ONとOFFの社安生活 #7

初めまして、関西大学社会安全学部、菅原ゼミ3期生の中村拓人です。ゼミ内では書記をやらせていただいています。

 3期生のブログのテーマが「ONとOFFの社安生活」ということで、僕なりにいろいろ考えてみました。

ONの話

 僕が社会安全学部を選んだのは、社会安全学部に魅力を感じたからではなく、関西大学の文系学部(正確には文理融合ですが)の中で、一番偏差値が低くて入りやすそうだと思ったからです。大学受験生としてあるまじき志望動機でしたが、大学生活は充実していて、社会安全学部に入って本当に良かったと今は思っています。

 すでに多くの方がおっしゃっていますが、社会安全学部の魅力は、様々な学問分野を学ぶことができるということです。僕は今まで、行政学、法学など様々な授業を受講してきました。そして、そのすべてが社会の安全につながるものなのです。社会安全学部に入れば、安全というものは様々な角度から学ぶことができるということに気付くはずです。そして、自分が興味を持った分野を専門としている先生方のゼミ生となり、より深く学んでいくことになります。

 僕は現在、安全に関する基準値をゼミのテーマとしている菅原先生のゼミで学んでいます。所属するゼミで悩んでいた時期に、菅原ゼミの説明会に参加して、世の中には様々な基準値があふれていることを知りました。そして、安全に関する基準値を日常で意識するようになりました。お酒が飲めるようになるのは20歳から、この食品の消費期限は○日までなど、少し考えただけでもたくさんの基準値が思いつきます。そして、それらは決して科学的な根拠のみを考慮して決められているわけではないのです。様々な利害関係が絡んでいて、お互いが妥協した落としどころが基準値となって表れていたりします。そういった、理想論だけでは語れない大人の事情が詰まった基準値というものについて興味を持ち、研究したいと考えました。

OFFの話

 大学では、授業以外の時間は大体自習室で課題をやっています。とはいえ、早く家に帰りたい人間なので、あまり遅い時間まで大学にいたことはありません。卒業するまでに夜の大学の雰囲気も一度味わっておきたいですね。

 僕たちの世代は、大学に入学すると同時に例のウイルスが大流行したので、大学には半年間通うことができませんでした。しかし、そんな時だからこそ、趣味に多くの時間をかけることができました。僕の趣味というのはアクロバットなのですが、屋外で1人でやる分には密にならないので、黙々とやっていました。今はいろいろ忙しいのであまりやれていませんが、またやりたいです。

(皆さん写真を載せていらっしゃるので、僕も載せてみました。空中で回ってる瞬間です。)

写真1