福島県西郷村訪問 その3

執筆:  濱口大暉 (近藤ゼミ)

こんにちは!
近藤ゼミ3回生の濱口大暉です。

9/16~17日の3日間で
福島県の西郷村に訪問しました。
今回は2日目後半での活動をご報告します!!

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(写真:福島県喜多方市にあるJR磐越西線の濁川橋りょうの崩落現場)

まずは、8/3から降り続いた記録的な大雨の影響による
河川の増水によって橋が崩落してしまった現場を
訪問させていただきました。

橋が落したことから、
喜多方駅から先には行けなくなりました。
橋を架けなおすには3年や5年ほどかかるのではないかと
言われているそうです。

実際に崩落している橋を見ることができ、
押されて倒されているというよりも、
足元をすくわれて倒れているように見え、
普段の緩やかな川の流れからは想像もできないほどの力が
橋にかかっていたことを、以下の写真からも
理解してもらえると思います。
訪問することで改めて、自然災害というものの強大さを
再認識することができました。

写真1

その後、「磐梯山噴火記念館」を
訪問させていただきました。

こちらは、1888年に磐梯山で起きた噴火の被害や
それ以降の復興などが展示してある記念館でした。

噴火の際には
日本赤十字社の初めての災害救護活動であったり、
報道カメラマンが押し寄せてきたことであったり、
様々な記録が掲示してありました。
もちろん、その際に撮影された写真なども
展示されていました。

この記念館で私が感銘を受けたのは、
写真や文字だけでなく、その当時はなかった映像を再現し、
部屋自体が揺れながらその説明つきの再現映像を見る
という空間でした。

揺れていることで臨場感があり
この災害のおそろしさを追体験をすることができました。
あたまで知ってもらうだけでなく、
自分の体で実感してもらうことが
災害を伝えていくためには重要なことなのではないかと感じました。

写真1

その後、「磐梯山噴火記念館」を
訪問させていただきました。

今回の訪問では
多くの方にお話しを聞かせていただきました。
どの方も「ここのお米は美味しい」「お水が良い」と
町や地域に誇りを持っていらっしゃる方ばかりでした。
その言葉の通り、どのご飯もおいしく、
素敵な場所ばかりでした。

それだけでなく、
東日本大震災による影響で
「お米が売れない」「観光客があまり来ない」
というお話もありました。
まだ風評被害の影響は根強く、
復興の道のりはまだ続いているということを強く感じました。

写真1

3日間の訪問では
多くの方にご協力をいただくことで、
有意義なフィールドワークを行わせていただくことができました。

関西大学校友会の松永さんをはじめ、
西郷村会議員の大竹さんには
沢山のお話を聞かせていただき、
大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

濱口大暉