KANSAI UNIVERSITY

学部概要

学部概要

 「品格ある柔軟なビジネスリーダーの育成」を理念として掲げる関西大学商学部は、およそ3000人の学生と50名の専任スタッフを擁し、100年以上の伝統を誇っています。
 商都大阪において商学の教育と研究を展開してきた商学部の過去と現在を紹介しましょう。

学部長・研究科長挨拶

商学部の教育について

学部長・研究科長 乙政正太

 関西大学商学部は、1906年に商業学科として誕生してから110年を迎えます。この110年の間に およそ4万人を超える卒業生が社会に飛び立ち、各界、特にビジネスの世界で大いに存在感を発揮しています。大学院進学や公務員を目指す学生もいますが、多くの商学部生は会社への就職を希望し、その希望を叶えています。近年でいうと、金融・保険業への就職割合が増えていることが特徴的ですが、それとともに、製造業、卸売・小売業への就職についても安定的に決まっています。 商学部は、創設以来、実学教育を学部教育の根幹と考え、国際化・情報化の波に対応でき、かつ財務・会計を理解できるビジネスパーソンの育成に力を注いでいます。グローバルな競争が激しさを増している産業界にあって、社会人として活躍できる判断力と識見を有する人材を育成することが商学部で求められる実学教育であるといえます。

 商学の学問領域は、基本的に会社のビジネス活動に関わるもので、マーケティング、経営戦略、組織、労務、貿易、会計等、ならびに会社のビジネス活動を支える流通市場・金融市場・資本市場の働きにまで及びます。これらの領域において、会社が実際に直面している課題、あるいは経済や社会で起こりうるリスクについて自ら仮説を立て、それを科学的に検証し、問題解決への道筋を示す能力を高めることが必要になります。

 従って、実学教育においては、必ずしも直接的な有用性・実用性の面だけが追求されるわけではないと考えられます。実践での事柄の意味を深く学び取る姿勢も忘れていけないことです。現実に起こっている事柄を適切に説明できる学問上の (アカデミックな)視点は重要です。理論的・実証的な学びとともに、さまざまな経験の積み重によって、今後の実践の変革に対応していってほしいと思います。

学部の構成と学習内容について

 商学部では、激動する経済社会にあってビジネスに対する柔軟な思考力や広い視野をもつ人材を育てるために、「流通」、「ファイナンス」、「国際ビジネス」、「マネジメント」、「会計」の5専修を設け、多様な専門分野について学習できるようにカリキュラムを編成しています。上記の5専修からいずれか一つを選び、その専修分野に軸足を置きながら専門知識や専門能力を身につけることができます。演習方式のゼミナールでは、少人数(15人程度)の学生が集まり、教員の指導の下にグループワークで討論・発表を行うことが可能です。

 また、商学部では、「英語と会計に強い商学部生」を社会に送り出すことを実現しようとしています。商学部で学んだほとんどの学生はビジネスの世界に入っていきます。ビジネス的なものの考え方をする場合に、グローバル化する世界の共通のツールとして英語コミュニケーションと会計数値の読解はビジネスパーソンにとって必須のスキルとなっています。したがって、われわれは国際化教育と会計教育にはとくに力を注いでいます。

 さらに、より実践的で、かつ高度に商学を学ぶためのプログラムとして、 会計士資格取得への挑戦を促す「ALSP (会計連携特別プログラム)」や英語に強いビジネスリーダーを育成する「BLSP (ビジネスリーダー特別プログラム)」を用意しています。加えて、商学部オリジナルの留学プログラムである「BestA(海外ビジネス英語プログラム)」で「認定留学」制度を利用することが可能です。データ分析から新たなビジネスを生み出す人をめざす「DSIプログラム (プロセスイノベーター育成プログラムの開発)」 も商学部独自のプログラムとして情報処理教育の徹底を図っています。

大学院の構成と学習内容について

 大学院 (商学研究科) には、研究者をめざす「研究者養成・後期課程進学コース」と、大学院で学んだ高度な専門知識を会社等で働く中で生かすことをめざす「高度専門職養成コース」があります。現状では専門職コースに所属する学生が大半です。

 高度専門職養成コースは、「戦略マネジメント系」、「流通・国際ビジネス系」、および「ファイナンス・会計系」の3つの系から構成されています。このコースでは、柔軟な考え方ができる品格ある人材とともに、高度な専門知識を備えた人材を送り出すことを目的としています。カリキュラムは、理論、実証、および実践の間のバランスを配慮してデザインされており、理論面と実証面での研究・教育に真摯に取り組む教員だけではなく、実践面における教育の担当者として実務家をお招きし、多様な授業を提供しています。最前線の学問分野の知識や方法論などを得て、大学院生は少人数教育体制の下で課題研究論文(修士論文)の作成に取り組むことができます。

 大学院の研究・教育は学部教育とも密接に連携しています。特に、5年一貫教育プログラムにおける早期卒業制度では、高度専門職養成コースへの進学を目指す、きわめて優秀な学生を対象に早期卒業 (在学3年間で卒業) を認める制度を設けています。その結果、通常6年かかるところ、5年で学部卒業と大学院前期課程修了が可能となっています。

※商学研究科は、コース名称を2017年度入学生から、「研究者コース」を「研究者養成・後期課程進学コース」に、「専門職コース」を「高度専門職養成コース」にそれぞれ変更します。

最後に

 文部科学省や日本学術振興会の「科研費」の分野別配分状況において、関西大学商学部の教員は商学分野や会計学分野で国内トップクラスの結果を残しています。こうした活発な研究活動は学生に対する質の高い教育としてフィードバックされるとわれわれは考えています。

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