夏合宿 感想文

土田ゼミの合宿

土田ゼミ4回生の皆で、土田教授と関西大学六甲山荘に行きました。
8/17~8/19の二泊三日の勉強合宿として、集中的にゼミ生の卒業論文を進めていきました。

以前は親睦を深めるための合宿でしたが、今回は勉強合宿としてゼミ生全員がお互いに、行き詰っていたら助け合いをして、順調に卒業論文提出に向けて協力し、作業が捗りました。

1日目は勉強を主に行っていましたが、2日目には昼食を取りに六甲山ガーデンテラスの「六甲ビューパレス」というレストランに行きました。そしてその周りには、眺望スポットがたくさんあり、阪神間の街並みを楽しむことができる「見晴らしのデッキ」や、六甲の山並みと瀬戸内海などを一望できる「見晴らしのテラス」などで、アイスクリームを片手にのんびりと過ごし、景色を楽しみました。
この「見晴らしのデッキ」では、伝説の遊びとされる「かわらけ投げ」というものがあります。その内容は、土でできた素焼きの皿「かわらけ」をできるだけ遠くまで飛ばして、厄除けの願いを込めた古くからある遊びで、土田ゼミも一同でかわらけ遊びをし、厄除けを行いました。ガーデンテラスからの帰りには、「日東航空おやしお号墜落事故」の慰霊碑に立ち寄り、黙祷を行いました。乗客の安全を第一に考え、命を落としていったCAの姿は、安全の最前線を走る我々に、大きな印象を与えてくれました。

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神戸牛を堪能したあとは、六甲ガーデンテラス内にある「見晴らしの塔」と呼ばれるヨーロッパの古い建物をイメージして作り上げられた建物に行きました。高さは、11mと塔にしては低めではありますが、標高890mの六甲山上に建っていることから、高さに関しては十分であり、中世ヨーロッパの建物にいる気分を味わうことができました。
「見晴らしの塔」からだと、明石海峡大橋・淡路SAの観覧車のライトアップ、さらには御堂筋といった大阪方面までもが見渡すことができる大パノラマ夜景を楽しむことができます。戦後、六甲山から見える大阪、尼崎、神戸、芦屋の4市の1ヶ月間の電気料金を計算してみたところ、当時のドルに換算すると100万ドル強であったことから、この夜景は当時、「100万ドルの夜景」と表現されていました。その後、2005年に六甲ガーデンテラスから見える地域の電気代を計算したところ、1千万ドルを超えていたことから、現在は「1千万ドルの夜景」という名称が付いています。この時間に、伊丹空港に着陸する飛行機からは、これらの夜景が見られるので、是非!

しばらく夜景を眺めていると、遠くの方で花火が上がったことに気付きました。しかし、5分も経たないうちに花火が上がらなくなったので、不思議に思っていたところ、なんとこの花火は、SUMMER SONICのフィナーレを飾る花火だったのです!この日は少し霞んでいたのですが、花火が終了すると、その時を待っていたかのように、満月が姿を表しました。その姿は、土田先生の一眼レフがしっかりと捉えていました。

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このメンバーと一緒に過ごせるのはあと半年しかありませんが、それぞれが思い思いの研究を行い、3月19日に卒業証書を受け取ることを、楽しみにしています。