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カリキュラム

ALSP(Accounting Linkage Special Program:エー・エル・エス・ピー)

ALSP(会計連携特別プログラム)学部と会計専門職大学院の連携を強め、公認会計士試験の資格合格と、ビジネススキルの修得をフルサポート。

2011年度より、公認会計士の資格取得をより強力にサポートする会計連携特別プログラム、ALSP(Accounting Linkage  Special Program)がスタートします。ALSPは、公認会計士を主とする会計専門職のプロフェッショナルを養成するための関西大学会計専門職大学院(会計研究科)と商学部との連携を強め、資格取得に向けて効果的なカリキュラムを提供することをめざしたプログラムです。
プログラムは1年次の秋学期から始まり、簿記や会計に関する知識の有無を問わず、公認会計士試験合格のためのノウハウをもつ専任教員や外部講師による演習形式の講義を通して、より専門的な知識を習得することが可能になります。
講義は定員制で実施され、ゼミ形式のワークショップ科目など試験に向けて集中できる学習環境を整備。
また、講義時間以外にも多くの学習時間を確保できるように、学部のゼミを履修しなくとも卒業所要単位を満たすことができる24科目48単位をALSPにおいて配当しています。こうした学部と会計専門職大学院の強固な協力体制のもと、経営や経済など幅広い教養を備えた総合的なビジネスセンスを身につけ、高度な企業経営を支援する公認会計士の育成をめざします。

会計連携特別プログラム(ALSP)の概要

ALSPは、2011年4月より新設される第8類「会計連携特別プログラム」と既設の第5類に属する「APP科目」より構成されます。商学部では従来、そのカリキュラムにおいて、2004年度にAPPを、2005年度にASPを各々設置し、日商簿記1級取得者、公認会計士といった会計プロフェッショナルを目指す学生を対象に教育を行ってきました。ALSPは、究極的には同じ目標を持つこれら2つのプログラムを統合し、会計プロフェショナルの養成をより効果的に進め、関西大学全体として会計プロフェッショナルをより多く輩出することを目標とするものです。関西大学がその基本理念として「学の実化」を標榜していることに照らしてみても、ALSPの設置による会計教育の推進は、その理念に適った教育課程となるものと考えられます。

概要図

会計連携特別プログラム(ALSP)関連科目

少人数の演習形式で、公認会計士になるために必要な実務知識や理論、高度な専門知識に加えて、公認会計士試験受験にむけての具体的対策を短期間で体系的・効率的に身につけることを目的としています。なお、このプログラム科目は、所属専修等に関係なく自由に履修することができます。第8類会計連携特別プログラム(ALSP)に参加する場合は、履修することを推奨します。
履修に関する留意事項は次のとおりです。

  • ア.科目によっては、簿記などの基礎的な知識を前提とすることがあるため、履修条件として一定の資格が必要な場合があります。
  • イ.いずれの科目についても一定の定員を設けています。履修にあたっては、履修を希望する前学期の所定の期間に申し込む必要があります。

ALSPに関連する科目(第5類、第8類科目)の一覧(履修モデル)は、図表1の通りです。

図表1 科目一覧(履修モデル)
配当年次 2011年度入学生用 2009、2010年度入学生用 単位数
1年次[秋] [第5類] 上級簿記演習Ⅰ [第5類](APP) 2単位
財務諸表論演習Ⅰ 2単位
[第8類] 市場と会計 [第5類](ASP) 2単位
会計学演習 簿記と会計 2単位
        8単位
2年次[春] [第5類] 上級簿記演習Ⅱ [第5類](APP) 2単位
原価計算論演習Ⅰ 2単位
  企業法演習Ⅰ 2単位
  財務諸表論演習Ⅱ 2単位
2年次[秋] [第5類] 上級簿記演習Ⅲ [第5類](APP) 2単位
原価計算論演習Ⅱ 2単位
企業法演習Ⅱ 2単位
[第8類] ワークショップⅠ [第5類](ASP) 商業と会計 2単位
        16単位
3年次[春] [第5類] 上級簿記演習Ⅳ [第5類](APP) 2単位
原価計算論演習Ⅲ 2単位
監査論演習Ⅰ 2単位
企業法演習Ⅲ 2単位
[第8類] 管理会計論演習 [第5類](ASP) 2単位
ワークショップⅡ 経済と会計 2単位
3年次[秋] [第5類] 原価計算論演習Ⅳ [第5類](APP) 2単位
監査論演習Ⅱ 2単位
企業法演習Ⅳ 2単位
[第8類] 財務会計論演習 [第5類](ASP) 2単位
会計監査論演習 監査論演習 2単位
ワークショップⅢ 経営と会計 2単位
        24単位
        総計 48単位
【注】
  1. 上記の[第5類]の新規科目は、第5類に新設する「会計連携特別プログラム関連科目」に属する。
  2. 上記の[第8類]の新規科目は、新設する「専門教育科目【第8類】「会計連携特別プログラム科目」(許可制科目)」に属する。
  3. 上記の「同」は、現行の科目名称を変更しないことを示す。

1. 卒業所要単位数

ALSPが指向する教育では、講義時間以外にも多くの追加的な学習時間を必要とするため、そのプログラム内容から考えて演習・専門演習・卒業研究・研究論文(以下、単にゼミと呼ぶ)を並行履修することができません。このためゼミを履修しなくとも、ALSP履修学生が卒業できる環境を整えるため、ALSPにおいては24科目48単位を配当し(図表1参照)、第5類(ALSP関連科目)の科目(履修制限単位外)は現行学則通り14単位まで、第8類(ALSP科目)の科目(履修制限単位に含まれる)は10単位まで、卒業所要単位へ算入できるものとします。

2. 配当科目

ALSPで提供する科目は、図表1の通り、24科目であるが、それらを公認会計士としての資格能力の観点から分類すると、3種類の科目に分類されます。

(a) 計算科目(計9科目18単位)
  • (1年次秋学期)「上級簿記演習Ⅰ」「会計学演習」
  • (2年次春学期)「上級簿記演習Ⅱ」「原価計算論演習Ⅰ」
  • (2年次秋学期)「上級簿記演習Ⅲ」「原価計算論演習Ⅱ」
  • (3年次春学期)「上級簿記演習Ⅳ」「上級原価計算論Ⅲ」
  • (3年次秋学期)「上級原価計算論Ⅳ」
(b) 理論科目(計12科目24単位)
  • (1年次秋学期)「市場と会計」「財務諸表論演習Ⅰ」
  • (2年次春学期)「財務諸表論演習Ⅱ」「企業法演習Ⅰ」
  • (2年次秋学期)「企業法演習Ⅱ」
  • (3年次春学期)「監査論演習Ⅰ」「企業法演習Ⅲ」「管理会計論演習」
  • (3年次秋学期)「監査論演習Ⅱ」「企業法演習Ⅳ」「財務会計論演習」「会計監査論演習」
(c) ワークショップ科目(計3科目6単位)
  • (2年次秋学期)「ワークショップⅠ」
  • (3年次春学期)「ワークショップⅡ」
  • (3年次秋学期)「ワークショップⅢ」

3. 卒業論文

卒業論文の作成は行いません。

4. 定員

まず、上記科目のうち(a) 計算科目、(b) 理論科目の各科目については、当面は、定員45名の許可制科目とします。
次に、(c)ワークショップ科目は、公認会計士等の会計プロフェッショナルに要請されるスキルや思考力を身に付けることを目的としており、それゆえ、少人数教育を徹底するため、各クラス定員15名で2クラスずつ開講します。「ワークショップⅠ」は演習に、「ワークショップⅡ」および「ワークショップⅢ」は専門演習に、各々相当するゼミ形式の科目であり、いずれも会計研究科の教員が担当します。「ワークショップⅡ」と「ワークショップⅢ」はセット履修しなければなりません。
なお、ワークショップ科目ならびにそれ以外のALSPの科目において定員を大幅に超える応募があった場合には、別途検討します。

5. ALSP修了要件

第5類のALSP関連科目(16科目32単位)および第8類のALSP科目(8科目16単位)を合わせた24科目48単位の中から、下記の6科目12単位を含み、計12科目24単位を修得した場合にALSPを修了したものと認定し、「ALSP修了証」を授与します。

【ALSP修了のための必修科目】計6科目12単位
ALSP関連科目 上級簿記演習Ⅰ、上級簿記演習Ⅱ、上級簿記演習Ⅲ、上級簿記演習Ⅳ
ALSP科目 ワークショップⅡ、ワークショップⅢ

6. 早期卒業

ALSPプログラムの履修者で、一定の成績基準を満たす者に関しては、会計研究科への進学を前提として、3年次終了時での卒業(早期卒業)を可能とします。また、早期卒業を選択しない場合、学部を退学した形での会計研究科への進学を選択することもできます。さらに、進学せずに4年次に学部において勉学を継続することも可能であり、現在会計研究科において先行履修制度が検討されています。

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