英語を学ぶだけでなく、英語でビジネスを学ぶというプログラム内容と、夏休みを利用してイギリス留学ができるという点に魅力を感じて参加しました。現地ではグループに分かれて、ヨークの魅力を観光客にもっとアピールするためのマーケティング戦略を考えました。主な観光名所を訪ね、観光客にインタビュー調査を実施。現状分析を行った結果、家族連れの観光客が多かったことから、子どもがいても訪ねやすい施設づくりを提案しました。グループには日本人の他に中国人、イタリア人の学生がいて、お互いの意思疎通は英語を使うしかありませんでした。聴いて分からなかった単語の意味を調べ、懸命に言葉を探して意見を出し合うことで、英語のスピーキング・リスニングの力が自然とアップ。プレゼンテーション自体も成功したことで大きな達成感を得ることができました。
参加前 | 留学中(26日間) | 参加後 |
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事前授業に参加し、留学に関するガイダンスや、英語でさまざまなビジネス戦略について学びました。また、グループに分かれてイギリスでの旅行プランを考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。 | 現地の方にインタビューを行い、イタリアや中国からの留学生と議論を重ね、プレゼンテーションを成功させました。また、ヨーク市内のさまざまな観光名所も訪れました。 | 事後授業に参加し、留学を通して成長したことについてスピーチを行いました。留学前より英語で話すことに抵抗がなくなり、ビジネスの場で使うフレーズも自然と出てくるようになり、英語の運用能力が高まったと実感しました。 |
私のグループは国立鉄道博物館をテーマに、より収益を得られるビジネスプランを検討しました。まずは現状の問題を探し出して分析を重ねた結果、「館内の土産物コーナーにヨーク名産のチョコレートや石鹸を鉄道車両の形にして売ること」や「館内でスタンプラリーを開催すること」など、複数の具体案を提案しました。このプログラムの魅力は、英語力を伸ばすだけでなく、ビジネスの提案を実践できることだと思います。期間中には他国の留学生と交流することもでき、文化や民族性の違いも実感しました。BestAに参加してよかったと感じるとともに、英語を思うように話すことができなかった悔しさから、改めてカナダへ認定留学をしようと決めました。
中国人留学生2名とグループになり、国立鉄道博物館の来場者増加のための企画を立案しました。自ら足を運び、来場者数やその構成をカウントし分析。家族連れが多いことを受けてオリジナルキャラクターの開発や、ホログラムで歴代の鉄道を再現する案、それらの費用をクラウドファンディングで集める企画などを提案しました。文化の違いからグループのメンバー間で意見がまとまらず苦労することもありましたが、多様な意見を聞くうちに個々の考えとして受け入れられるようになり、交流を通して英語での会話力も身に付きました。将来海外で働くことも視野に入れ、今後も海外研修などに挑戦したいです。(2018年度)
イギリスの古都・ヨークでビジネス英語を学ぶ。
私たちの学部では、学生の英語力を強化するために、イギリスに4週間滞在しながらビジネス英語を学ぶプログラムを、ヨーク大学(University of York)と提携して実施しています。これはビジネス英語に特化した商学部独自のプログラムで、講義による学習だけでなく、ヨークのビジネスを調査し別の市場でどのように機能するかのビジネスプランを作成しプレゼンテーションするビジネスプロジェクトやイギリスの商業施設の見学やインタビューなどのプログラムが用意されていて、イギリスのビジネスの現場を実際に体験する機会が設けられているのが特徴です。
また、さらに長期間学びたいという人のために、「BestA 1学期コース」(9月上旬〜12月上旬の3ヶ月間)も用意しています。
プログラム名 | 海外ビジネス英語プログラム BestA 4週間コース |
海外ビジネス英語プログラム BestA 1学期コース |
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主な授業内容 |
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募集人員 | 約12名 | 約20名 |
応募資格 | 商学部生で、TOEIC500点以上、英検2級、あるいはこれに相当する英語能力があること。 | 商学部生で、TOEIC450点以上、英検準2級、あるいはこれに相当する英語力があること。 |