神戸市長田区でまちあるきを行いました。
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執筆担当: 錦真子
こんにちは、3回生の錦真子です!
5月27日、神戸市長田区でまちあるきを行いました。神戸市長田区御蔵通は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災により大きな被害を受けました。
認定NPO法人まち・コミュニケーション代表理事の宮定さんに、当時の御蔵地区の状況や、現在までの復興状況など、貴重なお話を伺いました。
阪神・淡路大震災の直後から、被災した住民の方々に寄り添い、厚く支援されてきたことを、実際にお会いして感じ取ることができました。この写真は被災電柱です。
多くの建物が消失してしまった中、この御蔵北公園の一角にある電柱は、震災時のまま保存されています。御蔵北公園に建てられた慰霊モニュメントです。
真ん中に震災前の地図が存在し、震災で亡くなった方の位置を表す仕掛けがあります。
まちの8割が焼失したのにも関わらず、マンションや整備された道路が並ぶ新しい住宅地へと生まれ変わっていました。そして道路幅は震災前の2~3倍に広がりました。1時間ほどのまちあるきでしたが、住民とボランティアの方々の協働により、まちづくりを主体とした復興活動が多く行われていたことを目にすることができました。
コミュニティの形成と復興の関係性について理解するとても良い機会になりました。最後に、今回のまちあるきにあたり、お世話になりました宮定さんを含めまちコミュニケーションの皆様、本当にありがとうございました。