務経歴および勤務実績を振り返ると同時に、これまでの実務経験から生じた問題点をまとめることなど、大学院での研究テーマを事前に準備しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
法学部出身でないことや仕事との両立について、また既に修了した大学院での経験との相違について相談させていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
浦東 久男先生
浦東先生とは入試説明会で初めてお会いさせていただきました。その際、上記の相談などをさせていただき、とてもわかりやすく丁寧に、時には気さくにお話しくださり、この先生のもとでスキルアップに励みたいと思い志望しました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『所得区分に関する一考察』
概要:
現行制度において所得区分には明確な指標がなく、考え方も一様でないため納税者に直接的な利害が生じ、また不当な税負担の回避行為を誘発するという問題点が生じています。そこで本研究では、所得の種類及び性質を体系的に習得することで、的確な税負担を総合的に考察していきたいと考えています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
  租税法研究 国際租税法研究 労働法研究 財政学研究    
             
             
          経済法研究  
             
             
ー 社会人学生の場合、仕事との両立の工夫などについて教えてください。
仕事、大学院の勉強、プライベートを含めたスケジュール管理の徹底とすきま時間(電車移動時間など)を有効活用することです。また、平日の夜に遅くまで研究すると翌日の仕事に影響するので、無理をしすぎないように、自分のペースで学ぶことを心がけています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
修了後は引続き実社会において、業界の高度専門職業人として、学術理論と実務理論の両面を兼ね備え、戦略的思考をもったビジネスマンとして企業の永続、発展に尽力していきたいと考えています。
ー 関西大学大学院法学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
良き仲間に恵まれ、全国でも指折りの教授陣に日々ご教示いただき、また専門資料も豊富で研究環境に恵まれた中で充実した学生生活を送ることができています。関西大学大学院法学研究科の進学を希望する皆さんの思いに十分応えてくれる環境だと思います。
法学研究科 法学・政治学専攻
博士課程前期課程
2014年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を進学先に選んだ理由を教えてください。
私は学部入学時より大学院に進学したいと考えていました。法科大学院と最後まで悩みましたが、学部時代とは異なる分野の法律を学んでみたかったことと、一つのことを深く学んでみたいと思う気持ちから本研究科への進学を決めました。
また、候補としていたほかの大学院よりも施設や図書館が充実しているように感じたことも決め手となりました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
知的財産法を研究したいと思い、学内進学試験を受験しました。自分は大学院で何を学びたいのか、何に関心があるのかということを明確にして試験に臨みました。私の場合はいかにして知財を国益につなげるかということにも関心があったので、それを口頭試問で正直に話しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
山名 美加先生
今後は知的財産が今まで以上に重要視されると考えたので、学部のゼミとは異なったこの分野に決めました。研究されているテーマが私の考えるものに近く、多元的な視野で考える機会をくださる先生です。現在、山名先生にいろいろ教えていただき学べることをうれしく思っています。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『伝統的なシンボル、イメージの保護と知的財産権』
概要:
世界知的所有権機関(WIPO)の遺伝資源等政府間員会(IGC)の議事録より先進国・発展途上国の見解を抽出し、それらの対立などから如何にして国家や地域のシンボルやイメージといったものを知的財産制度の枠組で保護できるか、その可能性と限界について検討を行っていく予定です。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
  民法特論研究 労働法研究 労働法特論研究      
    知的財産法研究 有価証券論研究      
  法社会学研究          
    政治社会学研究 民法研究
(財産法)
     
             
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
1年次生の時には学外でアルバイトをしていました。しかし、授業の準備などに専念するため、時間の都合がつきやすい学内でのアルバイトを増やすことにしました。
また、奨学金をいただくこともできたので、それも組み合わせることで学費を捻出しております。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
まだ明確には決まっていませんが、大学院で学んだことを広く人々のために使えるような仕事に就きたいと考えております。
ー 関西大学大学院法学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院にはさまざまな背景をもつ人が在籍しており、社会人の方や海外から留学されている人たちとの関わりのなかで新しい価値観や考え方に触れることができる場所だと思います。同年代であっても全く別のことを研究しているため、今まで興味のなかった分野に触れることができ、新しい刺激を得ることができます。こうした中から今までとは少し違った自分を発見し、人間的に成長することができます。
また、学部生のころよりも先生との距離が近いため密度の高い勉強をすることができます。勉学以外のことに関しても親身に相談に乗ってくださるので自分自身や自分のまわりの世界について改めて考え直す契機にすることができると思います。
法学研究科 法学・政治学専攻
博士課程前期課程
2014年3月修了(入試種別:学内進学試験)
勤務先名:
株式会社宝島社 編集
勤続年数:
2年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
学部時代はほかの科目を学んでいましたが、幅広く世の中を知りたい、履修していた知的財産権法をもう少し深く研究したいと思い、大学院に進学しました。4年次には就職活動もして、内定もいただきましたが、本研究科には自分の学びたいと思っている分野のプロフェッショナルの教員がいること、学修環境が整っていることから、本研究科を選びました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
山名 美加先生
知的財産権法のプロであり、私が興味を持ったきっかけである山名先生に学びたいと思いお願いしました。1年次生の時は先生が海外にいらしたので、直接ご指導いただいたのは2年次生からでしたが、履修しておくべき科目やアドバイスなどをメールでやりとりしていました。先生が戻られてからは、学部生のゼミにも参加させていただきました。就職活動が長びき、修士論文もスムーズにいかないこともありましたが、お忙しい合間を縫って指導してくださいました。本当に感謝しております。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『日本における「におい商標」導入をめぐる考察 ―国際比較を通して―』
概要:
音や動きなどからなる商標、いわゆる「新しいタイプの商標」のなかから特に、「におい商標」について我が国での導入をめぐる議論、そして、「におい商標」を導入している各国の状況や判例を踏まえ、我が国において「におい商標」保護を導入するにあたっての重要性とその課題を検討します。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
学部生の時は何となく食品を中心としたメーカーを希望していたのですが、大学院で新しいもの、勉強以外のことにも触れる機会が多く、知らないものを知ることの楽しさを改めて感じたことがきっかけです。いろいろなものごとを伝え、広められる、そしてそれをつなげていける仕事がしたいと、マスコミやイベント関連に興味をもち、今の仕事に就きました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
初めは、同期が2つ下であることや、友人が2年も先に社会に出ていることに、とてもあせりを感じていました。現在でもその差を感じることはありますが、自分自身で突き詰めたかった研究ができたことによる自信は、悩んだ時など、とても励みになります。私の研究していた分野は直接仕事に生きるということはありませんが、学部生のころよりも、より多くの考え方に触れ、それを踏まえ、自分の考えを発信していくという研究でのスタイルは、仕事でも生かされていると考えます。より深く考えられる、また今でも興味をもって学ぼうと思うことが多くあるように思います。
ー 関西大学大学院法学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
関西大学大学院にはあらゆる法律のプロフェッショナルがいます。また、ただ専門的であるだけでなく、一人ひとり本当に親身になってくださる先生方がいらっしゃるアットホームさが魅力だと感じています。社会人学生や学部生との関わりも多くて、刺激が多く、研究を深めることのできる環境は十分だと思います。就職か進学かで悩んでいる人は、少しでもやってみたいと思うことがあるなら、ぜひ大学院進学をお勧めします。社会人になってからでも学べないことはないですが、じっくり学んでみることも一つだと思います。先にも書きましたが、社会人学生や学部生、先輩方など身近にあらゆる経験をもつ人々がいるので、研究以外の考え方にもたくさんの刺激があります。もちろん修士論文や勉強は大変なこともありますが、きっと自信につながると思います。がんばってください。
法学研究科 法学・政治学専攻
博士課程前期課程
2009年3月修了(入試種別:社会人入試)
勤務先名:
えん税理士事務所 代表
勤続年数:
3年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
当初は一般企業で勤務しておりましたが、専門性の高い職業人として社会貢献したいと思い、税理士事務所へ転職しました。実務および税理士試験の勉強をする中で、税理士は高度で専門的な知識や技術を要することを痛感しました。企業が経済活動を行ううえで、税法はもちろんですが、多岐にわたる法律が関わってきます。税法をより深く、関連する法律を横断的に学びたいと思い大学院進学を決めました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
浦東 久男先生
研究者としてご立派なことはもちろんですが、丁寧に細やかに指導してくださる先生ですので安心して指導をお願いしました。研究テーマが国際税であったため、英語の文献に多数当たる必要がありました。英語の翻訳・理解に関して、最後まで根気よく付き合っていただき、的確なアドバイスを頂戴しました。無事に論文を完成させ、税理士として仕事に励むことができているのは浦東先生のおかげだと心から感謝しております。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『法人税法における外国税額控除の人的適用範囲―トライアンギュラー・ケースと租税条約の無差別取扱い原則―』
概要:
R国に本店を有する法人のP国に所在する恒久的施設が、利子・配当・使用料といった所得を、第三国であるS国に所在する会社から受け取るようなケースを、トライアンギュラー・ケースとよびます。
このケースにおいて、P国に所在する外国法人のPEが投資に対する原資を負担しており、この投資による所得がPEに実質的に関連している場合には、PEにおける課税所得ととらえ、PEに外国税額控除を認めるべきではないかという見解があります。三ヵ国がOECDモデル租税条約に準拠した3本の租税条約をそれぞれ締結していた場合の租税条約の適用関係およびOECDのトライアンギュラーケースに対する検討の変遷を追い、そしてP国=日本である場合の日本における課税のあり方を検討しました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
奈良で税理士事務所を営んでおります。大学院に進学する以前より税理士として働く夢を強くもっておりました。日本の中小企業割合は99%以上です。中小企業の発展こそが日本経済を豊かにします。税理士は中小企業がより良く企業活動を行い、発展し続けるためのパートナーです。自分の社会的使命を全うすべく、やりがいをもって仕事に励んでいます。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
実務で、税法に目を通すことはもちろん、過去の判例を調べたり、国際税が絡む案件に携わることがあります。大学院で税法を正確に理解し、判例研究や国際税について深く学んだことが、現在の仕事にとても役に立っています。社会に出てから大学院で学び直すことで、より学問を実務に生かすことができます。
ー 関西大学大学院法学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院は少人数制で、発表形式で授業が進められます。関西大学大学院法学研究科は質の高い授業および研究が行われているため、授業に臨むために努力が必要です。発表前に徹夜をする日も少なくありませんでした。大変な日々でありましたが、それでこそ学問が身につくのです。著名な教授にご教示いただき、仲間と切磋琢磨して過ごした日々はかけがえのない財産になります。

文学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

文学研究科
総合人文学専攻 国文学専修
博士課程前期課程
2014年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
日本語教員をめざしており、そのための必要な知識や経験を身につけ、学位取得を目標に進学しました。大学院には日本語教育に関心のある人や実際に教員をめざしている人、日本語教育を実際に受けて入学した留学生も多いため、日本語教育関連の情報を授業以外でも得やすく、非常に勉強しやすい環境だったこともあって進学への意欲が強くなりました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
私は7月の学内進学で受験したため卒業論文の研究を行いながら、面接の準備を行いました。主に卒業論文の内容と進学後の学位論文の内容をどのように関係づけて応用させるかなど、今後の予定を具体的に考えるようにしていました。また、卒業論文の執筆中でもあったので、関連の参考文献をよく読み、できるだけ論文を読む時間を増やすように心がけました。ほかも日本語教育に必要な科目を調べるなどの事前準備をして面接試験に臨みました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
指導教員の先生は卒業論文の指導教員でもあったので、事前の連絡や面談の日程合わせが難しいといった問題は特にありませんでした。主に卒業論文の内容の相談とそれに関連する文献や日本語教育能力検定試験の学習に役に立つ授業といったさまざまな情報を教えていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
日高 水穂先生
学部入学時、日本語教員になりたいという漠然とした考えはありましたが、大学院進学のことは全く考えていなかったため、進学するか非常に悩みました。しかし私の場合、卒業論文で日本語と韓国語の比較研究をしていたため、大学院へ進学後もその内容を発展させたテーマで学位論文を執筆できるだろうという日高先生からの勧めもあり、大学院受験を決心しました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『日韓両言語における依頼表現のバリエーション研究』
概要:
複数の依頼場面において、依頼の表現をどのように使い分けているのか日本語と韓国語の比較研究を行います。日本語と韓国語には敬語があり、相手によって言葉使いを変えます。つまり、数多くの依頼表現の形式があり、話者は頼む相手や依頼内容によって、それらのバリエーションを使い分けているということになります。本研究では、日本語と韓国語においてある依頼の表現がどの場面で誰によく使用されるのか、その使用実態を調査していきます。そしてそれぞれの表現は、世代によって使用頻度に差があるのか、また、ある表現によって依頼される場合にどのような印象を受けるのかを調査し、これらの表現が依頼の機能としてどのくらい定着しているのかを調査します。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
  日本文献情報処理研究B TA        
TA   国語学演習(1)B 近代国語史研究B 修論構想発表会    
        外国語教育論5
(日本語・文法)
   
TA     TA      
  古代国語史研究B 国語学演習(2)B 日本漢学B      
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
学部や留学生別科での授業TA(ティーチング・アシスタント)、資料整理などを経験しながらお金の工面をしていました。TA制度は働きながらその授業内容を学ぶことができる利点があるため、できる限り利用するようにしていました。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
日本語教育検定試験に合格し、日本語教育の現場に立てるようにしていきたいと思います。現在、試験勉強と並行して本学と韓国嶺南大学校の修士学位を取得するため、デュアル・ディグリー(DD)プログラムを利用して韓国に留学中です。今後は、学位の取得だけでなく、韓国での日本語教育の現場を見る機会を得て、実際の教室の雰囲気を感じ、日本語学習者と交流するようにして、その経験を将来に生かしていきたいと思います。
ー 関西大学大学院文学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院では、学部の時とは違う少人数の授業でさらに専門的に深く学ぶことができます。学部の時よりも多くの難しい論文を読み、授業でも発表する機会が多くなります。専門的でレベルの高い勉強をするには非常によい環境が整っており、さまざまな制度も開設されてきています。私の場合は、2015年春学期から始まったDDプログラムを利用しています。留学中は研究に必要なデータが収集しやすいため、自分の研究の幅を広げることができてよかったと感じています。 大学院進学を考える時、就職活動と同様に、入学してからどのようにしたいか、修了後の進路にどのように生かしていくかなど、具体的な計画を立ててみることをお勧めします。大学院では、学生ではなく研究職に就職した気持ちで研究を進めるよう指導されます。大学院で学ぶことが将来の自分にとって本当に必要かどうか、よく考えて進路を選ぶようにするとよいと思います。
文学研究科 総合人文学専攻 哲学専修
博士課程後期課程
2012年4月入学(入試種別:一般入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
勉強すればするほど疑問がわいてきて、もっと知りたいと思うようになったからです。多くの知識を身につけて、そのうえで自分の見解を出したいと考えるようになり、大学院に進学しました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
ドイツ語および英語で文献を読む訓練、哲学史の勉強をしました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
卒論ゼミの時点ですでに品川先生にお世話になっていました。大学院の受験について特別に連絡をとることはありませんでしたが、ゼミなどの際に相談に乗っていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
品川 哲彦先生
私が哲学を志した元々の理由は生命倫理学に関心があったため、これを専門の一つになさっている品川先生に指導していただきたかったからです。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
題名ー未定
概要:
カントの道徳哲学の中心概念である人格・人間性について、倫理学と宗教論との統合的読解に基づいた解釈を提示したいと考えています。そのうえで、人間の尊厳という概念が何を意味し、現代においてどのような役割を担いうるかを検討することが目的です。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程後期課程 3年次 秋学期

現在、博士論文執筆のために在留している身分で、時間割はありません。自分一人で文献を読むなどして研究を進めるほか、勉強会や研究会に積極的に参加し、見聞を広げるように努めています。

ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
博士課程前期課程・博士課程後期課程ともに関西大学第2種給付奨学金(現:関西大学大学院特別給付奨学金)をいただきましたので、これを学費に充てました。また、日本学生支援機構からも借りていたほか、前期課程の2年間は電通育英会から給付奨学金をいただいていました。現在は日本学術振興会の特別研究員として月給をいただく傍ら、学内でTA(ティーチング・アシスタント)として勤務しています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
研究職に就くことを希望しています。
ー 関西大学大学院文学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院は学部生の時よりもいっそう自主性が問われるところです。大学院で何を研究したいか、目的を明確にもってください。そうすれば、厳しいけれどもこのうえなく充実した大学院生活が送れると思います。
文学研究科 総合人文学専攻・英米文化専修
博士課程前期課程
2015年3月修了(入試種別:学内進学試験)
北テキサス大学  哲学・宗教学科
博士課程後期課程 2015年8月留学中
ー 大学院進学の理由を教えてください。
文学研究科の英米文化専修は、環境問題を人文学の視点からとらえ、環境哲学、およびエコクリティスズムが研究できる数少ない大学院だったからです。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
マーク・メリ先生
ゼミを選ぶ際に、これから希望をもって研究でき、社会のためになる分野を研究したいと思い、メリ先生のゼミ(環境哲学・エコクリティシズム)を選びました。メリ先生には、人生の価値観、特に自然環境を大切にする生き方を、ご指導を通して教わりました。メリ先生と出会っていなければ、環境哲学とも出合うことはなかったと思います。またそれがなければ、現在もアメリカで研究を続けることはなかったと思います。普段、メリ先生にあまり褒められることはないのですが、フルブライト奨学金(日米教育委員会)が決まった時は一番に報告し、「今年一番の良いニュースだ」と、とても喜んでくれました。英語でmentor(恩師)という言葉があります。先生は私の人生のメンターです。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『The Contemporary Japanese Concept of Satoyama: An Inquiry into Environmental Thought for Sustainability』
概要:
本稿は、今日の日本の「里山」概念を分析するとともに、環境思想としての可能性を考察します。環境哲学研究での西洋概念を中心とした議論の展開に対し、日本においての「里山」概念が、環境思想として新たな展開を生み出すことは可能かと考察しました。日本の環境保全活動において「里山」概念が、重要な役割を果たしており、またその概念は、日本の文化や社会問題を映し出します。里山を通してみられるさまざまな問題に、エコクリティシズム的分析も加えています。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
学部生のときに、環境哲学を組み入れた環境教育はできないかと構想して、卒業論文を書きました。そこから発展し、大学院生になってから、実際に自分で環境哲学を中心とした環境教育プログラムを作り、実際の中学校・高等学校で実践しました。また大学院生の間に、さまざまな環境教育に関する学外のプログラムに参加し、たくさんの交流ができました。伸び伸びと、自分がやりたいと思ったことをできました。またそのようにできる環境下にいたことが、在学中の積極的な活動を後押ししたのだと思います。その結果として、日米両国政府による留学制度において、フルブライターとして留学することができました。その積極的な姿勢や意欲は、アメリカで研究するうえでとても大切だと思っています。
ー 関西大学大学院文学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院は自分で行動をするところです。しっかりとした目標があって、学ぶ姿勢があれば、自分の思う研究生活を送れると思います。与えられるのを待つのは研究ではありません。文学研究科の先生方は、そんな精神をもった大学院生を必ずサポートしてくれると思います。さまざまな国で研究されてきた先生方ならではの広い視点は、日本で研究するうえでとても良い刺激を受けると思います。
文学研究科 総合人文学専攻 教育学専修
博士課程後期課程
2015年3月修了(入試種別:一般入学試験)
勤務先名:
至誠館大学 講師
勤続年数:
7カ月
ー 大学院進学の理由を教えてください。
関西大学大学院には博士課程後期課程から入学しました。修士論文を書いていたときの指導教員が関西大学に移られたからです。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
多賀 太先生
多賀先生を指導教員として希望した理由は、自分が研究したいテーマと先生のご専門が合致していたからです。
多賀先生とのやり取りは数えきれないほどですが、特に印象深いことは、「専門が異なる人と交流して、自分の研究を説明する機会を増やしなさい」という言葉です。たとえば、私はジェンダー論が専門の一つですが、「ジェンダー論に関心がある人」のなかで交流しているだけでは、専門的知識や議論を深めることはできても、知識を伝達する力は伸びません。自分の専門についてよく知らない人に向けて、どのように説明すれば通じるのか、意義が理解してもらえるのか。これらを考え、実行することは、学術論文の質を向上させることにもつながっていたと思っています。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『児童養護施設の教育環境に関する社会学的研究』
概要:
児童養護施設とは、さまざまな理由で家庭で暮らすことができなくなった2歳から約18歳までの子どもが生活する児童福祉施設です。博士論文では、児童養護施設で実施した2年間のフィールドワークによって得られたデータに基づいて、施設の子どものコミュニケーションや学習における課題、また、そのような課題に対応する職員の支援実践を明らかにしました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
現在の勤務先である至誠館大学は、以前は山口福祉文化大学という名で児童養護施設退所者への支援を早期に始めた先駆的な大学です。私自身の専門を踏まえて、そのような大学の教育研究に貢献できればと考えたことが大きいです。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
現在、大学で主に保育士・幼稚園教諭をめざす学生を教えています。児童福祉施設で保育士として働きたいと考えている学生もおり、大学院で児童養護施設をフィールドに調査研究を行ってきた経験は想像以上に生かされています。
また、「子どもと関わる仕事がしたいけれど、勉強は難しい」という学生も当然います。そうした学生に対するとき、学問を深く学び、他人と多く議論をした経験は「どのあたりが難しいのか」「目の前にいる学生がぴんとくる説明の仕方は何か」と、知識を押しつけるのではなく相手の視点に立った建設的な思考につなげてくれます。
ー 関西大学大学院文学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院はそれぞれの問題関心をとことん考えることができる貴重な場です。自分に合った学び方を発見し、学びを発信する言葉を磨いて、自分自身の世界をどんどん広げていってください。

経済学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

経済学研究科 経済学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:社会人入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
現在、税理士事務所に勤務しながら税理士をめざしています。早く専門家として活躍したいという思いが強く、税理士試験の科目免除の論文指導をしていただける優秀な先生のもとで研究を進めたいと考え、大学院進学を希望しました。また、総合大学で、図書館や研究室の設備が充実していること、奨学金制度が充実していることも大きな決め手となり、本研究科を選びました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
指導を希望する林先生が書かれた文献や研究テーマについての文献を読みました。また他学部出身であったため、経済学の基本書を読み勉強をしました。
新聞に取り上げられている税に関する記事には特に注目して目を通すようにしていました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
林 宏昭先生
大学院や研究室を検討した際に、以前、林先生の研究室に所属していた信頼できる職場の同僚から先生のお人柄やカリキュラムなどについて話を聞きました。
林先生には研究に行き詰まったときに、案がでるよう道筋をたてていただいています。また、いつも気さくに質問できるような環境を作ってくださり、とても感謝しております。
先生方を交えての飲み会も行われ、修了された先輩なども参加され、さまざまなお話を聞くことができ、とても刺激になります。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『相続土地の二重課税問題について』
概要:
相続人が土地を相続した場合に相続税が課税され、その後相続人がその相続した土地を譲渡したときには所得税か課税されるという二重課税問題の検討、また被相続人が所有した期間の値上益部分に係る所得税を相続人が負担することとなっている現在の税制の問題点について研究を進めています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
    財政学1 情報処理論研究1 財政学研究1 経済学研究演習1  
             
             
          経済学基礎研究(b)  
    公共経済学研究1 租税論研究1 地方財政論    
    国際税制論研究1        
ー 社会人学生の場合、仕事との両立の工夫などについて教えてください。
職場では勤務形態と勤務時間を考慮していただきました。通学に支障のないよう配慮して上司やまわりの同僚にも仕事を助けていただいているので、問題なく両立ができています。
限られた時間のなかで課題や発表準備を行うため、文献や論文の読み込みは毎日の通勤中や帰宅後など平日を利用して行っています。そして理解して考察した内容を、休日にまとめるというペースで進めています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
現在勤務している税理士事務所で、引き続き勤務いたします。
ー 関西大学大学院経済学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
研究環境が整っており、非常に優秀で、さまざまな分野でご活躍されている先生方の講義を受け、指導をしていただけます。
授業内では発表や論文作成を通じて論理的に分析する力、調査力やわかりやすく説明する力を身につけることができます。
また、夏には他大学との合同合宿が行われたり、外部の講演を聴講する機会もあり、授業外でもさまざまな学ぶ場を提供していただけます。
同じ志を持つ仲間もでき、とても充実した環境のなかで研究ができており、大学院へ進学してよかったと感じています。
経済学研究科 経済学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:外国人留学生入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
大学で財務金融を専攻し、幅広い商学部の科目を学習しているうちに、学問の深さを感じ、もっと勉強したい気持ちが強くなったので、大学院への進学を希望しました。そして、私が経済学に興味をもったきっかけは、2008年の世界金融危機の勃発後に世界各地で起きた就職難・貧困問題でした。
なぜ格差や貧困が広がるのか、恐慌や経済危機が発生する仕組みは何かなど、経済学を学び、その答えがわかるのではないかと考え、財務金融から経済学に進みました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
大学院進学の一年前から、高いレベルの日本語力をめざし、日本語の勉強に取り組みました。また、実際の経済の動きを把握するために、日頃からエコノミスト、東洋経済といった週刊経済誌を見るようにしていました。
受験対策として、練習問題を大量に解くことが重要だと思ったので、公務員などの資格試験対応のミクロ・マクロ経済学の本を使いました。特に、ミクロ・マクロ経済学の計算問題編と記述論文編の2冊を読み込んだおかげで、理解が深まりました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
佐藤 真人先生
関西大学の教員紹介のページといくつかの学術情報サイトで、私の興味のあるマクロ経済学を専門とする佐藤真人先生の存在を知り、佐藤先生のもとで指導を仰ぐことを希望しました。しかし、当時日本に来て間もない私には、事前に先生に連絡を取る時間の余裕がなかったため、不安や期待を抱えながら入学試験当日を迎えました。面接の場で初めてお会いしたのですが、佐藤先生は非常に人柄の良い方であり、私の意見をじっくりと耳を傾けてくださいました。その後、入学までの半年間に、数回の面談で、私のやりたい研究方向と大学院での勉強について、本当に親身に相談に乗ってくださり、たくさん助言をくださいました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『技術革新が労働力不足問題を解決する可能性-日本を中心にした考察』
概要:
世界で最も少子高齢化が進む日本では、労働力不足の問題がますます深刻化しています。こうした中、労働力不足になれば女性・高齢者の労働力を高めながら、ロボットやIT技術の活用を図れば、それが持続的な経済成長を支えると言われています。従来の機械は、できることの大半が熟練度の低い仕事(low-skilled work)に分類されてきたが、今日の機械においては、人間にしかできないとされてきた仕事もできるようになりました。つまり、非熟練労働者の仕事がなおさら機械に奪われ、高い技術力を要する仕事の需要が増えることになるのです。それゆえ、労働力の不足と高い技術力を持つ人材の不足が相まって、労働市場での需給ギャップが大きく広がりかねません。また、技術革新を主因に、この時代に適応できる専門技能をもった少数の人に所得が集中しやすくなっています。そのほかの大多数の労働者の所得は、横ばいまたはマイナスになりやすく、人口減少社会に突入する成熟国にとって、技術革新がもたらした格差や将来を担う人材の育成の課題などが大きな挑戦となります。本稿は、そうした問題意識のもと、人口減少社会において技術革新が労働力不足問題を解決する可能性について整理し、日本を中心に検証しようとするものであります。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
    M
労働経済学研究2
講義
  M
外国文献研究
(英語)2
講義
   
        M
経済成長論研究2
講義
   
  M
マクロ経済学研究2
講義
         
        M
経済学基礎研究(a)2
講義
   
  M
経済学研究演習2
演習
         
  M
計量経済学研究2
講義
TA TA      
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
学費については、授業料30%減免制度(2015年度実績)を利用しました。
生活費については、台湾人留学生を対象とした奨学金制度を利用し、学内でTA(ティーチング・アシスタント)をしています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
博士課程前期課程を修了したら、日本で就職するつもりです。留学で身につけた知識・思考力・語学力を生かせる仕事に就き、人々の生活をより豊かにすることに貢献したいと考えています。
ー 関西大学大学院経済学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院生になると、授業を受けるたびに事前準備が欠かせません。ときどき一対一の授業もあり、負担は大きいですが、自分の意見を言うことも、知りたいところを突っ込んで聞くこともできます。
また、研究にしても勉強にしても、近道はないので、地道な努力をすることが大事です。
1年目はゼミ発表や修論の準備作業に忙しく、時間があっという間に過ぎてしまうので、本当に必要なことにエネルギーを注いで、ぜひがんばって取り組んでください。
経済学研究科 経済学専攻
博士課程前期課程
2016年3月修了(入試種別:外国人留学生入試)
勤務先名:
株式会社京進
勤続年数:
1カ月
ー 大学院進学の理由を教えてください。
関西大学大学院を選択した理由は二つあります。一つは充実した研究環境を有しているところです。例えば関西大学の図書館。外部と連携をとって関西大学の学生証を使えば、ほかの学校の図書館も利用できます。さらに、たくさんのデータベースと契約をして、普段では見れないデータや論文を見ることができます。
もう一つの理由は、本学は、関西地域の大学のなかでも屈指の学校環境だと思います。勿論建物や大学院生用の研究施設も立派ですが、留学生に対するサポートもしっかりしているので、安心して大学院生活を送ることができると思いました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
林 昭宏先生
林先生を選んだのは先生の研究分野が自分の興味にあったためです。
林先生は財政専門の先生で、主に税理士を希望する方の指導を行っていたので、今まで留学生を指導したことは一度もないとのことでした。 先生とのご縁は一通の手紙でした。
事前に、先生とコンタクトをとる際に、メールや電話などではなく、手書きの手紙を出しました。それを見た先生は手紙から誠意を感じたとのことでした。
それ以来先生と何度もお話をし、初めての留学生にもかかわらず、挑戦するチャンスをくださいました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『中国における営業税と増値税について一考察』
概要:
2008年の税制改正を受け、中国の営業税は階段を踏んで、徐々に廃止し、またその課税対象を増値税に分類し、増値税一本化することを決めました。この改正の背景、理由、そして実際企業にどういう影響を与えるかを検証した論文です。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
現在の会社を選んだ理由は二つあります。
まず、一つめは、会社の実情を包み隠さずお話しいただき、また、自社の課題、問題、弱みもすべてお話ししていただきました。誠実さ、信頼、希望を感じたため、現在の会社に就職することにしました。
二つめは、選考において、平等に選考していただいたことです。内定後も、熱い言葉をいただき、自分の働く姿を想像できたことが、入社を決定した理由になりました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
現在の会社では直接的ではないものの大学院で培った能力が確実に生かされています。
例えば、問題を深く堀りさげて考えることができること、違う角度で問題を見ることなど。簡単に言えば、問題を処理する能力を求められるところで大学院での学習経験がすごく役に立っています。
ー 関西大学大学院経済学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院の先生方は、常に学生のことを思い、経済学研究科の学生たちも常にまわりで研究する仲間を思っています。
厳しい時もありますが、それを上回る楽しさ、喜び、感動が待ち受けています。これから自分を精進することを考えているのであれば、ぜひ関西大学大学院の経済学研究科に進学してみてください。
経済学研究科 経済学専攻
博士課程前期課程 
2014年3月修了(入試種別:外国人留学生入試)
勤務先名:
SKECHERS 店長
勤続年数:
8カ月
ー 大学院進学の理由を教えてください。
自分の研究能力や経済知識を増やすために進学しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
浜野 潔先生
2009年9月から2010年7月まで日本に留学していた当時、日本史を教わった先生から紹介を受けて浜野先生に会いました。自分に合う教え方だと感じたので、受験することにしました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『よみがえった2つのオリンピック -敗戦国フィンランドと日本の経済発展』
概要:
第2次世界大戦の敗戦国の2つ、フィンランドと日本は終戦から短い期間で1952年と1964年に夏季オリンピックを開催しました。オリンピック開催は両国の経済発展にどのようなかかわりがあったのかを研究しています。また、あまり知られていない1940年のいわゆる「幻のオリンピック」はこの2つの国の戦後オリンピック開催にどのような影響を与えたかを説明します。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
高校生のころからいろいろな国の人と交流することと国際的に行動できることに興味をもちました。大学院で専攻していた日本経済史のなかでは国際的に成功した企業の証もよくあり、これからの成功話の例でもあります。
学んだことを生かせるためには、現在急成長を成し遂げている企業に働くことによって自分の社会経済・経営の理解を増やしていきたいと思っています。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
学部卒業生と比べて、会社の事情をより広く分析できていると思います。これによって、社内・社外で作るキャリアの可能性はほぼ無限だと感じます。また、これから経験を重ねて会社のさまざまな事業に関わる機会があれば、大学院で深めた経済知識や分析力をより深く生かせる場面があると思います。
ー 関西大学大学院経済学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
自分が何をしたいのかを把握してから、大学院に進んでください。大学院で研究することは自分の将来を鍛造できるチャンスであり、目的とやる気さえあれば大学院は将来に役立つ時間になると思います。

商学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

商学研究科 商学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
私は将来、税理士になることを学部生の時から目標にしていました。税理士には会計と法律の両方の知識が求められます。そのため、学部では会計を勉強し、大学院では法律について専門的に学びたいと思い進学を決めました。関西大学は図書館をはじめとして、研究施設が充実しているので選びました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
受験勉強を始めた時点では税法に関する知識が全くなかったため、税法の基本書とされるものから読みました。その際に、過去問題の傾向を分析して、試験問題を予想しつつ読み進めました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
メールでアポイントを取り、先生の研究室に伺いました。進学するにあたり今、勉強しておくべきことなどを相談させていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
辻 美枝先生
大学院への進学の相談に親身に乗ってくださる優しさと、どんな質問にも的確に答えられる聡明さにひかれ、辻先生にご指導いただこうと思いました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『国際相続における課税問題』
概要:
各国の相続税制度はさまざまであり、相続が国をまたいで行われる場合には、その制度の違いによって二重に税金が課されてしまう、もしくはどの国においても課税されないといった課税上の問題が生じることがあります。これらを国際相続における課税問題と認識し、その解決について考察しています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
        マーケティング    
  統計学          
             
  租税法研究
講義
租税法研究
演習
金融論研究      
  英語コミュニケーション       会計学理論研究 現代ファイナンス・
会計研究(2)
    現代ファイナンス・
会計研究(3)
[隔週]
現代ファイナンス・
会計研究(3)
[隔週]
     
  • ※「現代ファイナンス・会計研究」という授業は税理士の方が講義をされ、実務面のことも聞くことができるので、大変刺激になりました。
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学から給付奨学金をいただいていました。そのため、生活費と専門学校とのダブルスクールの学費分だけ、試験監督のアルバイトなどで稼いでいました。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
学部と大学院で学んだ知識を生かし、税務面はもちろん、経営面でも中小企業をサポートできるような総合力の高い税理士として活躍したいです。
ー 関西大学大学院商学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
ぜひ目的意識をしっかりもってください。自分がなぜ、何をしに大学院へ来たのか、将来どのようになりたいのかという目的がはっきりしていれば、研究で壁にぶつかっても、モチベーションを高く保つことができると思います。
商学研究科 商学専攻
博士課程前期課程
2014年4月入学(入試種別:社会人入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
データ分析を行うための専門的な知識の習得をめざして進学を希望しました。そこで、小売業のデータを使用して、実践的な分析と研究をしている矢田先生がいらっしゃる本研究科を選びました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
過去に出題された問題を調べて、筆記試験の出題傾向をつかみました。また、その問題に答えられるだけの専門知識を学びました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
事前にメールでアポイントを取りました。面談回数は一回。面談内容は研究分野や指導内容についてです。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
矢田 勝俊先生
矢田先生は企業と連携してデータ解析や研究を行っており、ビジネスに直結する研究内容でした。 また、豊富な専門知識をもっているだけでなく人柄も気さくで話す内容も非常にロジカルでわかりやすく、この先生のもとで研究をしようと決めました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『セルフコントロールの失敗が顧客の店舗内行動に与える影響』
概要:
スーパーマーケットにおいて取得された顧客動線(顧客の店舗内の移動経路)データを用いて、顧客が衝動買いの衝動をどのように店舗内でコントロールしているかを分析しています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 2年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
             
             
             
  M課題研究指導2          
             
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
学費は必要な金額を算出して貯金をしました。不足分については、奨学金制度を利用してまかないました。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
小売業にて、購買行動を分析するマーケティング関連部門への就職を希望しています。
ー 関西大学大学院商学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
本研究科では、ビジネスで起きる現象を理論的に理解し、総合的な視点から解決策を導き出す能力が身につきます。
商学研究科 商学専攻
博士課程前期課程
2012年3月修了(入試種別:社会保険労務士特別推薦入試)
勤務先名:
特定社会保険労務士
勤続年数:
20年1カ月
ー 大学院進学の理由を教えてください。
以前より「大学院での学びなおし」を考えていましたが、家庭と仕事との両立や経済的問題があり、希望しているだけで、なかなか踏み出せずにいました。しかし、娘も大学を卒業し、就職したことで、経済的問題が少なくなったことと、タイミングを合わせて社会保険労務士会から、母校での推薦入学制度を始めるという情報を得たため、思い切って受験しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
伊藤 健市先生
経営労務分野での著書も多く、ヒューマンリソースマネジメントを研究されていることで、自分の研究したい方向と合うと考えました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『未就職卒業者支援におけるRJP的手法の有効性』
概要:
本論文は、未就職卒業者への支援において、学生と企業とのミスマッチを解消するために、RJP的手法を活用した就業体験の有効性を検討することを目的としています。
RJPとは、組織や仕事について、事前に良い情報も悪い情報も含めて誠実に応募者に伝えることで、採用後の定着率を向上させる効果のある手法です。また、RJPは組織と個人が互いに適合性を見極めて「選びあう」関係も重視します。その結果ミスマッチを軽減する効果があります。
未就職卒業者増加の背景には、景気の後退に加えて新卒労働市場の量の変化、求められる人材の質の変化、採用手法の変化という環境の変化があります。さらに、企業と学生とのミスマッチが問題を複雑化させています。
これらのミスマッチを解決するために、RJP的手法である株式会社パソナのフレッシュキャリア社員制度の有効性を検討しました。その結果、育成からキャリアカウンセリング、マッチングそしてフォローまでを専門の機関が仲介して、就業体験させることが有効であることを明らかにできました。
そして、未就職卒業者にしっかりと就業観を植えつけ、働く意欲を起こさせるには本人の「気付き」が一番重要です。そのためには未就職卒業者の感情を動かして変化させる支援側の使命感や熱意が必要であることを論じました。
それらが揃ってRJP的手法である就業体験は、自分にふさわしい居場所を自分で判断できるようになる自分探しの学習過程としての役割を推進させることを指摘しました。
しかし、現状ではこの制度を利用して適職を見つけるメリットよりも新卒枠での募集でしかチャンスのない大手企業への就職の道が閉ざされるデメリットの方が大きくなります。今後の課題は、新卒一括採用システムの見直しであると考えます。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
均等法前の世代なので、大学出身の女性の就職は難しい時代でした。望む就職はできなかったですが、流通、人材派遣と新しい業界で働いたことで自身の雇用管理の問題性(女性活用、非正規雇用活用)を意識できるようになりました。その結果、社会保険労務士の資格を取得し、開業する道につながりました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
昨年の12月17日、大学院時代の人脈がきっかけで新たに一般社団法人SRストレスチェック支援センターを設立しました。社会人になってから職場で働くすべての人の能力開発の必要性をずっと感じていました。その解決策を模索しながらの30年でしたが、大学院で経営学などの知識を学んだことで、これまでの実務経験の生かし方を実践できる力を得ました。さらにそこにパワーを与えてくれる人脈との接点があり、構想を具現化させることが可能になりました。学部卒業だけでは、知識を実務に取り入れることや、人脈とつながってシナジー効果を高めることは難しいのではないでしょうか。
ー 関西大学大学院商学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
商学研究科は実学重視の研究科です。これまでの実務経験で得た知識を研究の領域から自分のなかで整理していくことができます。結果、できていること、足りないもの、やるべきことが明らかになり、進むべき未来の実現に結び付けられると思います。
商学研究科 商学専攻
博士課程前期課程
2007年3月修了(入試種別:一般入試)
勤務先名:
株式会社大広
アクティベーションデザインビジネスユニット マーケティング局第2プランニンググループ
勤続年数:
8年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
留学先の米国で、現地大学生の学びに取り組む真剣な姿を目の当たりにした事がきっかけとなり、学生時代に自信を持って学んだといえる専門性を身につけたいと考え、大学院の進学を決めました。そして、給付金や奨学金の制度が充実していて、学部生時代からゼミで研究していたブランドマネジメントを深く学ぶことができる関西大学を選択しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
陶山 計介先生
指導教員である陶山計介先生は、日本のブランド研究の先駆者であり、研究実績が豊富である事は勿論のこと、メーカーや小売業、広告会社等の実務家との産学協同研究に積極的に取り組んでおられることに、魅力を感じました。陶山先生は、常に学生の主体性を尊重し、論文や文献からだけでなく、「実践からの学び」をサポートしてくださいました。在学中は、海外の小売店視察や消費者調査をはじめ、海外研究者や国内マーケターとの交流、国際学会での発表など、貴重な機会を与えていただきました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『消費者起点のインストア・コミュニケーション研究- 階層的カテゴリー構造の解明 -』
概要:
消費者の市場(カテゴリー)のとらえ方を科学的に解明し、新たな市場定義の可能性を示すことで、消費者起点のインストア・コミュニケーション戦略の有効性を提案する研究です。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
広告会社のストラテジックプランナー職は、得意先のパートナーとして、ブランド戦略や、マーケティング・コミュニケーション戦略の企画立案によって、商品・サービスが抱える課題解決にお役立ちする仕事です。得意先のマーケティング活動への貢献を通して、生活者の暮らしにハッピーをもたらすことができ、大学院で学んだ専門性が活かせることが職業選択の決め手となりました。
(※1年目は、マーケティングリサーチ業界でアドホック調査の企画分析を担当。実務のマーケティングリサーチの基礎を学びました。)
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
大学院生活のなかで培った、学び続ける喜びを感じる心と物事の本質を探究する姿勢によって、どのような案件でも「おもしろい仕事」に繋げられ、仕事の幅と奥行きを増やせていると感じます。
ー 関西大学大学院商学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院で費やす時間とお金は、「COST(費用)」ではなく「INVESTMENT(投資)」です。商学研究科には、専門性のみならず、実社会で不可欠な論理的思考力、情報処理能力、忍耐力など、多くの力を身につけられる環境があり、また、多くの挑戦と出会いの機会が広がっています。ちょっと人と違った生き方をしたい方、誰にも負けない尖った部分を身につけたい方には、進学をお勧めします。

社会学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

社会学研究科 社会学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:外国人留学生入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
大学での専門は中薬学(漢方薬)でしたが、学部生の時から、社会学に興味がありました。人の病気は薬で治せますが、今の若者や社会の問題は薬では治せません。社会現象の実態、現象の起こる原因に関するメカニズムの解明、これらのことはすべて社会学に関わっています。社会学を研究したいという目的をもって日本に来ました。二回ほど関西大学の学園祭にも参加しました。その時、すばらしい大学院だと感じ、入学したいと思うようになりました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
過去問題をベースに問題集を1日2問のペースで解いていました。参考書を読み、重要なポイントをまとめました。口頭試問の準備をきちんとし、口頭試問に臨む前に、どういう研究がしたくてその大学院の研究室に行きたいのか、どういう研究アプローチをするのかを論理的に説明できるようにしておきました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
連絡方法:メールで連絡しました。面談回数は一回です。一年間研究生として先生のもとで勉強しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
片桐 新自先生
片桐先生のホームページを拝見し、ご著書を読み、先生の社会学についての考えに共感を持ちました。分かりやすい解説と鋭いものの見方が魅力的で、片桐先生のご指導のもとで研究したいと強く希望するようになりました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『日本における中国人若年世代の労働に関する実態調査――留学生アルバイトと技能実習生を中心に』
概要:
技能実習生の場合は日本語能力が低く、地域社会から隔離され、プライバシーと私的な生活の自由が乏しい生活管理が行われているため、彼らの権利が侵害されているというケースが多く見られます。留学生においては、労働オーバー、不法就労、犯罪などに関わることが問題視されています。日本における中国人技能実習生の待遇や、留学生のアルバイトをめぐっては、さまざまな問題が発生しています。筆者は、その規模の大きさに鑑み、技能実習生と留学生アルバイトの実態を取り上げています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
  ゼミ(理論社会学)          
  社会学特殊研究(若者論研究) 現代社会論研究        
      合同ゼミ    
社会調査実習 ジェンダー・メディア研究        
             
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
アルバイトをすることでまかなっています。節約したいなら自炊生活がおすすめで、栄養バランスを考えて食事を取ることが大事です。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
日本での就職を希望しています。
ー 関西大学大学院社会学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
朝ごはんをちゃんと食べること!がんばり続けることが一番大事!
Don`t make later to be never!
社会学研究科 マス・コミニュケーション学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:外国人留学生入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
大学を卒業した後、地元で2年間ほど記者の仕事に就きましたが、「もっと勉強したい」という思いが強くなり、留学を決意しました。放送メディアを効率的にわかりやすく研究したいと考え、関西大学大学院に進学しました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
進学相談会に積極的に参加しました。そこで、過去の試験問題を入手し、試験問題の出題傾向を把握しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
事前にメールでアポイントメントをとり、先生の研究室に伺い、作成した研究計画書を見ていただきました。その後、毎週火曜日の勉強会に参加しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
黒田 勇先生
ホームページを拝見し、先生の研究テーマが「放送メディア」だと知り、私が大学院で身につけたいと思っていたことを学べると思ったからです。ぜひ黒田先生のもとで研究したいと思い希望しました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『日本「女性アナウンサー」の役割の変遷』
概要:
現在の女性アナウンサーは基本的アナウンス技能だけではなく、多様化し、専門化した放送の送り手であることが求められています。アナウンサーの役割の変遷をたどり、現在の女性アナウンサーの職能について検討したいです。ここ数年、女子アナ像というのはどのような変化しつつ、共通なのか?なぜ、アナウンス職における男性と女性の役割の違いのか?視聴者が女子アナに求めるものは何か?以上の問題を明らかにしたいです。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
  M音楽・
メディア研究
    Mスポーツ・
メディア研究
   
  M情報
メディア研究
  Mジャーナリズム
研究 
  ゼミ ゼミ
             
    Mジェンダー・
メディア研究
  Mメディア
表象研究
   
             
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学第4種給付奨学金(現:関西大学大学院給付奨学金)を利用しています。生活費については、週二回ほどアルバイトをしています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
大学院で学んで知識を発揮し、マスコミの現場に出たいです。
ー 関西大学大学院社会学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
自分自身を成長させたいと考えている人に大学院進学を勧めたいです。チャンスは万人に開かれています。悔いのない選択を!
社会学研究科 マス・コミュニケーション学専攻
2012年3月博士課程前期課程修了
(入試種別:学内進学試験)
社会学研究科 マス・コミュニケーション学専攻
博士課程後期課程
2012年4月入学(入試種別:一般入試)
在学中
ー 大学院進学の理由を教えてください。
まだまだ勉強したいという気持ちが強くあったこともあり、大学院に進学しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
小川 博司先生
指導教員を選んだ理由は、先生の人柄はもちろん自分の研究したいテーマと合致していたことが大きいです。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『クルーナー唱法の生成―1920年代アメリカにおけるメディア・音楽・ジェンダー』
概要:
1920年代アメリカにおいて登場した歌唱法「クルーニング」を用いる歌手クルーナーの出現の要因を、ラジオ産業のスター・システムとメディア・テクノロジーの発展、および当時の社会状況(とくにジェンダー)の観点から明らかにしました。
ー 博士課程後期課程への進学を選んだ理由を教えてください。
私が博士課程後期課程へ進学をした理由はとても単純です。研究が「たのしい」からです。
私の研究テーマは、社会で役に立つのかと人に聞かれたりします。そもそも研究は、すぐには社会の役に立ちません。ただし、私の研究は、「いずれ、どこかで、かならず、だれかの」役に立つと確信しています。社会は小さいものではなく、「人類の叡智の蓄積」に貢献すること、そのために日々これまで蓄積された研究を読み解き、新たな知の地平を切り開くための努力をしています。その努力は、なんら苦ではありません。むしろ大いにやりがいを感じ、ゆえに「たのしい」のです。
ー 関西大学大学院社会学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
そもそも「社会」とは何を指しているか。「役に立つ」とはどういうことなのでしょうか。
社会学は、このようなふとした疑問から始まる学問です。テーマは何だっていいのです。それを知りたいと思うことが大事だと思います。
社会学研究科 社会システムデザイン専攻
2010年3月博士課程前期課程修了
(入試種別:学内進学試験)
社会学研究科 社会システムデザイン専攻
博士課程後期課程 2010年4月入学
(入試種別:一般入試)在学中
ー 大学院進学の理由を教えてください。
学部生のころ、高増先生のゼミに在籍していました。先生の指導によって、身近な文化・サブカルチャーについての論考が、社会経済学の分野で学問として成立することを知り、これまでに感じたことのない学問のおもしろさにめざめました。ここで学術研究を終わらせてしまうことはもったいないと思い、引き続き高増先生の指導のもと、大学院に進学することを決めました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
高増 明先生
高増先生は社会学、経済学のみならず、サブカルチャーやメディア・リテラシー、たとえば新しいソフトウェア、ハードウェア、ウェブ、楽器から映画、アニメ、スポーツに至るまで、現代の消費社会に関与するありとあらゆる事項について常に調査されています。それらの新しい知識と古典的論文の研究結果を合わせて、大学院生の研究テーマに沿った適切な指導をしてくださいます。これからの学術研究全般において、非常に有益な視座を獲得ができると考えられます。
また、2013年末には『ポピュラー音楽の社会経済学』というポピュラー音楽の歴史と現状をトータルに解説する、初の大学テキストを高増明先生とともに執筆し、ナカニシヤ出版から発売しました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『1980年代の日本のサブカルチャーと社会』
概要:
1980年代の日本で興隆したサブカルチャーのうち、主として音楽文化について分析しました。そのなかで、サブカルチャーと社会、経済との関係を詳細に分析しました。
西武のビジネスモデルが当時の経済状況と大衆心理と合致したことについての分析、音楽の制作者と消費者との関係性の分析、また、自己を権威化するために行われた消費についての分析などが挙げられます。
そのことによって、現代の消費産業社会の動向についても有益な視座を獲得することができると考えました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
まだ実感できるとは言えませんが、大学院は自分自身で研究テーマを設定し、その「問い」を解決し、社会に貢献するための視座をつくる場所です。そのために必要な幅広い視点、合理的な考え方、問題解決能力が培われていきます。これは、大学院に進学する前の自分にはなかった能力でした。
ー 関西大学大学院社会学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
自分が何を研究したくて進学するのかについて、事前に志望する指導教員としっかり話し合うと良いと思います。

総合情報学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

総合情報学研究科 社会情報学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
大学入学当初は大学院進学を考えておらず、そもそも勉強好きですらありませんでした。しかし、大学で勉強や研究のおもしろさにめざめてしまい、まだ学習・研究を継続したいと思い、進学することにしました。学部生時代にお世話になった伊藤光利先生に引き続き指導していただこうと、そのまま本研究科に進学しました。ほかの大学でなく本学を選んだ理由としては、奨学金制度を利用できるという点もあります。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
伊藤先生に目を通しておくべき文献を教えていただき、その文献をしっかり読み込み、専門分野の基本的な学説や理論についてしっかり理解し、整理することに努めました。また、先生から指示された文献以外にも、関連する書籍にできるだけ目を通すようにしていました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
学部時代から指導していただいていたので、折に触れてご相談していました。大学院に進むか進まないかを悩んでいた時にも幾度と相談に乗っていただきましたし、進学を決めてからは読んでおくべき本についてのアドバイスもいただきました。卒業論文執筆の際も、修士論文まで視野に入れて指導していただけました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
伊藤 光利先生
学部生時代より継続してご指導いただいています。学部生時代、ゼミ活動や政治学そのものが好きで突っ走る私を温かく見守っていただき、私もそのご厚意に甘えさらに大学院でもお世話になることになりました。時折食事に誘ってくださり、いろいろと相談にも乗ってくださいます。お酒が入ると饒舌になり、普段見られない一面も見られたりするので、私はそれを秘かに楽しみにしています。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『地方創生政策としての観光政策の可能性』
概要:
ゼミの専門は公共政策ですが、中でも私は観光政策に着目して研究を進めています。地方消滅の可能性を論じたいわゆる「増田レポート」は、大きな波紋を呼びました。これを受けて政府は「地方創生」を重要政策として掲げ、取り組みを始めました。私は、地方創生に資するものとして観光政策に着目し、学部生のころから研究してきました。中でも、観光とまちづくりの双方を志向した「観光まちづくり」というモデルを取り上げ、研究しています。「観光まちづくり」モデルの精緻化をめざして、観光研究の基礎的な理論も押さえつつ、事例研究を行っています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
            課題研究
      学部ゼミに参加 行政管理情報論    
    マーケティング論        
        メディア文化論 フィールドリサーチ方法論  
      経営意思決定論      
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学第2種給付奨学金(現:関西大学大学院特別給付奨学金)を受け、学費や生活費を工面しています。そのほか、月に2度ほど知り合いのお宅で家庭教師として働いています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
修了後は就職しようと考えています。何らかの形で、地域に貢献できるような社会人になりたいと思います。
ー 関西大学大学院総合情報学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
総合情報学研究科に限らず、大学院への進学を考えている人は、どうかアンテナを高く張って、いろいろな分野のいろいろな著者の多くの本を読み、自分の世界を広げてください。飽くなき探求心を抱けるものを見つけて、そしてどんどん抱いた疑問に対してぶつかっていってください。
特に本研究科は恵まれた環境にあると思います。さまざまな専門分野の先生方が50数名も集まり、専門分野のみならず別の分野からの視点も学ぶことができ、大いに刺激になると思います。学生も文系も理系も、さまざまな異なるバックグラウンドを持った学生が集まります。日々の学生同士のディスカッションでも、新たな気付きや多くの刺激を受けることができるでしょう。
もし、学部だけでは飽き足らず、まだ勉強や研究をがんばりたい、という意欲のある人は、ぜひ進学して、多様性ある総合情報学研究科の強みを最大限に活用し、貪欲に自身の興味を探求して、実りのある時間を過ごしてください!
総合情報学研究科 総合情報学専攻
博士課程後期課程
2014年4月入学(入試種別:一般入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
学部生のときから取り組んでいる研究をより発展させたいと思ったことが大学院進学の理由です。本学を選んだ理由は、学部生のときと同じ指導教員のもとで、研究テーマに継続して取り組みたかったからです。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
これまでに発表してきた論文の内容や、研究以外のことも含めた自分の活動を振り返り、大学院進学後に取り組む研究のリサーチクエスチョンを明確にしました。他分野の専門知識についても学習しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
進学後の研究計画についての議論を何度も行いました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
堀 雅洋先生
ゼミの大枠の研究テーマ「インタラクションデザイン」をベースに、自分が興味をもっていることを題材とした研究をさせていただいています。そのおかげで、楽しさを感じながら研究に取り組めています。研究以外にも、ゼミ活動としてイベントの運営や学内外での作品展示などたくさんの機会を与えていただき、非常に感謝しています。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『視界のデザイン: フィジカルアイコンを用いた情報の重畳と選択的視覚化』
概要:
実世界での情報過多の防止を目的とし、実世界で提示される情報の可視・不可視を制御する手法について検討しています。フィジカルアイコンとは、ディジタルな情報が重畳された実物体のことを指します。本研究では、フィジカルアイコンを情報媒体として用いることによって、ディジタルな情報を環境のなかに違和感なく溶け込ませ、必要に応じて選択的に情報を視覚化する機構について考察しています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程後期課程 2年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
      ゼミ ゼミ ゼミ  
             
             
    TA TA TA    
             
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学第4種給付奨学金(現:関西大学大学院給付奨学金)と日本学生支援機構第一種奨学金、TA(ティーチング・アシスタント)による収入によって、学費・生活費などをまかなっています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
国立の研究所もしくは一般企業の研究職への就職をめざしています。
ー 関西大学大学院総合情報学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
情報学という切り口でさまざまな分野の知識を横断的に学べる総合情報学研究科は、自分の興味・関心を研究に生かしやすい環境であると思います。興味を持った事象に対して突き詰めて考えていくと、独創性が生まれます。多様な情報機器や設備が整った本研究科は、自身の思考を深めるのに最適の場であると思います。
総合情報学研究科 社会情報学専攻
博士課程前期課程
2015年3月修了(入試種別:一般入試)
勤務先名:
日本福祉大学付属高等学校 教諭
勤続年数:
1年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
私が関西大学大学院の情報通信技術(ICT)と新しい教育を課題研究科目として志望した理由は、大きく分けて二つあります。
一つは、将来高等学校の英語科教諭をめざしていたからです。学部生時代は、本学外国語学部一期生として、外国語教育の分野において国内外で活躍するすばらしい教授陣のもとで教職課程を履修しました。そしてその後すぐに教職に就かずに、総合情報学研究科への進学を選びました。「なぜ英語教師なのに情報学?」と思われるかもしれませんが、この時私は日本の英語教育に疑問を抱いていたのです。
日本の中等教育の現場では、国際語としての英語教育に力を入れており、近年では初等教育の課程から外国語活動が導入されるまでになりました。しかし、「英語を使う機会がない」または「海外に興味がない」といった理由から、多くの生徒は学校で英語を学ぶ意義を見出せず、英語が全く話せないまま高校を卒業していくという現状があります。私自身、大学に入学するまで英語を6年間勉強してきたにもかかわらず、英語を聴いたり話したりするのはとても苦手で、学部2年次生の留学中は大変苦労した経験があります。
英語は言語である以上、実際に使うことでその価値を見出すことができます。また言語の裏側には、その言語を使用する人たちの生活や文化があります。私は、学校で生徒が英語を実際に使ったり、英語圏をはじめとした海外の文化、社会に触れたりするために、情報通信技術(ICT)は重要な役割を担うと考えました。学校の教室という空間はとても閉鎖的ですが、ICTを活用することで外の世界とつながることができます。そうすると生徒は生きた英語や文化、そして人々に触れることができます。実際に足を運ばずして生徒が海外と関わりをもち、「本物の」環境に身を置くことができる教室空間を作ることに、ICTは大きく寄与するのではないかと思い、情報学と教育工学を学ぶために進学することを決めました。

数多くあるICT教育研究室のなかでこの研究室を選んだもう一つの理由は、この研究室の学習・研究環境です。「久保田黒上研究室」と呼ばれるこの研究室では、久保田賢一先生、久保田真弓先生、黒上晴夫先生の3つのゼミに所属する学部生と大学院生が協働して研究活動を行っています。この研究活動は「プロジェクト」と呼ばれ、国内外の教育機関や学校現場、地域と連携しながら行われます。研究室の外に出かけてさまざまな社会貢献活動に取り組む中で、専門的な知識や技術だけでなく、チームで協働する力を養うこともできます。
私は学部3年次生の終わりから、「カンボジアプロジェクト」という、カンボジアの大学生や現地NGO、または日本の小学校や高等学校と連携してカンボジアと日本の教育問題に取り組むプロジェクトに参加していました。2年次生の留学で養った英語コミュニケーション力を生かして活動に主体的に取り組む中で、海外の人と議論や交渉をし、一緒に社会問題について考え、行動を起こすという経験をしました。その経験を通して自分の英語力により自信が持てただけでなく、リーダーシップや論理的に考える力など、多様な面から自分の成長を感じることができました。そして私の成長の支えになってくれたのは、研究室の先輩方と仲間たちでした。研究室は広くオープンな空間になっていて、学部が違う私も自由に出入りできます。定期的にあるプロジェクトの集まり以外にも、常に誰かが研究室にいて、学習やプロジェクトのことで困ったときは仲間と助け合い、先輩方も丁寧に指導してくれました。タテとヨコのつながりの深い研究室であることと、自由でありながらも必要な支援がそろっているこの研究室の環境で、研究活動を続けたいと思いました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
久保田 真弓先生
久保田真弓先生は「国際交流」や「コミュニケーション」を専門に研究なさっています。私は学部生時代に言語コミュニケーションを中心に学んできたので、非言語コミュニケーション(ジェスチャーや相槌、会話の”間”など)に着目するのはとても新鮮でした。また非言語コミュニケーションは異文化間での関わり合いにおいて、時に言語以上に、多くのメッセージを伝達しているということに気付きました。修士論文のテーマとなった日本人英語教師とALTの関係性も、言葉でのやり取りだけでなく、表情や立ち位置、目線などの非言語的な側面から観察することで、彼らの一つひとつの行動についてより深い考察ができたと思います。また、このような言語・非言語コミュニケーションによる異文化間の交流活動をどのように学校現場に落とし込むかということについても学ぶことができました。一回きりの、イベントとしての国際交流でなく、継続的に交流を続ける中で見られる生徒の異文化理解の姿勢や、長期的に続けるための支援・工夫など、実際に教員になって参考にできる学びがたくさんありました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『ティームティーチングにおける日本人英語教師と外国語指導助手の関係性の変化 ―高等学校英語教育の改善に向けて―』
概要:
修士論文では、高等学校英語授業でのティームティーチング実践における日本人英語教師と外国語指導助手(ALT)の関係性の変化が、両教師の英語教授方法や授業への参加の仕方にどのように影響を与えているのかを明らかにすることを目的としました。
その手法として、2014年4月初旬から7月初旬にわたり大阪府立A高等学校にてフィールドワークを行ない、日本人教師とALTのティームティーチング実践についてジャーナルを記述しました。ジャーナルは日本人教師やALTの授業での役割や振る舞い、または両者が直面する困難やその対処といった観点から記述し、エピソード記述の方法を用いて分析を行いました。
本研究の結果、日本人教師とALTの関係性の変化は、両者が互いに対して表出する情動の変化からとらえることができました。「笑い」や「怒り」を表出することで、両者間にリラックスした関係や信頼関係、ティーム意識の醸成を見出すことができました。本事例では日本人教師が大学入試に向けた文法中心の授業をめざしていることに対し、ALTは発話を中心としたアクティビティを実施することでネイティヴ英語話者としての役割を見出していました。しかし授業では日本人教師が主導権を握っていたために、文法指導を中心する授業のなかでALTの役割を明確化できていませんでした。日本人教師とALTが人間関係を構築するにつれて授業の形態が変化していき、互いの意見を受け入れながら授業や教材を作り上げる様子が見られたが、文法中心の授業と発話中心の授業が対立しているような状態が続きました。今後は、文法と発話の融合をめざした授業実践の検討が必要です。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
日本福祉大学には、学部生の時から国際学会への参加や協働プロジェクトのために何度か行っており、縁のある場所でした。また、World Youth Meetingという国際プレゼンテーション大会を大学が主催しており、そこに本校の高校生も毎年参加しています。World Youth Meetingではアジア各国から高校生や大学生が集まり、他国の生徒・学生とチームを組んでプレゼンテーションを作成し、発表します。高校生が、海外の同年代の人たちと一つのテーマについて考え、課題に取り組むという経験をすることはすばらしい教育実践だと思うし、そこで自分の大学生・大学院生時代のプロジェクト活動での経験を生かして、より深い学びにするために貢献したいと思ったのが理由です。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
日々の授業に取り組む際に、「英語をどのように教えるのか」から「生徒がどのように英語を学ぶのか」という視点で教材作成や授業設計を行うことができているのは、大学院での学びのおかげだと思っています。学部生の私であれば、英語をいかに教えるかということにばかり着目していたと思います。一方的に私から生徒に知識を教授するだけでなく、生徒が活動を通して英語を「学ぶこと」を目標として持ちながら、生徒の学びを保証するための工夫を常にしています。
また、本校は今年度からICT活用を強化しており、各教室への電子黒板の導入や、教職員や一部教室へのタブレットの配布をしました。それらを活用し、授業外の活動として韓国の高校生と私のクラスの生徒とで互いに学校紹介プレゼンテーションをして交流するなど、ICT環境を生かした活動をできていると思います。
ー 関西大学大学院総合情報学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
この研究室では、地域・国際社会と連携しながら、ともに社会問題解決にむけて取り組むことが学びの中心になります。英語も情報技術も、何かを伝達したり、表現したり、活動を行ったりするための「ツール(手段)」でしかありません。それを実際に生かしながら、自分ができる社会貢献について具体的に考えることができるのが、この研究室の良いところだと思っています。日々の授業に加えて、プロジェクト活動や国際学会への参加など、やることはたくさんありますが、それらに積極的かつ主体的に取り組むことができる、元気いっぱいの学生が入ってくれるといいなと思っています。
総合情報学研究科 知識情報学専攻
博士課程前期課程
2015年3月修了(入試種別:学内進学試験)
総合情報学研究科 総合情報学専攻
博士課程後期課程
2015年4月入学(入試種別:一般入試)
在学中
ー 大学院進学の理由を教えてください。
総合情報学研究科を選んだ理由として、好奇心が常に刺激される環境があることが挙げられます。いわゆる学際的要素の強い総合情報学部では学部生時代から、さまざまな講義を通して幅広い分野の知識に触れる機会がありました。ゼミに入ってからその知識を結集させて、今までにないものを生み出すというものづくりに出合いました。それは研究という形で、どうすれば人間が親しみやすく感情を動かされるようなコミュニケーションロボットやバーチャルエージェントの設計ができるかというテーマをもつようになりました。
しかしながら、人間を扱うということは数値では表せない繊細で不確定な要素が多く、これまでの研究やみずからの知識では答えを出すことが非常に難しいと痛感しました。また、専門分野ではなく講義では触れられなかった工学的な知識や心理学的な知識などは独学で学ばなければならず、学会発表などでは自分の未熟さを感じるような場面も多々ありました。しかし、人と触れ合う存在を生み出すということには設計図や数値データでは表すことのできない心の動きを自分で作り出すことのできる喜びを感じることができました。
さまざまな分野から知識を集めてみずから学ぶことは非常に大変ですが、分野にとらわれない柔軟な発想で人を驚かせるものを作る喜びは大きく、より高度な実験をし、最終目標である「感情コミュニケーションにおけるロボットの心と体の関係性モデル」をより高度なものにさせたいという強い思いから、さらに博士課程後期課程へ進学することを決めました。
実際に本研究科に入って、自分の興味があることややりたいことにチャレンジさせてもらえる環境があり、いきいきと研究できたと感じています。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
米澤 朋子先生
擬人化システムやロボットの行動デザインをはじめ、音や音楽を用いたインタラクションシステムを開発したりするなどの幅広い研究をされており、また最新の端末やデバイスを用いたり、水などの従来はインタフェースとして利用していなかったような物質でコンピュータを操作したりするなどの意外性のある装置の開発をされるなど、既存の考え方や領域にとらわれない考え方にひかれたのが選んだ理由です。
ディスカッションの際などには、思ったことを的確にズバッと切り込まれたりするので、緊張したりもします。一方で新しいことを始める際には、チャレンジャーとしてともに新規発見をしていく仲間であり大先輩であるような存在です。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『エージェントと人の実空間における物理的存在性に基づくコミュニケーションの追求』
概要:
本研究では、ユーザに存在感を感じさせるための個別要素である存在性に着目し、物理的存在性をもったバーチャルエージェントと動物的存在性に基づいて生理表現を行うぬいぐるみロボットを実装し、新たな存在性に基づいたヒューマン・エージェント・インタラクションの創出をめざします。
ロボットとバーチャルエージェントの比較研究では、身体をもったロボットの方が人間とのコミュニケーションにおいて優位であることが示されています。一方で、バーチャルエージェントの表現力を活用すれば、複雑な内部状態表出も可能です。そこで、(1)実世界の物理法則に従い三次元的に知覚されるバーチャルエージェントを試作し、実世界物体に対する視線行動とユーザとの位置関係に応じたインタラクションを検討し、実世界の物理法則に従って実空間上に存在するという物理的存在性の付与を試みます。次に、(2)人間の生理現象のなかでも生命維持に不可欠な呼吸をロボットに表現させるため、腹部運動と吐息の共通制御を行う動物的身体性をもったぬいぐるみロボットを試作し、心と体の関係性モデルである身体感情モデルについて述べ、身体感情モデルを実装したロボットの生理現象表現を用いた身体感情インタラクションの設計を行い、動物同様のメカニズムによって、いま生きているという動物的存在性の付与を試みます。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
私は博士課程後期課程に進学しましたが、博士課程前期課程を修了しさまざまな業種や分野に就職した友人も含め言えることは、広い視点でものごとをデザインする能力が自然と身につくという点です。例えば私の主軸とする研究テーマはコミュニケーションロボットの設計手法やその感情と身体表現モデルですが、研究室としても新たな試みであるバーチャルリアリティ分野のコンテストでもさまざまな賞を受賞することができました。学部生時代にすでに高い技術力を身につける学生も多くいると思いますが、総合情報学研究科では特に技術やアイディアのその先の活用シーンまでをしっかり見越した設計とそれまでのフローを常に考えながら研究に取り組む必要があります。そのため、経験したことのないテーマや新たな課題に対して後輩やプロジェクトのメンバーに指示を出しながら効率的に成果を出す必要があり、目の前の技術だけではない先を見越した広い視野が自然と身につくのかもしれません。
ー 関西大学大学院総合情報学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
総合情報学研究科では非常に幅広い領域のさまざまな研究が行われています。みずからの研究の新規性を突き詰めることも、これまで蓄積されてきた研究に新たな可能性を切り開くこともできるかもしれません。たとえ、共通の興味や目的でもさまざまな切り口から新たな発見があるかもしれません。好奇心と興味を絶やさず、みずから学ぶことで大きな成果と達成感を得られる場だと思います。

理工学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

理工学研究科 化学生命工学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
大学院進学の理由は、将来会社に就職したときに研究・開発部門で活躍し、医療の分野を材料の観点から支えたいと考えたからです。その中で、本学を選んだ理由は、本専攻にいらっしゃる先生方の多くが非常に研究活動に対して意欲的であり、この環境で研究活動をすることで私の力が高められると感じたからです。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
頻繁に使用する基礎的な語句の意味を、授業で使用した教科書で調べてノートにまとめ、それを暗記しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
先生の研究室を直接訪問し、大学院進学の志望動機に関して三回ほど面談をしていただきました。この面談を通じて、志望理由に具体性をもたせることの大切さを学びました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
岩﨑 泰彦先生
1つの化合物を用いて多種多用なバイオマテリアルへの応用をめざしているところにひかれました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『骨転移がん治療をめざしたポリリン酸エステル被覆ナノ粒子の調製』
概要:
骨転移したがんの治療には抗がん剤を用いた化学療法が適応されていますが、患部以外に薬物が到達することで生じる副作用が問題となっています。本研究では、高い生体適合性と生分解性を有し、骨の無機主成分に親和性を示すポリリン酸エステルを被覆したナノ粒子を調製することで、骨に薬物を選択輸送することができる新規薬物輸送担体の獲得をめざしています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
界面化学特論            
    生体関連化学     科学技術英語  
    生命化学特論        
             
             
  化学・物質工学ゼミナール1          
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
基本的に学費・生活費などはすべて奨学金制度を利用して工面しています。奨学金の支給金額は研究活動を行うことを第一に考え、TA(ティーチング・アシスタント)やRA(リサーチ・アシスタント)を含めたアルバイトを行わなくてもすべてまかなえるように設定しました。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
化学メーカーに就職して研究・開発の第一線で活躍し、日夜進歩し続ける医療がより発展するようなものを還元していきたいと考えています。
ー 関西大学大学院理工学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
本研究科には、ほかの大学院に負けない研究レベルの高さと研究活動に対する意識が満ちています。大学院に進学することを少しでも考えている方は、この身近に広がっているすばらしい環境をぜひ利用して自身の力に磨きをかけてください。
理工学研究科 システム理工学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
みずから考え、みずから学ぶスタイルの大学院で、より高度な専門知識を身につけるとともに、どこに問題があるのか私自身の力で課題の解決策を導き出し、難しいことにもチャレンジできる能力を培いたいと思い、大学院に進学しました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
私は学内進学試験だったため、試験内容は口頭試問のみでした。そのため私自身の研究背景・目的・内容について深く理解するとともに、大学院に進学してからのビジョンを明確に答えられるように準備しました。 また、外国語試験の代わりにTOEIC®の提出があったため、TOEIC®の勉強も行いました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
私は元々大学院に進学することを望んでいたため、学部生の研究室に配属された最初の面談において、その旨を相談しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
山本 靖先生
私は人が生活するうえで必要不可欠である電力について興味をもっていました。そのため電力システム工学についての研究ができる、電気エネルギー工学研究室に決めました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『SiC材料における水素同位体透過実験』
概要:
私は核融合発電におけるブランケット構造材料として注目されているSiC材料についての研究を行っています。500~950℃の温度条件下において実験を行い、その結果から透過係数を求め、評価することで核融合発電のメカニズムを確立させることをめざしています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
          電気電子情報工学ゼミナール1  
    物性工学特論        
             
             
    太陽光励起レーザ応用工学特論 発電工学特論   電気電子情報工学PBL-A  
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
私は関西大学第2種給付奨学金(現:関西大学大学院特別給付奨学金)と日本学生支援機構の奨学金を利用しています。そのほかにも、大学院では研究に費やす時間が多くなるため、大学で行える学生実験TA(ティーチング・アシスタント)のアルバイトをしています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
電力事業に興味をもっているため、電力会社もしくは電力機器関連のメーカーに就職して技術者として働きたいと考えています。電力事業の仕事を通して人々の生活の支えとなる製品を製造する仕事に携わりたいと考えています。
ー 関西大学大学院理工学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院生は学部生に比べて自由度は高いですが、自分で計画・実行・評価・改善を繰り返し研究する必要があります。そのため、常に学ぶ意識を高くもち、積極的に研究に励むことで自分を大きく成長させてくれることができる場所だと考えています。
理工学研究科 システムデザイン専攻
(現:システム理工学専攻)
博士課程前期課程
2013年3月修了(入試種別:一般入試)
勤務先名:
ローム株式会社
プリントヘッド製造部
勤続年数:
3年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
進学理由は自身の能力向上のためです。具体的には研究の進め方・チームとしての行動力、そして成果をまとめて伝える能力の向上です。研究を進めるためにはたくさん勉強をする必要があります。大学院に進むことで勉強する時間・学部生をまとめる機会・発表する場に多くめぐり合い、必然的に自身の糧になると考えたため進学を決めました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
淺川 誠先生
指導教員を選んだ理由は、淺川先生の講義を受けて学問で初めて感動をしたからです。学部の授業で出てくるいわゆる「公式」と呼ばれるものを基礎定理からあらゆる視点の考察で導き出すスタイルに感銘を受けました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『テラヘルツ帯チェレンコフ自由電子レーザーの開発』
概要:
低エネルギーの電子ビームで光を発生できるチェレンコフ放射に基づいた新しい自由電子レーザーを開発していました。具体的には光発振器の理論解析とこれに基づく光増幅シミュレーションコードを開発していました。このシミュレーション結果に基づいてチェレンコフ自由電子レーザーの装置を設計し原理実証実験を行っていました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
科学技術を用いて世に出ていく新しい製品に貢献したかったからです。特に現在の会社に勤めたかった理由は、ベンチャー精神があったからです。若い時期でもあらゆる事に挑戦させてもらえる風土が肌に合いました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
大学院に進学すると勉強の方法が変わります。大学院の生活で深くものごとを考える能力が身につきました。現在の仕事は学んできた学問分野とは異なることですが、この能力は大いに役立っています。
ー 関西大学大学院理工学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
浅く広くの知識は誰でも簡単に身につきますが、誰でもできるものにあまり価値はありません。狭く深くを身につけてそれを横に広げてください。他分野でも大いに活躍できます。学部ではその能力を身につけることは難しいですが大学院ではできます。ぜひ進学を考えてください。
工学研究科 ライフマテリアルデザイン専攻
(現:理工学研究科 化学生命工学専攻)
博士課程前期課程
2009年3月修了(入試種別: 学内進学試験)
勤務先名:
堺化学工業株式会社
樹脂添加剤事業部
勤続年数:
7年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
「ナノ粒子」という新しい分野への挑戦と環境問題についての研究、また、立上げ間もない研究室であり、自分たちが主体となって研究を進めたいと思ったため、進学を決めました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
岡田 芳樹先生
選択理由は上記に同じです。
先生は生粋の研究者というイメージで、実験結果に対する事象のとらえ方や解析、次のアプローチ方法などの想像力には脱帽しました。
一方で、ホームパーティーを開催されるなど楽しく研究に勤しむ事ができました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『浮遊ナノ粒子の粒子径・化学組成同時計測技術の開発』
背景:
ディーゼル排ガス中に含まれるナノ粒子は揮発性有機分子が主成分であると考えられ、サンプリング後のオフライン分析では組成が変化してしまう可能性があります。したがって、環境計測のため浮遊粒子の粒度分布とその化学組成を同時にその場で迅速に測定することが、ナノ粒子の排出制御や除去技術の開発の点から重要な課題となっています。
概要:
気相中ナノ粒子に対して粒子サイズごとに分級できるDMA(Differential Mobility Analyzer)と有機化合物の定性、定量が可能なGC-MS(Gas Chromatography Mass Spectrometer)を組み合わせ、オンラインで浮遊ナノ粒子の粒径ごとの化学組成を計測できる技術開発を行いました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
ナノ粒子(微粒子)を専攻したこともあり、粉体メーカーを希望しました。
堺化学は、化学で環境問題(触媒、燃料電池)やヘルスケア(化粧品、医薬品)、新素材などに取組む研究開発型企業でしたので、現在の会社を選びました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
学部卒業生との差はほとんどないかもしれませんが、部下への指示、スケジュール管理、仕事の優先順位など段取り力など、大学院生時代に学会や研究発表を経験したことで、プレゼンテーション能力は向上しました。(報告会やユーザーへの技術紹介などプレゼンテーションは必須)
ー 関西大学大学院理工学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院で学べることは限られていますが、学んだことは社会人になった現在でも役立っています。研究を掘りさげて、没頭することもすばらしいことですが、関西大学は国内屈指の総合大学です。研究室にとどまらず、他分野、他研究科にも足を運んで深く、広く学んでください。きっと大きな財産になります。

外国語教育学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

外国語教育学研究科 外国語教育学専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:社会人入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
小学校の現場で教員経験を積む中で、英語教育学の理論をきちんと学びたいと思ったからです。その分野において高名な教授がいることが関西大学を選んだ理由です。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
他大学の知り合いの先生に相談したうえで、希望の指導教員にメールで連絡し、直接面談の予約を取りました。研究計画案を先にメールで送り、事前に目を通していただきました。自分の望む研究分野とのミスマッチがないことが確認できてよかったです。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
竹内 理先生
英語教育学界の最先端で活躍されていて影響力のある立場の方に師事したかったからです。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『CLIL(Content and Language Integrated Learning)in Japanese primary schools』
概要:
Does CLIL help enhance Japanese primary students’ English competence?
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
          基礎研究法1  
          演習  
          アカデミック・ライティング  
          外国語教育メディア論  
          外国語教材開発2  
             
ー 社会人学生の場合、仕事との両立の工夫などについて教えてください。
仕事を定時に上がれるように、事前に勤務先の上司に相談して了承を得ましたので、大学院の授業を優先し、勉強することができています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
小学校・中学校または高等学校の英語教員をめざしている教職課程の学生を教えたいと思っています。
ー 関西大学大学院外国語教育学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
いい環境にはいい人が集まる、いい人が集まる環境にはいい議論が生まれる。外国語教育学研究科は、まさにそんな好循環な学びの場です。自分を高めるためにも、ぜひチャレンジしてください。
外国語教育学研究科 外国語教育学専攻
博士課程前期課程
2014年4月入学(入試種別:社会人入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
中国の少数民族に対する言語政策を大学院で研究したいと思い進学先を探していたところ、外国語教育学研究科はこの分野も研究対象としていることから、迷うことなく本研究科への進学を決めました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
まず、志望理由書と研究計画書をしっかり書くことに努めました。作成に当たりできるだけ多くの参考文献を探し出し、熱意が伝わる文章になるように推敲を重ねました。次に、口頭試問対策として、想定問答集を作成しさまざまな質問に答えられるよう準備するとともに、過去の入試問題集を参考に術語ノートを作成しそれらを暗記しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
入試説明会の個別相談で私の希望を聞いてくださった山﨑先生に、熊谷先生に師事すればよいのではと勧めていただきました。その後、山﨑先生に仲介していただいて、熊谷先生に私の志望理由書と研究計画書を読んでもらい、入学試験前に一度、熊谷先生にお会いしました。その時に、私の研究テーマ、そのテーマを選んだ理由、研究計画書作成に当たって参考にした文献についてお話させていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
熊谷 明泰先生
熊谷先生が、中国の少数民族政策を研究対象にされていることがいちばんの理由です。また、外国語学部ホームページの『教員が語る専門領域の魅力』コーナーで、先生が「外国語を学ぶ喜び」を述べられていますが、そのなかで「伝えたい思いがあれば、たとえ下手でもかまわないのです。」とおっしゃっています。これを読んで深い感銘を受けたことも理由の一つです。初めてお会いした時には、私の研究に必要な資料をたくさん用意して歓迎してくださいました。のみならず、「さらに資料が見つかったから。」と、後日、追加の資料をわざわざ郵送してくださいました。入学後も、事あるごとに貴重な資料やアドバイスをいただいています。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『土家族に対する双語教育について』
概要:
中国湖南省湘西土家族苗族自治州で、2008年から実施されている土家族に対する「第二期」双語教育の政策的課題を分析し、今後の展望を考察します。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
        文化交渉論1
(中国)
コミュニケーション論 言語政策論
          異文化コミュニケーション論
(言語と社会)
 
             
             
             
    基礎研究法4
(隔週開講)
基礎研究法4
(隔週開講)
     
ー 社会人学生の場合、仕事との両立の工夫などについて教えてください。
まとまった時間がなかなか確保できませんので、通学など移動に使う電車内で研究や講義の資料を読んでいます。その際、服のポケットには必ず付箋と蛍光ペンを入れておき、資料のなかで気になる点はその場でチェックし、後から見た時に一目で分かるようにしています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
みずからの研究で明らかになったことや、さまざまな講義で得た知識や経験を仕事に生かしたいと考えています。また、修了後も仕事を続けながら何らかの形で研究も続けたいと考えています。
ー 関西大学大学院外国語教育学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
本研究科の先生方をはじめ、図書館職員の方々や事務職員の方々など、多くの方々に支えていただいて研究を続けています。一生懸命研究に打ち込む大学院生に対して、親切に応じてくださる方ばかりです。このすばらしい環境のなかで、ぜひ一緒に研究に打ち込みましょう。
外国語教育学研究科 外国語教育学専攻
博士課程前期課程
2014年3月修了(入試種別:飛び級入試)
勤務先名:
東大阪市立花園中学校 教諭
勤続年数:
1年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
大学院への進学を選んだ理由は、英語科教師として教壇に立つ前に、外国語教育に関して、さらにたくさんのことを学び、自信をつけておきたいという気持ちがあったからです。英語科教師をめざそうと決意したのは、外国語学部2年次生のときの留学を終え、学部3年次生になってからのことです。学部の授業で外国語教育について学びながら、英語を教えるためにはたくさんの学ぶべきことがあることを知り、教師になるのであれば少しでも多くのことを学んでから、現場へ行きたいと思いました。そう考えていた時に、外国語教育学研究科の博士課程後期課程に進学した先輩に、大学院のことを紹介していただき、進学を決意しました。また、先生方には、学部生のころからお世話になっていたことも、本研究科を選んだ大きな理由です。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
竹内 理先生
大学院進学を勧めてくれた博士課程後期課程の先輩も竹内先生のゼミで研究をされており、その方と自分の研究テーマについて相談させてもらった際に、外国語教育の幅広い分野をご専門にされている竹内先生を薦めていただき、竹内先生を指導教員に希望しました。大学院進学後は、なかなか研究テーマが決まらず苦労していた私を、ゼミでの発表の際や、研究室にて時間をつくっていただいたりして、丁寧にご指導くださりました。また、修了後の進路についてや、教師として働き始めてからもたくさん相談に乗っていただき、アドバイスをいただきました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『TOEIC®テスト初級学習者のための語彙学習教材の開発:日本人大学生を対象として』
概要:
本研究では、TOEIC®テスト初級学習者(日本人大学生)に、TOEIC®テストで扱われる基本的な語彙を効果的に指導すること目的とした教材の開発を行いました。教材の作成に際しては、語彙の記憶促進に関する先行研究を参考にするとともに、大学のTOEIC®テスト対策講座(初級)を受講する学生を対象に、語彙教材に対するニーズ調査を行い、その結果も踏まえて教材の構成やタスクを考えました。教材に設けられたタスクが、語彙の記憶促進に関する先行研究に基づいていること、ペア(グループ)ワークや、クロスワードなどゲーム要素のあるものなど、学生のニーズに寄り添ったタスクが盛り込まれていること、学生に対して行った語彙テストの結果を参考に、教材で扱う目標語を選定していること、また、単語小テスト結果記録シートを設け、学習者の努力の結果が可視化されるようにし、学習に対する動機づけ促進を図っていることなどが、本教材の特徴です。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
現在、公立中学校の英語教員として勤務しています。
この仕事を選んだ理由は、一人の英語教師として現場で働きながら、日本の英語教育をより良くするために一生学び続け、少しでもそれに貢献したいという漠然とした夢があったからです。
中学校を選んだのは、自分も兄弟も中学生時代は大変な思いをしたので、年齢的にも不安定な時期である中学生の良き理解者となり、支えとなれるような教師になりたいと思ったからです。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
自分自身日々の授業を考えるのに精一杯ですし、授業が上手くいかないこともたくさんありますが、「なぜ上手くいかなかったのか」、「どうすれば改善できるだろう」と次の授業を練る際に、闇雲に考えるのではなく、チェックするポイントが自分のなかにいくつかあることが、大学院で学んで良かったと思う時です。また、研修会に参加したり、ほかの先生の授業を見せていただいたり、自分の授業を見ていただいてアドバイスをもらったりすることに、あまり抵抗を感じないことも、大学院でこれらの経験をさせてもらったおかげだと考えています。
ー 関西大学大学院外国語教育学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
外国語教育学研究科は、まず幅広い専門の先生がおられ、授業は学び多いだけでなく、どれも本当におもしろいです。また大学内で、数々の貴重な講演に参加することもできます。私自身がそうでしたが、「この授業(講演)は、自分の専門とは関係なさそうだからやめておこう」というように、多忙な大学院生活のなかでは、どうしても自分に関係あるかないかで、インプットを閉鎖的にしてしまいがちです。しかし自分とは専門の違う先生から貴重なアドバイスをいただいたり、自分の分野とは違うので、やめておこうかと思っていた講演に誘われて行ってみたら、そこから自分の研究へのヒントが得られたりすることがあります。時間の許す限り、分野のこだわりなくたくさんの場所に顔を出すことが、大学院生活をより有意義なものにするための一つのカギだと思いますし、私自身もっとたくさんのことを学ぶことができたのではないかと思うこともあります。
外国語教育学研究科 外国語教育学専攻
博士課程後期課程
2014年9月修了(入試種別:一般入試)
勤務先名:
近畿大学・講師(専任)
勤続年数:
3年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
私が本研究科に進学を決めた理由は、博士課程前期課程で体験した研究のおもしろさが忘れられなかったからです。同研究科の前期課程を修了して2年間、中学・高校の英語科非常勤講師をしていました。とにかく現場で経験を積もうと、しばらく研究から離れた生活をしていたのですが、なにか物足りない気がしていました。さまざまな本を読んだり、いろいろな人に出会う中で「やっぱり研究おもしろい!」という気持ちが強くなり、博士課程後期課程に戻ってきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
八島 智子先生
指導教員は博士課程前期課程の時と同じ八島智子先生です。八島先生は国内外で名の知れた一流の研究者でいらっしゃいます。前期課程の時から、先生の「世界を読みとる力」に感動し、憧れていましたので迷いはありませんでした。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『Intercultural Learning as Negotiation of Meaning Using a Second Language in an International Volunteer Project: A Community of Practice Perspective』
概要:
国際ボランティア・プロジェクトの参加者が第二言語を使って意味交渉を行いながら、子どもキャンプでの活動に参加することを通して、何をどのように学んでいるかを “Community of Practice” (Lave & Wenger, 1991; Wenger, 1998)を理論的枠組みとして論じました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
博士課程後期課程に入ってすぐに先生のご紹介で、国際ボランティア・プロジェクトでフィールドワークを行う機会をいただきました。データ収集が終わり、これから本格的に博士論文に取りかかるという時に、大阪大学大学院工学研究科留学生相談部の助教に着任することになりました。初めてのフルタイムの仕事でしたので、博士論文との両立は想像以上に大変でした。しかしそんな時も八島先生は辛抱強く、見守ってくださいました。博士論文がなんとなく形になってきたところで今度は近畿大学法学部の講師に着任いたしました。
ー 関西大学大学院外国語教育学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
現在も同大学で英語科目や国際教育の授業を担当しています。仕事をしていくなかで、八島先生は研究者のみならず、教育者としての大事な姿勢を教えてくださったことに気付きました。それは「学生の話を聞くこと」「自分の言葉で考え、説明させること」「待つこと」です。本研究科は私に、研究や仕事について大切なことを教えてくれました。これからご入学される皆さんも、きっと多くの学びが得られると思います。

心理学研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

心理学研究科 社会心理学専攻
博士課程前期課程
2014年4月入学(入試種別:一般入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
学部で学んだ知識をさらに深く学びたく進学を決めました。
また、自身が興味のある領域はもちろんですが、他領域の知識も蓄えられると思ったからです。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
まずはなにより、志望の指導教員にお話を伺うことでした。その後、過去問題を調べ、試験対策を行うと同時に研究計画書を作成しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
連絡はメールで行いました。面談では自分が研究したいテーマについて、どういった点で指導していただけるかについて志望の指導教員からご意見をいただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
北村 英哉先生
先生が関わっていらっしゃる書籍や論文など拝見し、興味をひかれたことと、事前訪問した際の先生との会話が決め手になりました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『恨みと不幸の原因と対応性がシャーデンフロイデ喚起に与える影響』
概要:
シャーデンフロイデと呼ばれる他者の不幸を喜ぶ感情について、他者に対するネガティブな感情を抱いているとき、ネガティブ感情の程度と他者に起きた不幸の程度の対応がシャーデンフロイデの喚起にどういった影響を与えるかについての検討しています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 2年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
             
    TA        
      TA      
             
  ゼミ   社会心理学研究(発展理論)      
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
TA(ティーチング・アシスタント)をしています。
学部生や大学職員の方と関われることも大きなポイントであると思います。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
博士課程後期課程への進学を希望しています。
ー 関西大学大学院心理学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
関西大学大学院では、図書館の蔵書数はもちろんのこと、データベースに無料でアクセスすることができることや大学院生用スペースといった研究環境が充実しており、非常に学びやすい環境であると思います。また、自身の分野以外の講義も履修できるので、余裕があれば他分野の領域に触れてみることで視野を広げることをお勧めします。
心理学研究科 認知・発達心理学専攻
(現:心理学専攻)
2015年3月博士課程前期課程修了
(入試種別:学内進学試験)
心理学研究科 心理学専攻
博士課程後期課程
2015年4月入学(入試種別:一般入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
本学の菅村玄二先生が身体と心のつながりについてご専門に研究されており、私自身、身体の感覚から自分や他者を受け入れるようになるのかということに興味があったため、心理学研究科を志望いたしました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
試験は英語と面接で、英語では、過去問題を繰り返し解き、単語の暗記にも力を入れ、面接では、質疑応答をこなせるよう自分の研究計画を何度も見直し、質問される可能性のあるところの回答を準備しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
先生と面談させていただき、博士課程後期課程に進むうえで必要な心構えや業績を作るポイントなどを教えていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
菅村 玄二先生
菅村先生は、研究の話をとてもおもしろく話してくださる先生で、いつも好奇心を刺激してくださいます。常に学生の将来のことを考え、一人前の研究者としてきちんと巣立っていけるよう熱心に指導してくださっています。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『口腔の皮膚感覚を通した他者受容(研究テーマ)』
概要:
授乳は、乳児にとって、栄養摂取の目的だけでなく、母親との接触を行い、安心感や信頼感を得るという働きがあります。このことに基づき、何かを吸う行為(吸綴行動)そのものは、成人にとっても、安心感を感じさせるものであり、見知らぬ他者への安心感や、それに由来する信頼感を高めるのかどうかについて検討します。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程後期課程 1年次 春学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
非常勤 昼食 大学に戻り、研究
  翻訳 チュートリアル 研究
  院ゼミ 論文執筆  
  翻訳 研究 授業の聴講 研究
  翻訳 研究
  翻訳 研究
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
大学の奨学金制度を利用しつつ、TA(ティーチング・アシスタント)や専門学校での非常勤講師もしております。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
大学や企業などの研究機関や非常勤の講師への就職を希望しております。
ー 関西大学大学院心理学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
博士課程後期課程というのは、大きな壁にぶつかることがとても多いです。しかしその中で、自分が心理学を通して何かをしたいという大志を持ち続けることができるのなら、挑戦してみる価値はあるかと思います。
心理学研究科 認知・発達心理学専攻
(現:心理学専攻)
博士課程前期課程
2014年3月修了(入試種別:社会人入試)
勤務先名:
大阪府立阿倍野高等学校 教諭
勤続年数:
31年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
現職の教員としてキャリアを積むうち、経験によって学んだこと、わかったことに学問的な裏付けを与え、より深く学びたいと考えるようになりました。雑務に忙殺される日々のなかで、もう一度、教育を外から見つめ、生徒たちのためにどのようなことができるのかを考えたいと思い、長期研修制度を利用して大学院に進学しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
串崎 真志先生
本学は自宅から近いこともあり、またカウンセリングルームも地域に根付いていて心理学では定評もあったので、進学説明会に参加しました。
演劇部顧問として特にドラマセラピーや身体性に関心があったのですが、説明会に参加した折、プレイセラピーを研究領域としていらっしゃる串崎真志先生に親身に相談にのっていただき、この先生のもとで学びたいと思いました。私のような心理学初心者にも懇切丁寧に基礎から教えていただき、大変感謝しています。なにより専門のみに偏ることのない膨大な読書量と知識量、それでいながらちっとも偉そうにはなさらず、日常のささいなことから最先端の研究まで、わかりやすく楽しく話してくださる幅の広さと温かなお人柄にひかれました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『演劇的手法が高校生の自己認知・対人認知に与える影響』
概要:
演劇的手法としてドラマセラピーで使われている技法を使用。教育的分野での利用を目的として、対人関係初期において演劇的手法を使ったワークが、高校生の自己認知・対人認知にどのような影響を与えるかを質問紙を用いた実験によって検討。高校生の自己卑下傾向が身体性を伴う演劇的ワークにより緩和されることを示し、さらに、ワークの効果と情動的共感の関係をモデル図に表しました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
大学院に在籍中は、学位論文の研究テーマだけでなく、授業を通して多くの先生から学校心理学に関するさまざまな知識を得、またコミュニティ心理学やソーシャルスキルトレーニングなども学びました。おかげで心理学検定1級と学校心理士の資格をとって、現在教育の現場に復帰しています。最も揺れ動く思春期の子どもを相手にして日々悩む若い教師たちの支えに、少しでもなれたらと思います。
ー 関西大学大学院心理学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
本研究科には社会人の方も多く、一緒にがんばれる雰囲気がありました。また、先生方はもちろん、学生も、嫌な顔ひとつせずアドバイスをくれ、実験やその統計処理にもつきあってくれました。サポート体制も整っていて、社会人や留学生の方も無理なく学べる土壌があります。魅力あふれる先生方の指導、図書館など研究設備の充実、他大学との連携など研究環境は整っています。
心理学研究科 心理学専攻
博士課程後期課程
2011年3月修了(入試種別:一般入試)
勤務先名:
京都学園大学 准教授
勤続年数:
3年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
研究職をめざして進学しました。みずからの研究テーマを進めていくにあたり、当該研究領域により近い先生が多く在籍しておられる本学を選択しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
清水 和秋先生
私の研究テーマを簡潔に述べると「大学生のキャリア発達」または「移行」となります。高校から大学へ、そして大学から職業社会へ、という過程で起こる心理的な変化(成長)をとらえる中で、上記の問題を明らかにしていきたいと思いました。清水先生はこれを明らかにするための測定方法論(心理測定)をご専門とされており、それを応用する場として「キャリア」をテーマに多くの研究をされていたため、私にとってぴったりだと思いました。
ご指導いただいた過程で今でも良く覚えているのは査読論文のことです。最初の査読結果が戻ってきた際に、査読者からのコメントを先生が読まれ、「図書館に籠りなさい」と言われました。私の研究テーマは学際的なため、隣接領域に関する視点からの知識が圧倒的に不足していたのです。そのことをいち早く見抜かれ、指摘されたのです。あの時の課題を乗り越えることができていなければ、今の私はありません。今でも重要な経験であったと感じています。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『大学1年生における入学後の変化と諸相―進学理由・学習観を中心とした検討―』
概要:
高校から大学への移行という過程において「主体的な学びへの転換」が求められるなか、大学初年次における学びに対する意識的な変化がどのような形で起きているのかについて、複数の視点から実証的な検討を行ったものです。縦断的なアンケート調査を適用して、これらについて研究を行いました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
これまで継続してキャリア教育の最前線で仕事をしてきました。研究を進めていく過程で、何らかの形で大学生のキャリア発達支援に関わりたいと考えるようになっていたためです。これがきっかけとなり、さまざまなご縁もあってキャリア教育における最前線の現場に入ることとなりました。現職でもキャリア教育科目の担当として採用されています。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
幸いにも、現在の仕事は研究とも直結しています。専門的な知識を踏まえて実践にどう生かすか、あるいは実践での経験を研究にどう反映させるかというやりとりを日々続けています。理論と実践を行き来することは非常に重要であると思っています。専門的な知識を有することが前提となる仕事であることを強く実感しています。
ー 関西大学大学院心理学研究科に進学を考えている人へのメッセージ
本学の研究環境、特に文献などの所蔵数には目を見張るものがあります。研究を行うための支援体制も充実していますので、有効活用してほしいと思います。また、学会や研究会などには積極的に参加していただき、外部の方とのネットワークをもつことを強くお勧めします。視野が広がると同時に、さまざまな刺激を貰うことができる良い経験となります。さまざまな機会や環境に恵まれている場であると思いますので、ぜひがんばってください。

社会安全研究科

主な就職先

富士通株式会社、株式会社エイチイーシーエンジニアリング、太平工業株式会社、バブコック日立株式会社、株式会社椿本カスタムチエン、株式会社ブリヂストン

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

社会安全研究科 防災・減災専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:外国人留学生入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
社会安全研究科を志望したのは、リスクマネジメントの理論に基づき、子どもの安全、特に「子どもの通学に関わる安全」について研究したいと考えたからです。将来、中国において子どもが通学中に起こる可能性がある犯罪や交通事故などの原因究明・防止に関する提言ができる知識を身につけたいと考えています。研究科入学以前より、国際比較について学ぶ必要性を強く感じており、物事を多角的にとらえるため大学院で専門的に学ぶことを決意しました。現在は、大学院において理論的研究と事例研究を通して、専門的な問題解決能力を身につけるため日々励んでいます。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
進学する前に関西大学留学生別科で日本語や基礎科目などを履修して、先生方と面接の練習をしました。また、個人でも学んだ内容を中心に復習しました。さらに、希望指導教員のゼミ生に事前に連絡をとり、ゼミでの研究内容をヒアリングしながら、研究に関連する本を参考に受験勉強しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
主に先生とはメールでやりとりをしていました。
毎週月曜日のゼミにも参加させていただき、自分自身の研究テーマを明確にしていきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
亀井 克之先生
入学前に亀井先生の学会に参加したことをきっかけに、自分の研究を深められると実感し本研究科への入学を決意しました。実際の研究活動を通じて、高槻市にある小学校の校長先生へヒアリングの機会を設けてくださるなど、真摯に私たちの研究に向き合っていただき、先生のゼミに入ってよかったと実感しています。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『子どもの安全に関する国際比較研究-誘拐のリスクに関する日中比較研究-』
概要:
「子どもの安全を脅かす問題」は、いつの時代も世界の至るところで存在します。現代においては、通学途中や遊びの場所を狙った犯罪が多発しています。
こういった現状にも関わらず、日本では、小学生が保護者の付き添いなしに、一人で通学している光景が見られ、子どもが危険にさらされています。よくある光景のようですが、世界的には非常に珍しいです。
また、私の母国である中国では、街で物乞いをしている子どもが誘拐され、物乞い組織に入れられ残虐な扱いを受けるといったケースが後を絶ちません。こういった日中の現状を分析し、日本と中国の両国の子どもたちの安全を守るような提言ができるように研究に取り組んでいきたいと思います。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 2年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
  社会減災政策論   ゼミ      
  専門フランス語       リスクマネジメント特論 特別講義
             
    安全と
法システム特論
       
             
             
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
博士課程前期課程修了後は、専門知識を生かして、研究をさらに深めたいと考えています。
ー 関西大学大学院社会安全研究科に進学を考えている人へのメッセージ
社会安全研究科の先生方は、非常に親切に研究に対して的確なアドバイスをしていただける点がとても魅力的だと思います。ぜひ、社会安全研究科への進学を検討してみてください。
社会安全研究科 防災・減災専攻
博士課程前期課程
2015年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
卒業論文で文民保護の研究を行った結果、さらに組織行政論のアプローチから本研究を深めたいと考えたからです。引き続き、この研究領域を指導していただける教授のもとで研究を行いたいと考え、社会安全研究科を希望しました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
受験対策としては、本研究科に在籍している先輩にお話を伺いました。筆記試験は、過去問題があるのでそれを勉強することが重要です。そして、大学院は主に研究をする所ですので、面接では研究に関する質疑応答があります。それに関しては、対応策を練っておくことが大切です。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
方向性をより固めて臨むため、自分が疑問に思っている点、分からないことはすべて徹底的に解決しておくことです。事前連絡・相談は必須です。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
永田 尚三先生
災害の本質は何か?ということを学部生時代の授業で聞き、その考え方と研究領域が自身の興味と非常に合致していたことが永田先生を志望した最大の理由です。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『文民保護組織に関する研究』
概要:
国家的な非常事態の際、国民を保護するために文民保護という概念があります。諸外国では、文民保護組織が設置されているのが一般的ですが、日本には存在しません。わが国では、消防団が文民保護組織に近い役割を果たすとされていますが、実効性に乏しい現状です。また海外では、自然災害時にも文民保護組織は出動し、それが共助体制の層の厚みに繋がっています。わが国の国民保護体制および、災害に対応する共助体制の強化の視点から、わが国への導入可能性の検討を、海外の文民保護組織の実地調査などから行っています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
  社会減災政策論 公益事業特論        
    公衆衛生学特論 専攻演習1B(防災行政学・危機に対する公共政策学) リスクコミュニケーション特論 社会安全学特別講義2  
             
             
             
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学第4種給付奨学金(現:関西大学大学院給付奨学金)をいただいています。大学院での研究に費やす時間を奨学金でカバーできるため、非常に助かっています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
行政学の知識と研究成果を、地元で役立てたいため、地元の市役所に就職したいと考えています。
ー 関西大学大学院社会安全研究科に進学を考えている人へのメッセージ
社会安全研究科は、社会の安全・安心を実現するためにさまざまな専門の教授が属する研究科です。一般的な研究科は法学・経済学・心理学・行政学・理学・工学など学問ごとに分かれており、ほかの学問領域と接触することは少ないかと思われます。しかし、この研究科はさまざまな分野の教授陣が一つの研究科のなかに揃っています。それこそがこの研究科の特色であり、魅力です。ほかの研究科ではできないことを実現したいと思う方はぜひ進学を考えてみてください。
社会安全研究科 防災・減災専攻
博士課程前期課程
2013年3月修了(入試種別:学内進学試験)
勤務先名:
富士通株式会社
社会基盤システム事業本部 サービスSE
勤続年数:
3年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
この研究科の学術領域に将来性を感じたことが進学の理由でした。分野横断的な観点から一つの問題を考えるという発想は、当時の私にとってとても新鮮かつ魅力的に感じられました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
土田 昭司先生
私の恩師は、大学時代からのゼミの担当教授でした。「大学で学んできた心理学を社会活動に役立てる」というのが目標とする研究テーマでしたので、教員選択の際迷いはなく、進学を決めると同時に土田先生を希望しました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『リスクコミュニケーションにおける傾聴姿勢が態度変容に与える影響について ― 電磁波問題を中心に ―』
概要:
公益事業者と地域住民間のリスクコミュニケーションに関して、「電磁波問題」を中心に傾聴姿勢が態度変容に与える影響について心理学的観点から考察を行いました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
現在はIT企業にて顧客が抱えるシステムのSI(システムインテグレーション)に取り組んでいます。元々社会的責任が大きな仕事をしたいと考えており、就職活動ではインフラに関わる企業を希望していたのですが、その一つが現在の会社でした。その中でも、メーカーとして提供している商品を正確に説明できる社員でありたいと考えたため、今はSE(システムエンジニア)として業務に励んでいます。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
職種がSEということもあり、学んできた心理学や社会安全学が直接仕事に生かされることはほとんどありません。ただ、さまざまな方の力を借りて一つの目標を達成していくプロセスは、今の仕事にも大いに生かされています。また、学部卒業者との違いもあまりありません。年齢的に上であることが多いので、基本的な部分で求められるレベルは異なりますが、業務上で実感することはほぼないように思います。
ー 関西大学大学院社会安全研究科に進学を考えている人へのメッセージ
「異分野の人間が集まり、一緒になって一つの問題を考えること」がこの研究科の何よりの魅力だと私は思います。研究者をめざすにせよ、ほかの道を進むにせよ、こういった経験ができる場所はそうありません。社会安全学に興味がある方はもちろん、自身の専門分野に対する見識を広げたい方はぜひ進学を検討してみてください。
社会安全研究科 防災・減災専攻
博士課程後期課程
2015年3月修了(一般入試)
勤務先名:
パシフィックコンサルタンツ株式会社 大阪国土保全事業部河川室
勤続年数:
8年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
私が勤務する会社は、さまざまな公共事業に対して技術的な視点から支援を行う建設コンサルタント業界に属しており、”人・技術力”が会社の資産であり、各社間の優劣を決める重要な要素です。
このため、私の会社では、最新の学術的知見を有する大学との連携を積極的に行うとともに、大学院への進学・学位の取得を推奨しており、私自身も技術力の向上やキャリアのステップアップをめざし、社会人で博士課程後期課程への進学を決断しました。
関西大学を選んだ理由として、本音のところは、会社からの話が事前にありました。ただし、社会安全研究科防災・減災専攻は、今後さらに需要が多くなる防災・減災分野について、理系分野に留まらない幅広い視点から学べること、津波関連の第一人者である高橋先生に師事できることなど、私の仕事内容も踏まえると、自身のステップアップを行ううえで、最適な環境だったと思います。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
高橋 智幸先生
職場の上司より紹介いただきました。私は、大学時代は河川分野の研究をしており、津波に対しては知識不足でしたが、基礎的な内容から指導いただきました。時には研究の進捗が芳しくなく、学生同様厳しく指導いただくこともありましたが、私が社会人であり仕事と両立しながら研究を行う立場にあることを深く理解いただき、ゼミを通じて多くの助言をいただけました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『津波による土砂移動特性の解析と津波移動床モデルの高度化に関する研究』
概要:
2011年に東北地方沿岸に来襲した巨大津波は、基礎部の侵食に伴う構造物の倒壊や土砂の堆積による復旧活動の妨げなど、土砂変動に起因する多くの諸問題を提起し、防災・減災面での津波による土砂移動評価の重要性を示しています。
本論文では、こうした津波による土砂移動を評価できる解析モデルの高度化を図ることを目的に、最初に2011年東北津波による地形変動データが豊富に揃う気仙沼湾を対象に、過去に提案されている高橋ら(1999)のモデルを適用し、モデルの課題を分析しました。その後、数値実験による感度分析から土砂移動に起因するパラメータを抽出のうえ、最新の知見を活用しモデルの改良を行い、既往モデルに比べて再現性が格段に向上するモデルを提案しました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
私は大学院まで進学し、就職はこれまでの勉強が生かせる職業を考えていました。そのため、河川事業に携われる公務員、建設コンサルタント、建設会社の3職種で悩みましたが、より技術的な視点で貢献できる建設コンサルタントを選択しました。また、数ある建設コンサルタント会社のなかで、幅広い分野で強くさまざまな分野が絡む大規模なプロジェクトで力を発揮できるパシフィックコンサルタンツ株式会社を選択しました。また、自由闊達を会社の風土としている点も決め手の一つです。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
博士課程後期課程では、自身で課題を見つけ、自身の発想で論理的に課題解決にアプローチをしていくことが求められ、まさに現在の仕事内容に通ずるところがあります。また、論文の執筆や学会での発表など、仕事内ではあまり経験できないことも経験できました。仕事では、質の高い提案書の作成やプレゼンテーションは必須能力であり、確実に力になったと思います。
ー 関西大学大学院社会安全研究科に進学を考えている人へのメッセージ
社会安全研究科は、理系・文系が融合し、さまざまな分野からの知見が学べる数少ない貴重な研究科だと思います。私は、大学時代より理系一筋でしたが、災害に対する心理的な知見での研究など、新たな視点で学べたと考えております。
今後、極端化・大規模化する自然災害への対応や高齢化社会の進展に向けて、防災・減災分野は一層複雑性を増し、より柔軟性の高い対応が求められると思います。そういった中で、幅広い視点から学べる社会安全研究科は、非常に有意義だと思います。

東アジア文化研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

東アジア文化研究科 文化交渉学専攻
博士課程前期課程
2014年9月入学(入試種別:外国人留学生特別推薦入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
私は東アジア歴史に関心をもち、大学院進学を考えたとき、卒業した分野に近い研究科に入りたいという希望がありました。また、関西地方で勉強および生活をしたいと思っていたところ、関西大学と出身大学が協定校だったため、大学院への進学を決めました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
まず、何を研究したいか、きちんと研究計画書を書きました。次に指導いただく先生へ相談しました。日本に行く前に、事前にベトナム側の史料をたくさん収集しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
数回ほど先生とインターネット電話でいろいろなことを相談しました。先生へ相談したおかげで、テーマについて悩みを解消でき、日本での生活についても教えていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
松浦 章先生
松浦先生はベトナムに関する研究があり、自分が関心をもっている内容が先生の専門と近いので、松浦先生のもとで研究したいと思いました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『16-17世紀における日本とベトナムの交渉関係について』
概要:
16-17世紀に日本とベトナムとの外交関係や貿易関係を中心に研究しています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程前期課程 2年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
             
  M東アジア
文化資料研究
(思想と構造)
講義
M東アジア
文化資料研究
(歴史と動態)B
講義
       
             
    M文化交渉学
(東アジアの歴史と動態)
演習B
       
             
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
西村奨学財団より奨学金をいただいています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
日本とベトナムとの架け橋ができる仕事をしたいと考えています。
日本に滞在している間は、留学生活のみではなく、日本の社会に出て社会知識やビジネスのマナーなどを体験したいと思います。前期課程修了後は、博士課程後期課程へ進学したいと考えています。
ー 関西大学大学院東アジア文化研究科に進学を考えている人へのメッセージ
東アジア文化研究科には中国をはじめとする東アジア各国の史料が豊富にあります。毎年、関西大学はもちろん中国や韓国やイタリアなどの大学で学会が定期的に行われています。それに、本学の東西学術研究所でも研究例会や勉強会などを開催しています。研究環境がすばらしく、充実すると思います。
東アジア文化研究科 文化交渉学専攻
博士課程後期課程
2014年4月入学(入試種別:外国人留学生入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
日本へ長期間の留学をし、博士学位を取得をしたいと考えたため大学院に進学しました。本大学院は東アジアの言語と表象において文化交渉という新しい発想を導入し、これまでの学問体系にとらわれていないスタイルをもっているのも魅力でした。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
大学院に進学して何を研究するかを明確にするため、大学図書館に通って指導教員の文献(論文や書籍)を読みました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
メールでアポイントメントを取り、個人研究室へ伺いました。大学院で研究したいこと、研究計画書の作成についての相談をしました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
内田 慶市先生
内田先生はとても親切な先生であること、また、研究範疇が自分の研究したい内容と合致したためです。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『19世紀ドイツ人宣教師ロブシャイド「英華字典」の総合的研究』
概要:
ドイツ宣教師ロブシャイドという人物の生涯と著作および『英華字典』関連の研究を通して、ロブシャイド氏の本当の歴史的な容貌を明確に描写し、後世における東アジア文化圏に対する影響を際立たせ、彼が本来得るべき客観的評価を新しい視点から試行しました。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

博士課程後期課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
      文化交渉学
概論講義
  個人研究 個人研究
             
    資料整理 資料整理   個人研究 個人研究
  文化交渉学
領域研究
(東アジアの言語と表象)講義
ゼミ ゼミ   個人研究 個人研究
          個人研究 個人研究
    資料整理 資料整理      
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学大学院の給付奨学金制度を利用しています。また、先生のお手伝い(データ入力や写真撮影の補助)、中国語検定試験監督補助などをしています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
研究者を志望しています。
ー 関西大学大学院東アジア文化研究科に進学して良かったことを教えて下さい。
非常に多様な専門科目を選択し、履修することができること、また、蔵書の多い本学の図書館を有効に活用できるなど、研究環境が非常に整っている点です。研究、発表の環境は整っており、海外の学会で発表する機会も多くあるので、さまざまな経験を積むことができます。
ー 関西大学大学院東アジア文化研究科に進学を考えている人へのメッセージ
東アジア文化研究科は、語学・歴史・思想・美術など、分野を越えて多角的に研究をすることができるという点でとても画期的だと思います。また同学年や先輩・後輩の大学院生との距離も近いので、お互いのコミュニケーションも取りやすい環境です。海外の学会で発表する機会も多く見聞を広げるにも良い環境ですので、本当にお勧めします。
東アジア文化研究科 文化交渉学専攻
博士課程前期課程
2015年3月修了(入試種別:外国人留学生特別推薦入試)
勤務先名:
株式会社ルック 翻訳コーディネーター
勤務年数:
8カ月
ー 大学院進学の理由を教えてください。
出身大学が関西大学の協定校で、自分も大学時代から日本語を勉強し、言語だけではなく、日本の文化と歴史もより深く理解したいと考えていたので、東アジア文化研究科に進学することに決めました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
陶 徳民先生
陶先生は日中米交渉史において数多くの研究成果を挙げられ、アメリカでも長年の教学経験があるため、グローバルな視野をもっている方だと思います。陶先生の国際的考え方が私の研究にとって勉強になると思ったため、陶先生のもとで学びたいと思いました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『1913年京都蘭亭会の特色とその由来 ―内藤湖南・山本竟山・長尾雨山の経歴と役割をめぐる考察―』
概要:
1913年に日中文人の協力で開けられた書法盛事である京都蘭亭会をテーマとし、当時の時代背景を中心に考察しました。さらに、その首唱者である内藤湖南、山本竟山と長尾雨山の三人の果たした役割を中心に研究しました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
翻訳会社で翻訳コーディネーターとして働いています。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
大学院生時代に文化交渉史を中心に研究しており、国の歴史や文化を知るうえで、各国への理解が深まりました。現在勤務している翻訳会社は外国籍の方が数多く在籍しているため、いろいろな国籍の人とコミュニケーションを取ることが不可欠です。コミュニケーションを取る際に、相手の考え方を理解して、効率よく仕事を進めることができています。
ー 関西大学大学院東アジア文化研究科に進学を考えている人へのメッセージ
私にとって、東アジア文化研究科で過ごした2年間は先生をはじめ先輩方、同級生や後輩に恵まれ、自分自身も大きく成長できたかけがえのない2年間でした。研究資料が充実し、研究環境も整っています。
東アジア文化研究科に興味がある方、ぜひここで勉強してみませんか。
東アジア文化研究科 文化交渉学専攻
博士課程後期課程
2015年3月修了(入試種別:一般入試)
勤務先名:
高松市美術館 学芸員
勤務年数:
1年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
論文や口頭発表など、研究発表の機会が多かったためです。また留学を考えていたので、外国人留学生が多い本研究科に進みたいと思いました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
中谷 伸生先生
私が研究対象として選んだ近世絵画を専門としていらっしゃって、学部生のころからお世話になっていたので、中谷先生を選びました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『近世日本美術史と狩野派研究』
概要:
江戸時代初期に活躍した狩野探幽から明治時代の狩野芳崖まで、それぞれの作品分析をもとに、探幽の画風はどのようにして生まれ継承されたか、そして、探幽以後の江戸狩野の画風・図様が江戸画壇にどのようにして伝播し継承されていったのか、という二点から江戸狩野の作品を分析し、近世美術史における狩野派の位置づけを行います。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
大学院で研究したことを生かすため、美術作品を研究する職業に就きたいと考えていたため、学芸員募集があった高松市美術館を選びました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
大学院で得た美術史の知識は、展覧会の企画や所蔵品の管理などで役に立っています。また在学中に留学したり、海外で発表したおかげで、海外の美術館とのやり取りなども苦なくできています。
ー 関西大学大学院東アジア文化研究科に進学を考えている人へのメッセージ
東アジア文化研究科には海外からの留学生も多く、国際的な感覚が身につく点も優れているところだと思います。

ガバナンス研究科

  • 在学生
  • 在学生
  • 修了生
  • 修了生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

ガバナンス研究科 ガバナンス専攻
修士課程(現:博士課程前期課程)
2015年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
本学政策創造学部で4年間さまざまな学問分野を学ぶ中で、特に戦後日本政治について興味・関心をもちました。そしてその分野についてもっと専門的に学び、研究したいと思うようになり、大学院へ進学したいと思うようになりました。その中でガバナンス研究科では政治・政策について専門的かつ学問横断的に学ぶことができることを知り、迷わず志望しました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
学部3年次生からの専門演習で行った自分の研究をより深めていくのと同時に、それに付随した事象や政治理論などを当時の新聞記事や専門書などで確認し、自分の言葉で説明ができるように準備しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
学部の専門演習の指導教員であった小西先生に志望理由書・研究計画書を事前に見てもらい、アドバイスなどをいただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
小西 秀樹先生
学部生のころから卒業論文や研究に関する指導をしていただいていました。大学院で研究を進めるうえで政治学の視点から的確なアドバイスをいただけるので、引き続きご指導いただけるようお願いしました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『戦後日本の酪農政策』
概要:
戦後日本の政策のなかでも酪農政策に焦点を当てて、政策に関わるアクターの動きやアクター間関係についての分析を行っています。日本酪農は近年、自由化にさらされており、諸外国を含めたアクターの動向や実際の政策はどのアクターにとってどのような利益をもたらしているのかに注目しています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

修士課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
        貿易政策研究    
    TA   現代日本政治研究    
福祉政策研究 政府情報研究       ガバナンス演習2  
  TA TA        
        法政策研究    
             
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学第4種給付奨学金(現:関西大学大学院給付奨学金)と両親からの仕送りが主な学費・生活費ですが、TA(ティーチング・アシスタント)での活動や試験監督、模擬試験採点のアルバイトも不定期で行っています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
現在は公立高等学校の教員を志望しております。大学院では所定の単位を取得すれば現在もっている中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(公民)に加えて、さらに上位の専修免許状を取得することができるので、研究と並行して専修免許状の取得もめざしています。
ー 関西大学大学院ガバナンス研究科に進学を考えている人へのメッセージ
ガバナンス研究科では、自分の研究内容についてより深く、さまざまな学問分野の視点から広く研究することができます。また、先生方や研究科に所属する方からさまざまなアドバイスをいただけるので、非常に有意義な大学院での生活を送れると思います。研究環境が整っている関西大学大学院へぜひ入学してください。
ガバナンス研究科 ガバナンス専攻
修士課程(現:博士課程前期課程)
2015年4月入学(入試種別:外国人留学生入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
中国のグローバル会社で勤務していた際、業務を行う過程で国際貿易について興味をもっていたため、大学院で専門的に研究をしたいと考えるようになりました。本学ガバナンス研究科は、複数の教員による指導体制で多面的なアプローチからの研究を行うことが可能である点、非常に魅力を感じ、入学を志望しました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
筆記試験対策は、過去の問題を中心に経済や政治についての基礎的な知識を整理し、自分の言葉で論述できるようにしました。口頭試問の対策は志望理由や研究計画などについて自分の言葉でなるべく詳しく説明できるよう、事前に準備しておきました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
願書を提出する前に、メールで先生と連絡を取り、一度お会いしました。研究計画書について説明し、先生からアドバイスをいただき、研究内容の理解を深めることができました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
奥 和義先生
指導教員の奥先生は、グローバリゼーションや国際貿易などを研究されていて、中国における日系企業を中心としての日中貿易についての研究をしたい私にとって、国際経済学の視点から奥先生の専門的なアドバイスをいただけることは、大変有意義なことであると思い、ご指導をお願いしました。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『中国内陸部における日系企業の投資環境についてー湖北・武漢市を中心としてー』
概要:
「中国内陸部における日系企業の投資環境ー武漢を中心としてー」をテーマとして日々研究を行っています。中国内陸部、特に武漢市では近年日系企業が多数進出してきています。日系企業がなぜ中国内陸部に積極的に進出してきているのかを、国際貿易の観点から研究・調査し中国内陸部への投資環境の動向が今後どのようになっていくのかを考察しています。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

修士課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
    国際関係論研究   貿易政策研究   リスク・ガバナンス研究
      ガバナンス演習2      
福祉政策研究 政府情報研究          
    文献講読 文献講読   文献講読  
             
    発表の準備 発表の準備   発表の準備  
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
関西大学第4種給付奨学金(現:関西大学大学院給付奨学金)と留学生としての授業料30%減免制度(2015年度実績)を利用しました。勉学の妨げにならない程度に、不定期で通訳のアルバイトも行っています。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
大学院修了後は、大学院で学んだ知識を実践に生かし、日本で日中の貿易に関わる企業に就職したいと考えています。
ー 関西大学大学院ガバナンス研究科に進学を考えている人へのメッセージ
ガバナンス研究科では、さまざまな研究領域や多角的な視野により、学際的な研究が可能であり、研究を支援してくださる学修環境があることに魅力ですので、充実した大学院での生活が過ごせると思います。
ガバナンス研究科 ガバナンス専攻
修士課程(現:博士課程前期課程)
2014年3月修了(入試種別:一般入試)
勤務先名:
河北新報社 記者
勤続年数:
2年
ー 大学院進学の理由を教えてください。
「課題を研究し解決策を考える」という方針に興味を持ちました。
私はガバナンス研究科の1期生で、先輩の研究内容を参考にすることはできませんでしたが、多くの教員が兼任している政策創造学部で、大阪市城東区の関目商店街や池田市細河地区の活性化、京都・伏見の日本酒販売促進、1型糖尿病の患児交流企画などさまざまな企画立案を行って課題解決に取り組んでいることを知り、本研究科を志望しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
1年次:足立 幸男先生
2~3年次生:橋本 行史先生
入学当初は足立幸男先生のもと、富山市などを例にコンパクトシティを研究していました。
しかし、大学院入学直前に発生した東日本大震災を研究テーマにしたいと考えるようになり、2年次生は地域活性化を研究していた橋本行史先生を中心に指導を受けました。行政の実務経験も研究経験も豊富な橋本先生は、論文の書き方の基礎から親身に指導し、研究会や講演会にも積極的に参加する事を薦め、社会に根差した研究を指導いただきました。
また、深井麗雄先生、橋口勝利先生の学部ゼミにも、TA(ティーチング・アシスタント)として参加しました。枚方市の地域活性化事業として企画した市民参加型結婚式「ひら婚♪」では、「花と音楽にあふれたまち」の魅力を発信しようと、ゼミ生とともに協力団体との折衝や企画立案に当たりました。東日本大震災の被災地支援活動にも加わり、毎回20人ほどの学部学生とともに福島県の小学校や仮設住宅を継続的に訪問しました。災害復興やエネルギー、過疎化が進む地域の課題を見聞きするとともに、関西での情報発信活動や県外に避難している親子連れの交流支援活動に、福島大学の先生方や学生とともに取り組み、研究論文にもまとめました。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『風評被害が地域経済に与えた影響と対策〜福島県産農作物を中心に〜』
概要:
東日本大震災後の福島県で、特に農作物に対する風評被害の状況を調べ、対策について検討しました。流通の影響など検討しきれなかった点が多く、社会人になった後もライフワークとして研究しています。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
情報発信に携わる仕事に就きたいと考え、マスコミ業界を志望しました。研究や学部プロジェクトのTAで関わった、東日本大震災の被災地域や住民、精力的に支援活動を展開する福島大学の先生方や学生の影響も大いにあります。
先生方のアドバイス、1年次生の長期インターンシップ経験を交えながら就職活動を進め、最終的には東北地方の新聞社に入社することができました。被災した人々や企業に加え、人口減少、高齢化などの社会的課題を取材することも多く、日々取材先や先輩から教わりながら勉強する毎日です。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
「大学院修了」を意識することはプラス・マイナス両面で少ない業界だと思います。
ただ、大学院では先生方との距離が近かったことで、指導教員以外とも行政の取り組みや復興の課題を議論し、多様な考え方を学べたことが役立っています。
今でも連絡を取り合い質問させていただく先生方も多く、人脈面でもプラスでした。
ー 関西大学大学院ガバナンス研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院時代はさまざまな研究・教育・学外活動などに携わり、地域の方々・先生方・学部生などから学んだかけがえのない3年間でした。インターンシップなどの各種プログラムも、修了後の進路選択に役立ったと考えます。学内外の人のアドバイスを受け、悔いのない進路選択になる事をお祈りしています。
ガバナンス研究科 ガバナンス専攻
修士課程(現:博士課程前期課程)
2013年3月修了(入試種別:学内進学試験)
勤務先名:
税理士法人京都ビジコン 会計事務所職員
勤続年数:
1年3カ月
ー 大学院進学の理由を教えてください。
卒業論文では、多様なセクターの連携による「まちづくり」を取り上げました。
私自身がNPOで活動していたこともあり、多様なセクターのなかでもNPOについて、さらに深く学びたいと思い、大学院への進学を決めました。
教職員の方々のサポートや施設などが充実していることは学部在学中から知っていましたので、引き続き大学院で学び続けたいと思っていました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
橋本 行史先生
行政の現場に造詣が深く、経営学から行政(地方自治)をとらえる視点にひかれたからです。出願前には、先生の授業を聴き、お人柄を知ったことも志望した大きな理由です。
ー 学位論文題名と概要は、どのようなものですか。
『ソーシャル・イノベーションの一翼を担うNPOの研究』
概要:
資本主義と行政の限界から露呈したさまざまな社会問題に対し、その解決するための「仕組みの提供」や社会問題を発生させる既存の「社会の構造変革」をソーシャル・イノベーションと位置づけ、その担い手として期待されたNPOについて、その期待された役割と現状を考察しました。
さらに、NPOがソーシャル・イノベーションの担い手としての役割を十分に果たせていないという立場から、日本におけるNPOの課題を述べました。
ー 進路選択、現在の就職先・職業を選んだ理由を教えてください。
学部生時代にまちづくりの現場に携わる中で、まちのためにと行動される経営者に多くお会いし、いつかはこのような人たちの力となりたいと思っていたことや、経営の視点なしに本当の意味でのまちづくりは難しいと感じていたので、経営に携わり経営者の相談役となるこの職業に関心をもっていました。
現在の勤務先は、医療・福祉に特化した会計事務所で、前職で行政計画のコンサルティングに携わった経験が生かせると思い、入社しました。
ー 現在のお仕事において「大学院での学び・経験が生かされている」場面や、学部卒業で就職する場合との違いを感じる場面があれば教えてください。
大学院での研究は、みずから論点や課題、その解決策を見出していくことの連続です。解決までに遠回りをすることが多々ありましたが、この積み重ねが今となっては、解決にたどり着くための見当をつけるトレーニングになっていたように思います。
「仮説を立てる、資料を収集する、分析する、考えを述べる」という研究の流れ・思考がそのまま仕事でも役立っています。
ー 関西大学大学院ガバナンス研究科に進学を考えている人へのメッセージ
ガバナンス研究科は、どのような視座からでもアプローチが可能な学問(研究科)だと思います。
それゆえにつかみどころのない、難しい一面もあるように思います。
ご自身は何をどのようなアプローチで深められたいのかを熟慮され、入学されることがこのガバナンス研究科での研究生活をより充実したものとするポイントだと思います。

人間健康研究科

  • 在学生
  • 在学生

※プロフィールは2016年1月時点のものです。

人間健康研究科 人間健康専攻
修士課程(現:博士課程前期課程)
2015年4月入学(入試種別:社会人入試)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
仕事ではありませんが、仕事以上に20年来突き詰めてきた「野球」について、論文にまとめたいと思っていました。社会人でも受け入れていただける大学院をさがしていたところ、仕事の後に駆けつけられる距離に堺キャンパスが開設されたので、これも縁かと思い、進学を決めました。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
法学部と農学部出身でまったく運動系学部の授業を経験したことがなかったので、スポーツ文化についての教科書的な本1冊をノートにまとめ直し、その本に登場する参考文献にもあたり、学部生の方が学ぶ内容について猛烈に学習しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
入試説明会で研究の内容を個別ブースで相談したところ、当該分野を担当している先生を紹介していただいたので、メールで直接連絡を取らせていただきました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
西山 哲郎先生
  • スポーツ社会学を専門とされています。さっそく著書を購入しましたが、文章が高度で読み進めるのに時間がかかりました。
  • スポーツの諸事情にとても詳しいです。さらにスポーツだけでなく、世界や日本の歴史にも非常に博識です。
  • 西山先生は私の「野球」「教育」「スポーツ」「歴史」に関わるいかなる疑問にも応えてくださり、往々にしてゼミは激しく脱線討論となります。今まで一人スポーツ観戦オタクのようにテレビや新聞に向かってつぶやいていたことが議論できる至福の時間です。昔々のギリシャの大学などはきっとこんな感じだったのではないでしょうか。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『日本における女子野球の破断的歴史に関する研究』
概要:
明治期に萌芽した「高等女学校での女学生野球」、昭和の終戦後に出現した「女子プロ野球」、かつて日本に存在した「女子野球」は歴史を積み重ねられず、「するスポーツ」として進化を遂げることができませんでした。それは①女性の社会進出が遅れていた時代的な背景から、スポーツの制度化が進み権威があがると女性が締め出されてしまったこと、②戦後の民主化要請のもと成立した女子プロ野球だが、「みせるスポーツ」としての実力は伴わずショービジネスとして成り立たなかったこと、が原因であると考えられます。
現在の「女子野球」は平成初期の短大全盛期に「大学の女子野球」から始まったが、これはソフトボールからのスピンオフの流れと、男女平等が法制化され女性の加速的な社会進出とパラレルにおこった女性のスポーツ進出を促す背景によるものです。
そして近年では学童年齢層が飛躍的に増加し、女子野球競技人口はボトルネック現象を呈しています。この課題を克服するためには、底辺の拡充以上に競技性の充実を図り、ジュニア世代が競技を続けやすい環境を整備する必要があります。マイナースポーツ「女子野球」が過去の轍を踏むことなくその歩みを進めるためには、スポーツを社会資本獲得の手段として利用するのではなく、甲子園野球の絶対視から脱却して、ベースボールの理念に立ち返ったルール作りや女性の最適距離、トップリーグの整備について考えてゆかねばなりません。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

修士課程 1年次 秋学期

  1限 2限 3限 4限 5限 6限 7限
      運動環境生理学
研究
  健康マネジメント
研究
 
      地域連携課題
実習3
地域連携課題
実習1
   
             
    スポーツ社会学
研究
地域連携課題
実習3
人間健康
演習(1)B
   
             
             
ー 社会人学生の場合、仕事との両立の工夫などについて教えてください。
診療所を開設していますので、授業のある日は午前中で診療を終了し、大学院へ駆けつけます。
大学院は担当者による発表やプレゼンで授業が進むので、どうしても仕事の都合で、月末など大学へ来ることができない日をあらかじめ想定して、自分の担当日を組むようにしていました。
ー 修了後はどのような進路を希望していますか。
博士課程後期課程への進学を希望しています。
ー 関西大学大学院人間健康研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学入試激戦時代を経験しバブル期に就職して走り続けてき来られた社会人の皆さん、精神の成熟期を迎えて大学院に入りなおすのは「あり」だと思います。大人になって本当に学びたいことを学んでいきましょう!
人間健康研究科 人間健康専攻
修士課程(現:博士課程前期課程)
2014年4月入学(入試種別:学内進学試験)
ー 大学院進学および本学を選んだ理由を教えてください。
障がい者スポーツに魅力を感じさらに勉強したいと感じたからです。
ー 大学院進学のための受験対策や事前準備は、どのようにされましたか。
学内進学試験だったので、とにかく英語を勉強しました。
ー 受験前に志望の指導教員とどのような連絡をとりましたか。
学部時代のゼミの先生だったので直接伝えました。大学院進学の志望動機などについて相談しました。
ー 指導教員名とその教員を選んだ理由や教員とのエピソードなどを教えてください。
指導教員名:
黒田 研二先生
学部生時代からお世話になっており、福祉分野の知識を豊富に持っているからです。
ー 研究テーマと概要は、どのようなものですか。
『障がい者スポーツの現状・その意義と課題』
概要:
障がい者スポーツの環境や、障がい者の制度、施策から障がい者スポーツの発展には何が必要なのかを障がい者にインタビューをし、探ります。
ー 現在の時間割や1日の過ごし方

修士課程 2年次 春学期

2年次では、演習科目のみの時間割となりますが、それ以外の時間で研究(論文)指導を受けています。
ー 利用している奨学金制度などを教えてください。
奨学金制度を利用して、あとはアルバイトにより学費を充当しました。
ー 関西大学大学院人間健康研究科に進学を考えている人へのメッセージ
大学院の2年間で、自分の興味のある専門分野の勉強だけでなく、社会人の学生たちともいっしょに学ぶことができたことで幅広い知識を得ることができました。また、自分の将来についてじっくり考える時間があり、とても充実した2年間になりました。