「足湯」ボランティア~セクション3~

施設での足湯が終わった後、全員で「振り返り」をし、それぞれが考えたこと・感じたことを共有しました。初めて「足湯」を経験した学生たちは、皆、この活動に魅力を感じたようです。私も言葉では言い表し難いのですが、またやってみたいと強く思える活動でした。

(写真:施設で足湯が終わった後の「振り返り」)

東北大のメンバーも、自分達のノウハウを他大学の学生や被災地に伝えられたことを喜んでくれていたようです。振り返り終了後は、そのまま高槻市社協に向かい、翌日の足湯の確認をしてから解散しました。

(高槻市社会福祉協議会の建物の3階にある災害ボランティアセンター入口)

(ボランティアの控室の掲示)

 

翌日16日の午前中、東北大と神戸大のメンバーは、高槻市社協の災害VCに登録して、高槻市内を戸別訪問するニーズ調査に参加してくれました。そして午後、ボランティアを送り出して一段落した社協の職員さんたちに「足湯」を体験してもらいました。
大変好評で、「職員がノウハウを身に着けられたら、他の被災地でも使えるのでは」と言った意見も出ていました。


今回、活動に参加して、遠方から色々な人が高槻を応援してくれていることが分かりました。私たちも、偶然の人のつながりで「足湯」を教えてもらい、実践する機会をいただきましたが、それは足湯をしてきた人たちが、その活動が途絶えないように、「伝える」「教わる」ことを意識して続けてきたからできたのかもしれません。ただ、こうしたことは、普段から私たちが自然にしていることでもあります。災害時の活動を特別なことだと思い過ぎない方が良いのかもしれません。
被災地でなくても「足湯」をさせてもらう機会があれば、してみたいと思います。