大規模災害対策研究機構の現地調査に参加

水災害研究室(以下、水研)3回生の吉山です。


11月23日から11月25日にかけて、大規模災害対策研究機構(CDR)の現地調査に私たち水研から二人が参加させて頂きました。

今回の現地調査は南海トラフ巨大地震とその津波に対する三重県南部の対策を視察し、現状の取り組みを学ぶとともに、今後の防災のためにハード面やソフト面を含んだ包括的な問題解決を検討するものです。
三重県の紀宝町、尾鷲市、南伊勢町、伊勢市に行かせて頂き、津波を始めとした自然災害に対する現状の対策や今後の課題など話し合いました。
行政視察だけではなく、防災科学技術研究所のDONET1、DONET2も見学させて頂きました。
DONET(地震・津波観測監視システム)は南海トラフの地震や津波を常時観測するシステムです。水研のゼミ時間の中でもよく出てくる言葉なので、実際に見れたのは嬉しかったですね!

 現地調査を通して、学術的な話だけでなく、ざっくばらんに話すことで様々な視点が災害の問題を考えるに当たって必要なんだと感じたことが印象的でした。
学生は水研からだけだったので、貴重な体験をさせて頂いたと思います。
水研では、通常のゼミ活動以外に外部の現地調査の参加や他大学との合同ゼミなど様々な活動をしています!座学や研究だけではないところも水研の魅力の一つですね!


 今回、大規模災害対策研究機構の方を始め、関西大学特別任命教授であり、CDR理事長でもある河田恵昭先生、三重県の市町村の危機管理課・防災課の方、高橋教授など様々な方々にお世話になりました。
学生ながらこのような調査に同行させて頂き、ありがとうございました。
来年はもっと参加人数を増やして、水研も盛り上がって行きたいです!

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海底にあるDONET1の視察
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河田先生と伊勢市にて