高槻日吉台 防災福祉連絡会

執筆担当: 坂東大輔(近藤ゼミ)

6月8日土曜日に高槻日吉台地区でおこなわれた、
防災福祉連絡会に参加させていただきました。

日吉台地区は、日頃からの防災意識と行動力が高い地区で、
昨年6月の大阪北部地震の際には、
地区の中にある45自治会の自治会長全員に
電話で連絡をして安否確認をするなど、
素晴らしい対応をなさった地区です。
日吉台地区を訪れるたびに、本当に勉強になることがあります。
そんな日吉台地区での今回の「防災福祉連絡会」は、
「災害時要援護者支援についての考え方」と
「大阪北部地震から1年経っての意見交換」が
予定されていました。

写真1

【防災福祉連絡会の様子】
まず「災害時要援護者支援の進め方」については、
実際に、聴覚障害者のかたが出演されているDVDを見て、
要援護者側、すなわち災害時に支援を受ける側の立場にたった
避難所対応の課題について学びました。

聴覚障害者のかたは、外見ではそれとわかりにくいという難点があり、
避難所のなかで取り残されてしまう危険があります。
そこで、出席者の中から、
写真にあがっているようなアンブルボードを使用して、
情報伝達するアイデアが提起されました。
すでにハイキングで試してみたそうで、
その際の「使用感」も報告されていました。
具体的な模索を着実に進めていらっしゃることに感銘を受けました。
近藤ゼミも情報を扱うゼミですので、
ぜひとも一つアンブルボードを手に入れて、
試してみたいと思いました(笑)

写真1

【アンブルボード!】

昨年度の8月には、
日吉台地区の夏祭りにお邪魔しました。
わたしたち学生で、防災・防火対応をイメージした
「大声コンテスト」を企画したところ、大好評でした。
そこで、本年度も、実施したいと思っています。
日吉台地区のご近所同士の結束力(地域防災力)が高まるように、
わたしたちも尽力します。
これからも、どうぞよろしくお願いします!
坂東大輔