簿記は、企業等の経済活動を帳簿に記録・整理し、一定期間ごとに会計報告を作成するための情報処理システムです。
企業ではこのシステムを通じて作成される損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を経営判断に活用し、外部の株主や債権者などにも報告しています。従って、企業で財務諸表を作成・理解するためには簿記を学んでおく必要があります。簿記の用語はビジネスの共通用語でもあり、商学の基礎としてこの機会に簿記の知識を確実に修得しておく必要があります。
日商簿記検定2級以上を取得していると就職活動時だけでなく、就職後も企業に評価してもらえるので、大変有利です。商学部生は単位認定制度も活用できる在学中に合格するようにしっかりと勉強してください。
この授業では日商簿記検定試験3級相当の知識を身につけるため、週2回の授業時間を設けてできるだけ多くの練習問題を行います。
認定資格 | 認定を行う専門教育科目 |
---|---|
日本商工会議所主催 | |
簿記検定3級 | 簿記入門演習(2) |
簿記検定2級 | 簿記入門演習(2)、商業簿記(2)、工業簿記(2)(ただし4単位まで) |
簿記検定1級 | 簿記入門演習(2)、商業簿記(2)、工業簿記(2)、現代会計(2)、原価計算論(2)、コスト・マネジメント(2)、株式会社簿記(2)、会計制度論(2)、財務諸表論(2)、上級財務諸表論(2)、連結会計論(2)(ただし8単位まで) |
税理士試験科目合格 | |
簿記論 | 簿記入門演習(2)、商業簿記(2)、工業簿記(2)、株式会社簿記(2)(6単位まで) |
財務諸表論 | 現代会計(2)、会計制度論(2)、財務諸表論(2)、上級財務諸表論(2)(6単位まで) |
法人税法 | 税務会計概論(2)、税務会計実践(2)(4単位まで) |
公認会計士(短答式・論文式)合格 | |
簿記入門演習(2)、商業簿記(2)、工業簿記(2)、現代会計(2)、株式会社簿記(2)、会計制度論(2)、財務諸表論(2)、上級財務諸表論(2)、連結会計論(2)、原価計算論(2)、コスト・マネジメント(2)、管理会計論(2)、監査論(2)、内部統制論(2)、情報会計論(2)、外貨換算会計論(2)、証券市場会計論(2)、商法I(総則)(2)、商法II(会社法)(2)〔ただし、短答式合格は10単位まで、論文式合格は14単位(短答式合格で認定可能な10単位に4単位を加える)まで〕 |
対象者 | 申請期間 | 認定時期 | |
---|---|---|---|
新入生【入学前資格取得者】 | 入学年度の4月1日〜4月11日 | 春学期の成績発表時 | |
在学生 | 春学期 | 7月12日〜8月22日 | 春学期の成績発表時 |
秋学期 | 12月20日〜1月30日 | 秋学期の成績発表時 |
※新入生で入学以前に取得した資格については、入学時のみに申請を許可します。