授業紹介一覧

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基幹科目

  • 民法1・2

    民法1・2

    民法とは??  民法とは、ひとつの法律を指すのではなく、人と人との関係を定めるたくさんの法律の 総称です。日常生活で皆さんが人と関わること、例えば、電車に乗ったり、買い物したり 、外食したり、人と会話したり、SNSをすること、あるいは、これから大学に入って、ア ルバイトをして、会社に勤めるようになって、結婚をして、家を買って・・・相続をして ・・・のすべての場面において、皆さんができること・しなければならないことが民法に よって決まります。
    基幹科目民法1・2で学ぶこと  関西大学に入学して1年目に開講される基幹科目民法1・2では、法学部生なら最低限 これくらいは理解しておいてほしい!という民法の基礎知識(概論)と千条以上からなる 民法典の初めの169条まで(総則部分)を勉強します。また、基幹科目民法1・2では、 皆さんが、スムーズにステップアップしていけるように大学(の法学部)で求められる勉 強の仕方や姿勢も勉強しますので、必ず、すべての授業に出席するようにしてください。

  • 刑法

    刑法各論

     刑法各論とは、刑法で規定されている個別の具体的な犯罪の成立要件を論じる分野です。こ の点では、犯罪の一般的な成立要件を論じる刑法総論と対をなしています。殺人罪や窃盗罪 という具体的な犯罪の成立要件を論じるのが刑法各論であり、全ての犯罪に共通する問題を 論じるのが刑法総論であると整理するのがわかりやすいかもしれません。基幹科目である「 刑法各論」では、財産犯と呼ばれる一群の犯罪(窃盗罪やら強盗罪やらが含まれます)に関 する解説を中心にしながら(必要があれば、傷害罪や暴行罪についても触れることになるでし ょう)、刑法全般の学習にとり重要となる、罪刑法定主義や法益保護主義、責任主義のような 刑法の基本原則、構成要件該当性・違法性・有責性という3段階からなる犯罪論の体系の意 義等についてもまず最初に解説します。

  • 政治

    現代政治論

     「現代政治論1」は新入生全員が履修する授業であり、みなさんがよく知っている選挙 、政党、メディア、国会などを学びます。それにもかかわらず、多くの学生が「政治の見 方が変わった」と感想を述べてくれます。人はすでに何らかの形で政治の知識を持ち、政 治に参加しています。政治制度は学校で学んでおり、政治的な出来事はテレビやインター ネットのニュースで伝えられ、それが人々のあいだで話題となります。選挙は頻繁に行わ れていますし、選挙権年齢が引き下げられたので、すでに投票経験をお持ちの人もいるこ とでしょう。
     それに対しこの授業は、当たり前の風景を、別の視点で捉えます。政治は有権者、政治 家、政党、議会、官僚の行動の総体として扱われ、彼らの行動は科学的な分析によって検 証された理論を使って論じられます。この結果、新入生は、政治が税金や法律を決定する メカニズムを科学的に説明できるようになるのです。ぜひ「政治の見方が変わる」瞬間を 味わってみてください。