KANSAI UNIVERSITY

eJIP

eJIP(Joint International PBL in English:イージップ)

CORESプログラム)

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海外の学生とチームを組んで社会的課題の解決にとりくむ

 「国際ジョイントPBLプログラム」eJIP (イージップ:Joint International PBL in English)は、プロジェクト実践力と異文化適応能力を磨くために、商学部の学生と海外の大学の学生とがチームを組み、社会的課題の解決にとりくむ全く新しいプログラムです。合同学生チームの共通言語は英語ですから英語力も鍛えることができます。

 ここで言うPBLとは、課題を解決していくプロセスを通じて学ぶ「課題解決型学習」(Problem Based Learning)を意味します。 PBLは、従来の講義型授業と違って、学生が自律的・能動的に調査・研究(探求)活動を行って課題を解決することが求められます。こうした学生の動きを容易にするために、教員はチームづくりや課題へのとりくみ方の必要最低限のヒントなどを提供するファシリテーターとして動きます。

 その合同学生チームで受入先から与えられた課題にとりくみ、「オフサイト学習」では所属校でそれぞれ調査・研究を行い、「オンサイト学習」(2-4週間程度)ではチーム全員で現地調査(フィールドワーク)とその結果をまとめて発表するプレゼンテーションを行います。

 このプログラムは2種類用意されています。夏休みに日本(3.11東日本大震災の被災地:陸前高田市)でオンサイト学習を行うeJIP.jp、春休みにメキシコ(モレロス州自治大学が立地するクエルナバカ市)でオンサイト学習を行うeJIP.mxです。

陸前高田市は岩手県南部にあり、人口が約2万人の市です。東日本大震災でとくに津波の被害を受け、現在は沿岸地域全体をかさ上げ盛土するなど復興の途中にあります。人口減少と少子高齢化への対策を行い、定住や新たな移住を促進する地域づくりが課題となっています。

モレロス州自治大学はメキシコの首都メキシコシティの南西約70キロのモレロス州の州都クエルナバカ市に所在する学生数約1万8千人の総合大学です。メキシコ文部省による全大学評価10指の1校として認定されています。

2016年夏、スタートしたeJIP.jp

 関西大学の協定校であるメキシコのモレロス州自治大学(UAEM)の学生とチームを組んで、3.11被災地・陸前高田の農業女子と産地直売所の魅力を発信する「国際ジョイントPBLプログラム@陸前高田」eJIP.jpが2016年夏に行われました。
 8月上旬に千里山キャンパスでのオフサイト学習、8月下旬から9月上旬に陸前高田市でのオンサイト学習(フィールドワークとプレゼンテーション)を行いました。このプログラム(eJIP.jp)には、関西大学商学部1年次生6名、モレロス州自治大学学生3名の計9名が参加し、衰退する陸前高田の「農業女子を増やすためのケースブック」づくりにとりくみました。

 8月1-6日に関西大学千里山キャンパスで、このプログラムに参加する関大メンバーを対象として、プロジェクトを進めるにあたって必要な知識・スキルを身につけるオフサイト学習が行われました。このプロジェクトは、メキシコの学生たちとチームとなって英語を共通言語とした大規模自然災害からの復興のためのものなので、英語でのディスカッション・プレゼンテーション技法とスペイン語入門、東日本大震災からの復興について学びました。



 8月26日には、陸前高田市内の震災遺構(震災によって壊れた建物など被災の記憶や教訓を後世に伝える構造物)と復興状況を視察しました。学生たちは、思ったほど復興は進んでいないことや、復興工事に対する陸前高田市民の思いは一様でないことを知りました。

 2016年8月27日には陸前高田市米崎町にある農産物直売所「産直はまなす」において、メキシコ文化を陸前高田市民に伝え交流するイベント"Takata meets Mexico”を開催しました!このイベントの企画・準備と運営は、すべてeJIP.jpメンバーの学生たちの手によって行われ、訪れた多くの方にメキシコ料理とサルサを楽しんでもらいました。

 8月30日には台風10号が陸前高田市を直撃するとされ、陸前高田市内全域に9時に避難準備情報、15時30分に避難勧告が発表されました。eJIPメンバーは全員、安全を最大限確保するために陸前高田市が指定した近くの避難所(高田東中学校)に避難しました。避難所では市職員の指導のもとに、避難者の受付け、毛布などの物資の配布、ラジオ体操の指揮などの避難所運営を手伝いました。避難と避難所運営は、eJIPメンバーにとって貴重な経験となりました。

 9月6日には、陸前高田市の米崎コミュニティセンターで成果発表会が行われました。発表会には、農業・漁業関係の方や陸前高田市役所や岩手県庁の農政担当の方など、地元中心に35名前後の参加がありました。3名の農業女子のケースブックについての日本語と英語でのプレゼンテーションの後、ケースブックの対象となった方や、陸前高田市役所の担当の方などからの貴重なコメントをいただきました。


 完成した農業女子ケースブックを紹介するプレゼンテーションをeJIPメンバーが行いました、「農業を心から楽しんで、そして広めていきたいという気持ちがひしひしと伝わってきました」「皆さんのケースブックをきっかけに農業女子が増え、その中から初枝さんのような中心となるような方が生まれれば、様々な取り組みが拡大していくと思います」といった感想が寄せられました。

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