総合高齢者福祉施設「上牧の郷」 訪問
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執筆担当: 黒田愛実(近藤ゼミ)
4月27日、
高槻市の上牧にある、
総合高齢者福祉施設「上牧の郷」の施設見学に伺いました!施設長でもあり、
高槻市介護事業者協議会の防災対策部会でもお世話になっている
北元さんに施設を案内していただき、学生3名が館内を視察しました。
以下、写真と共に当日の様子をお伝えします!まずこちらは災害用の備蓄倉庫です。
水害に備えて、上牧の郷では施設の屋上に設置されています。
倉庫の中も拝見させていただいたのですが、奥にはポータブル発電機があり、
停電時でも電気が使えるように工夫されていました。同じく屋上には、発電機が整備されています。
大型の発電機で、3日間は電気がまかなえるそうです。
特別に動かしていただいたのですが、かなりの轟音でした!
船にも使われているような発電機なだけあり、迫力がありました!続いて、施設内の様子もお届けします。
驚いたのは、施設の扉についてです。
実は、施設内の扉は全て「防火扉」になっているそうです。
介護施設で一番危険な災害は火災のため、
防火扉をはじめスプリンクラー専用の発電機等、
火災対策は徹底されている様子でした。実は、私たち学生にとって、
今回が人生初めての介護福祉施設の見学でした。
見学を通して、私を含め学生一同が感じたのは
まるで「家にいるような雰囲気」だということです。それぞれの部屋の前には表札がかかっていたり、
少し部屋を見せていただくと、それぞれ使用しているタンス等の家具が違っていたり。施設では利用者の方々に「自分の家」と捉えてもらうよう、
上記のように、施設全体に工夫が施されているそうです。
暖かい雰囲気で利用者の皆さんが過ごされている様子を見て、
学生一同、心があたたまる思いでした。上牧の郷では、施設のコンセプトとして
利用者の方を「自分のとても大切な人」と位置付けてサービスを提供されています。
施設内の様子を拝見して、職員の皆さんが
利用者の方一人ひとりと向き合い、コミュニケーションを大切にして
日々仕事をされていることを実感しました。北元さんや職員の方とのお話の中で、福祉に関する問題は
現状としてまだまだ多くあることを知りました。
また、北元さんは、介護職は「難しいが、尊い仕事」と話されていました。
北元さんや、職員の方の介護・福祉に対する想いを伺ったことで、
私もより一層、福祉について学びを進めたいと思いました。北元さんを含め、施設関係者の皆様、
ご多用の折りにもかかわらず、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!こちらは北元さんからいただいた、介護を題材にしたマンガ「ヘルプマン」です!
学生一同 楽しく読ませていただいています!