ゲストスピーカー:東日本大震災の経験談

執筆者 奥村ゼミ3回生 山崎 健司

7月17日(金)春学期最後のゼミは、東日本大震災の被災地「雄勝」ご出身の阿部晃成さんをお迎えし、お話をお聞きしました。もちろん、Zoomによるオンライン講演会です。

阿部さんとそのご家族の皆さんは「宮城県沖地震が発生したらここに避難しよう」と予め決めていた場所で津波に巻き込まれてしまう、というご経験をされました。幸い家族全員助かられたのですが、一晩海上を漂流されたそうです。

私はこの過酷な避難体験に加えて、ご家族の皆さんがその後1週間程度ご経験された「避難生活での出来事」について興味を持ちました。避難生活と言っても学校などの公的な施設での生活ではなく、津波で流されなかった知り合いの家での生活だったとお聞きしました。そこでの食糧や燃料の確保のお話など、大変興味深くお話を聞かせていただきました。

これからゼミの醍醐味である「研究」が本格的に始まります。3回生同士、切磋琢磨しながら頑張っていきたいです!

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阿部さんご家族の避難先

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3回生、4回生皆でお話をお聞きしました